コラムを書いた人
池田達也
トレーナーズラボ第3期生の池田達也です。
皆さんこんにちは!
チョミント味好きが周りに居なくて悲しい
パーソナルトレーナーの池田です!
「ご飯はよく噛んで食べると良い」と言われておりますが、具体的には何がいいの?噛む回数は?などなど。
咀嚼回数を増やすと良いって聞くけど何が良いのか分からない…
今回はそのような方に向けて咀嚼回数を増やす事で得られるメリットやダイエット効果をご紹介致します!
〈目次〉
1.【ダイエットに嬉しい効果】
① 食べ過ぎ防止
② 便秘改善
③小顔効果
④代謝アップ
2.【健康面の効果】
① 睡眠の質向上
② 口臭、虫歯予防
③ 脳の活性化
3.【噛む回数の目安は?】
4.【まとめ】
1.【ダイエットに嬉しい効果】
① 食べ過ぎ防止
満腹感を脳が感じるには時間がかかります。良く噛まずに食べることで早食いに繋がり、脳が「お腹いっぱい!」という指令を出す前に食べ過ぎてしまうのです!
よく噛むことで食事にかかる時間が長くなり、少量の食事でも満腹を感じることができるでしょう!
② 便秘改善
良く噛まずに大きなまま食べ物を飲み込むと、胃に負担がかかり消化不良になってしまうのです…
よく噛んで食べると、食べ物が細かくなり消化しやすくなります。そのため便秘の改善に繋がるという訳です!
③小顔効果
噛む動きには顎や頬、口周りなど、沢山の筋肉が使われております!
そのため、顔の筋肉が引き締まり小顔効果が期待されます!
2.【健康面の効果】
①睡眠の質向上
セロトニンというホルモンは、別名”幸せホルモン”とも呼ばれており、咀嚼のリズム運動によっても活性化します。
このセロトニンを材料にしてつくられるメラトニンが睡眠の質に大きく関わるホルモンなのです!
つまり、食事の際にしっかり咀嚼をすることが睡眠の質にも影響するので、大切にしましょう!
②口臭、虫歯予防
咀嚼することで唾液の分泌が促進されます!
沢山の唾液が分泌される事で、食後酸性に傾いた口内のpHを中和したり、殺菌や歯の再石灰化をしてくれたりするなど、口内の健康を守るために重要な働きをしてくれます!
③ 脳の活性化
よく噛んで食事をとると、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚という五感の情報が脳に送られます。
口のなかはとても鋭敏な感覚をもっており、咀嚼をすることで脳に多くの情報が送られ、脳のあらゆる部位を活性化させています。
また、噛むことは脳の「海馬」を刺激するということが分かってきました。
海馬は、「近時記憶(最近起こったことに関する記憶)」に関係すると推測される部分です。このことから、よく噛むことは、認知症の予防にもつながるのではないかと期待されています!
3.【噛む回数の目安は?】
「咀嚼は30回しましょう」とよく言われますが、この30回という数字は、生のニンジンやナッツ類などの固形物を噛む際、消化不良を起こさない理想の回数だそうです。
(日本咀嚼学会の研究より)
30回はあくまでも基準の数。まずは、意識的に噛む回数を増やそうという心がけが大切になります!
4.【まとめ】
今回は咀嚼回数についてご紹介致しました。
下記にまとめます。
• よく噛んで食べることで小顔効果や食べ過ぎの防止となる。
• 健康にもよく、脳の活性や口臭予防、睡眠の質の向上につながる。
• 噛む回数の目安は”30回”
いかがでしょうか!
よく噛んで食べることでダイエットや健康に良いことが沢山ありましたね。
是非、明日の食事から咀嚼回数を意識して食べて頂ければと思います!
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