トレーナーに必要な生理学の知識(ホルモン編)(パーソナルトレーナー 資格 池田達也)

前回に引き続き生理学のご紹介です!これから梅雨が明けると夏本番となります。夏に向けてダイエットに励んでる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、生理学を学んだ上でダイエット(ケトジェニックダイエット)を行うと効果的か。について生理学の知識と共にお届けいたします^ ^


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パーソナルトレナーに生理学の知識は必要?【vol.2】

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前回に引き続き生理学のご紹介です!

これから梅雨が明けると夏本番となります。
夏に向けてダイエットに励んでる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、生理学を学んだ上でダイエット(ケトジェニックダイエット)を行うと効果的か。について生理学の知識と共にお届けいたします^ ^

〜目次〜
1.ケトジェニックダイエットとは?
2.糖新生とは?
3. ホルモンとは?
4. ボディーメイクに関わるホンモン
①成長ホルモン
②テストステロン
③コルチゾール
5. 脂肪燃焼に役立つ成分
①カルニチン
②カフェイン

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1.【ケトジェニックダイエットとは?】

ケトジェニックダイエットとは、必要なカロリーの大半を脂肪から摂取することで、身体を『ケトーシス』状態とし、体脂肪燃焼を促すダイエット方法となります。
ん?ケトーシス状態?
早速聞き慣れない用語が出てまいりました…

通常、炭水化物(糖質)をエネルギー源としている身体の仕組みを、脂肪を主なエネルギー源にする仕組みに切り替えた状態ことをケトーシス状態と言います。
<ケトジェニックダイエットを成功させるための5つルール>

①糖質のコントロール

・総摂取カロリーの10%(60g以下)

②タンパク質の摂取

・総摂取カロリーの30%

③良質な脂質の摂取

・総摂取カロリーの60%

→オメガ3脂肪酸(魚油、えごま油、あまに油…etc)
→オメガ9脂肪酸(アボカド、アーモンド、オリーブオイル…etc)

④食物繊維繊維の摂取

・20g/日

⑤ビタミン、ミネラルの摂取

上記を守ることで体をケトーシス状態とする事ができます!
ですが、導入期(糖質をエネルギー源としている状態から脂肪をエネルギー源と切り替える時期)は糖質をかなり制限(20g以下)する事で、スムーズにケトーシス状態へと切り替える事ができるようです。
<ケトーシス状態を確認するアイテム>

ルールを守って食事を行なっていても、ケトーシス状態となったのか判断がつきにくいかと思います…

そんな時、以下のアイテムが役立ちますので是非ご活用ください!

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①ケトスティック
→試験紙に尿をかけ、色の変化でケトン体の量を確認することができる。

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②ケトンメーター
→計測機に息を吹きかける事でケトン体の量を確認することができる。

2.【糖新生とは?】

糖新生とは、糖(グルコース)以外の物質(ピルビン酸、アミノ酸、グリセロール…etc)から糖を生成する経路をいいます。

糖新生は特に飢餓状態で促進され、筋分解を引き起こすため、タンパク質(アミノ酸)の摂取は怠れません。

しかし、アミノ酸の中にも糖新生で糖に変換されやすいアミノ酸、「糖原性アミノ酸」とケトン体合成や脂肪酸合成に用いられるアミノ酸、「ケト原性アミノ酸」があります。

そのため、ケト原性アミノ酸であるロイシンリジンの摂取を心掛けましょう!

bcaaとeaaというサプリにはケト原性アミノ酸であるロイシンが豊富に含まれるためうまく活用するとグッドです!

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3.【ホルモンとは?】

ホルモンとは内分泌腺や特定の細胞など身体のいたる所で作られている化学伝達物質です。消化吸収、呼吸、代謝、循環、免疫など身体の様々な調整を行います。

つまり、身体の機能がスムーズに働くための潤滑油のような役割を担っているのです!

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4.【ボディーメイクに関わるホルモン】

100種類以上あると言われているホルモンの中で、特にボディーメイクを行う上で知っておきたいホルモンを3つご紹介致します!

①成長ホルモン
乳酸濃度の上昇によって分泌が促されるホルモンで、体脂肪燃焼に働きかけます。

また、成長ホルモンが分泌される事により筋肥大に効果的なホルモン(テストステロン、IGF-1)の分泌を刺激します。
②テストステロン
骨格筋合成に働きかける主要な男性ホルモンです。その他造血作用や骨の強化、抗肥満作用にも効果的。

分泌促すためには、高強度のレジスタンストレーニングを行うと良いでしょう!

③コルチゾール

別名「ストレスホルモン」と呼ばれ、
タンパク質の分解酵素を増加させ筋分解に働きかけます。

また、過度な運動によっても分泌が促進されるため、適切な休養をとることが大切となります。

ストレスフリーな生活を心がけましょう!

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5.【脂肪燃焼に役立つ成分】

①カフェイン
皮下脂肪から遊離脂肪酸へ変換させやすくする作用を持ち、脂肪燃焼に働きかけます。

コーヒーやお茶に多く含まれております。

特に摂取基準で定められてはいませんが、
400mg/日の摂取量を超えないよう注意すると良いでしょう!
②カルニチン
遊離脂肪酸をミトコンドリア(脂肪を代謝する場所)への輸送を担う成分です。

赤身の肉、魚肉、鶏肉、牛乳などの動物性食品に豊富に含まれているため、積極的に摂取していきたいですね!

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【まとめ】

いかがでしたでしょうか^ ^

生理学を学び、ダイエットのメカニズムやホルモンの役割、分泌方法を知る事で、効率的かつ適切なダイエットを行えると思って頂けたのではないでしょうか!

最後に、生理学を学んでみて…

ダイエット、筋肥大、健康維持…etc
それぞれニーズが異なるお客様がいらっしゃいます。

それらに全てに対応するためには生理学の知識は欠かせないと感じました。お客様へ最善のご案内ができるようこれからも学び続けて参ります!

今回の記事は以上です!
最後までご覧頂きありがとうございました。

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