コラムを書いた人
草野裕太郎
トレーナーズラボ第4期生の草野裕太郎です。
フィジーク大会まであと6日、
体力があるうちに前回の続きを投稿します!
ぜひ最後まで読んで下さい!
今回の内容は生理学を学んだ上で、
ケトジェニックダイエットを行うと、
本当に効果的かどうかについてです。
目次
1. ケトジェニックダイエット
2. 糖新生
3. ホルモン
4. ボディーメイクに関わるホルモン
成長ホルモン、テストステロン、コルチゾール
5. 脂肪燃焼に役立つ成分
カルニチン、カフェイン
(前回よりかは読みやすいはず!) 笑
1.ケトジェニックダイエット
ケトジェニックダイエットとは、必要なカロリーの大半を脂肪から摂取し、
身体をケトーシス状態とし、
体脂肪燃焼を促すダイエット方法。
通常、糖質をエネルギー源としている我々の身体。
脂肪を主なエネルギー源にする仕組みに切り替えた状態をケトーシス状態という。
糖質のコントロール、タンパク質の摂取、
良質な脂質の摂取(Omega3-9がおすすめ)、
食物繊維繊維の摂取、
ビタミン、ミネラルの摂取、
これらを守ることで体をケトーシス状態にスイッチオンできます。
ですが、糖質をエネルギー源としている状態から脂肪をエネルギー源と切り替える時期は糖質をかなり制限(約20g以下に)する事で、スムーズにケトーシス状態へと切り替える事ができるといわれてます。
約20gはコンビニのおにぎりを半分にした量なので糖質好きは、
涙が出ますね、、、
ルールを守って食事を行なっていても、ケトーシス状態となったか判断がつきにくいと言われています。
そんな時、以下のアイテムが役立ちますので是非Amazonでプチプチしてみて!
ケトスティック
試験紙に尿をかけ、色の変化でケトン体の量を確認することができる。
ケトンメーター
計測機に息を吹きかける事でケトン体の量を確認することができる。
技術の発達は本当に凄いですよね!
確実にケトジェニックをしたい時は買う価値あり。
おにぎりよりケトスティックだ!
2.糖新生
糖新生とは、糖以外の物質(ピルビン酸、アミノ酸、グリセロール、等)から糖を生成する経路を指します。
糖新生は特に飢餓状態で促進され、筋分解を引き起こすため、タンパク質の摂取は絶対に怠れません。よく”カタボル”と一流のマッチョは口にします。
私もよく言います。笑
しかし、アミノ酸の中にも糖新生で糖に変換されやすいアミノ酸とケトン体合成や脂肪酸合成に用いられるアミノ酸、(ケト原性アミノ酸)があります。
そのため、ケト原性アミノ酸であるロイシンとリジンの摂取を必ず、必ず、必ず、摂るようにしましょう!必ず3回言いましたからね!
bcaaとeaaというサプリにはケト原性アミノ酸であるロイシンが豊富に含まれるため、
必ず活用する。
少なからずカタボルことは抑えられるでしょう。笑
3.ホルモン
肉のホルモンちゃう。なんでやねん。
ホルモンは内分泌腺や特定の細胞など身体のいたる所で作られている化学伝達物質です。消化吸収、呼吸、代謝、循環、免疫など身体の様々な調整を行うのがホルモン。
肉でもバンド名じゃない。
つまり、身体の機能がスムーズに働くための潤滑油のような役割を担っているのです!
4.ボディーメイクに関わるホルモン
100種類以上あると言われているホルモンの中で、特にボディーメイクを行う上で知っておきたいホルモンを3つご紹介致します。
-成長ホルモン
乳酸濃度の上昇によって分泌が促されるホルモンで、体脂肪燃焼に働きかけます。
体脂肪燃焼ですよ!女性が好きな言葉!
成長ホルモンが分泌される事により筋肥大に効果的なホルモン(テストステロン)の分泌を刺激します。
-テストステロン
骨格筋合成に働きかける主要な男性ホルモン、その他造血作用や骨の強化、抗肥満作用にも効果的。
分泌促すためには、高強度のレジスタンストレーニングを行うと良い。
シュワちゃんを目指すならテストステロンを分泌しまくること。
シュワちゃんのテストステロンは目に見えそう、、、
-コルチゾール
別名ストレスホルモンと呼ばれ、タンパク質の分解酵素を増加させ筋分解に働きかける。
また、過度な運動によっても分泌が促進されるため、適切な休養をとることが大切となります。
いかがでしょうか?
ホルモンを食べてれば各ホルモンの分泌に役立つと思ったら大間違えですよ。笑
5.脂肪燃焼
さくっといきます!さくっと見て!
-カフェイン
皮下脂肪から遊離脂肪酸へ変換させやすくする作用を持ち、脂肪燃焼に働きかけるカフェイン。コーヒーやお茶に多く含まれておりますのでトレ前にも良いです!
※400mg/日の摂取量を超えないよう注意すると良いでしょう。
-カルニチン
遊離脂肪酸をミトコンドリアへの輸送を担う成分です。
赤身の肉、魚肉、鶏肉、牛乳などの動物性食品に豊富に含まれているため、積極的に摂取していくのがおすすめです!
ダイエットや減量には赤身!Not ホルモン!
筋肉食堂の赤身はうまかった。余談。
生理学を学び、ダイエットのメカニズムやホルモンの役割、分泌方法を知る事で、効率的かつ適切なダイエットを行えるのはもう間違いないようです。
まだまだ勉強中、常に新しい学説も上がるので随時アップデートもしていきますね。
ダイエット、筋肥大、健康維持、それぞれニーズが異なるお客様がいらっしゃいます。
それらに全てに対応するためには生理学の知識は欠かせないと個人的に思うようになりました。
お客様へ最善のご案内ができるようこれからも学び続けアウトプットしていきまっする!
古いか。
次回は大会後に発信します。
結果報告も併せて発信しますので、
是非お楽しみに!
ありがとうございました!
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