コラムを書いた人
草野裕太郎
トレーナーズラボ第4期生の草野裕太郎です。
ただいま戻りました。
筋トレが大好きでクリスマスも、
ジムにいた草野です。
さて、
前回の記事はいかがでしいたでしょうか!
今回もボディーコンテストに参加した経験を記事にまとめたいと思います。
是非最後までお付き合いくださいませ。
では早速レッツマッスル!
目次
・ボディーコンテストに出場すると決めたら何 をするべきか
・減量、実は楽チン?
・最終調整とは(必要なのか)
今回は上記内容で記事をまとめていきます。
そして、あくまでも一個人の体験談になります。
流すところは流す、
参考になる内容があれば幸いです。
・ボディーコンテストに出場すると決めたら何をするべきか
何をするにも目標やゴールを最初に決めるのは大切だと多くの成功者が口を揃えて言っています。
私もそれには大賛成でボディーコンテストに参加するとなったらまずはコンテストの日程と場所の把握はしておきましょう。
情報整理がスタート地点です!
コンテストの日程が決まればあとは逆算して当日までに仕上げていく方向で身体づくりの進捗を取っていきます。
出場するコンテストにもよりますがその時の身体の状態、置かれている環境、様々な条件下で身体づくりをしていくと思います。
くれぐれも無理のない範囲で調整できるようにバッファーを残せる様慎重に日程を決めていきましょう!
ボディーコンテストは決して逃げたりしません。
健康第一で望むことは絶対的条件です。
コンテストのために命を削るような危険行為はしてはなりません!
無理な増量や減量は本気で身体に悪い。
ここからは来年、私の先々のプランを元に話を進めていきます。あくまでも私のプランですので参考程度に流してください!笑
2021年のボディーコンテスト(FWJ)の日程が先日公表され来年は2回のコンテストに出場しようと決めています。
7月、10月の2つのコンテストに決めてます。
それに向けて現在身体を大きく、増量期としています。予定では3月までとことん大きくして4月から減量を始めようかと思います!
身体を大きくしたり、余分な脂肪を削り落とす減量もある程度の期間が必要です。筋肉は急に大きくなったりしませんし、脂肪も急に落ちたりしません。
魔法をかけない限りそう簡単には身体は変わらないのです。
最低ここまでのざっくりした大枠は決めておきましょう。
大枠が決まれば次に具体に落としていきます。
体重をいつまでに何キロまで落とすか、
体脂肪量•率をいつまでに何%まで落とすか、トレーニングする頻度とそれに見合ったトレーニング内容の構築、
どのタイミングで何を食べて何を食べないか、タンニングは週何回行くか(日サロ)、
トレーニングオフはいつにするか、
いつから炭水化物を抜くか、
いつから脂質を抜くか、
いつから最終調整に入るか、など。笑
人により準備の流れも違いますし、計画の立て方も違います。コンテストに出場慣れしていたら自分のルーチンがあったり経験が武器になりますが初めて出場を試みている方は是非様々な情報をINPUTすることをお勧めします。
SNSではコンテストに出場する上でポイントとなる情報がゴロゴロ転がっています。
ありがたいことに多くの情報が武器になりますが注意しないといけないのは情報信者にならないことです。
Vlog,Youtube,Instagramなどに経験談を投稿されている方は大抵経験者、もしくは優秀な成績を残されたプロ達です。
アマチュアがプロと全く同じことをしても最初からうまくいきません。
そんなプロの皆様から失態談や反省点をでどれだけ多く収集できるか、そして上手くいった内容の共通点をいかに探せるかが重要かと思います。
トレーニング関連の動画、増量減量の食事動画、大会までの過ごし方動画、ありとあらゆる動画が出回っていますのでまずは興味ある内容から見られることをお勧めします。
私は減量を始める時は海外選手のトレーニング動画を見ながらモチベーションを上げ、食事指導などは専属コーチに全て見ていただいています。
1人で工夫するよりその道のプロから直接指導を受けたほうが成果を出せると思っているからです!
コンテストに興味があったり、出る決意をされている方はまずは準備を怠らずゴールを確実に決めることからスタートしていきましょう!
このゴールが決まらないと計画も立てらず、ダラダラトレーニングしてもいい成果は出せません。
・減量、実は楽チン?
見出しは大切だと思います。
いかに目を引けるキャッチフレーズを作れるか。決して詐欺ではないです!!笑
結論から申し上げます。
減量は楽チンと述べていますが最初の慣れる数日間は大変なだけです。
いかにマインドコントロールをできるか。
以上!笑
そもそも、よく考えてみるとコンテストに出ること自体が過酷なチャレンジなのです。
趣味の延長、パーソナルトレーナーが身体で成果を残さないといけない、意味目的、情熱を持って出場する選手って実はそう多くないのです。
過酷なチャレンジには過酷な体験がつきものだとこ個人的に考えています。
大食い選手権に出たら次の日胃がもたれますよね、多分。それと一緒です。笑
一定期間が過ぎたら好きな食事が再びできると思ったら意外と楽チンだったりするものです。
増量、減量も先ほどの準備と一緒で闇雲にやってはならないのは念を押しておきます。
身体づくりですのでいかに日頃の食事に気を遣えるかが重要です。ダイエットすると心がけている人が初日からポテチを食べていたらビンタしますよね?笑
ビンタどころか背負い投げでもいいかもしれません。
以前の記事でもまとめていますが正しいPFC計算、ケトジェニックダイエット、消費カロリーと摂取カロリーの関係性、ローファットダイエット、様々なテクニックをどううまく組み合わせるかで勝敗に大きく関わってきます。
体脂肪が多く着いてしまった増量明けならケトジェニックダイエットがお勧めですし、
逆に筋肉が着き辛いならローファットダイエットで調整するなどの組み合わせで食事管理をしていくようお勧めいたします。
余談ですが、私は毎年増量で失敗します。笑
ついオフ期(減量しない時期)に好きなものをドカ食いして減量期にはとことん減量に専念するといった超ド極端な生活を送っています。
良いか悪いかは置いといて常に人前で脱げる身体づくりを来年は意識して取り組もうと思っています。笑
ドーナッツ、ラーメン、カレーライス、マクド、ジャンクフード(悪質な脂質達)はやっぱり旨い!!笑
オフ期で体脂肪がどうしても多く着いてしまい、増量明けはケトジェニックダイエットに取り組みます。
この1ヶ月で炭水化物を極力摂取せず高タンパクな食事と良質な脂質を摂取して体脂肪を落とすのに専念しつつ筋肉量もなるべく維持しようとします。
毎年の出来事ですので身体も慣れ、ケトン体も一週間しないで発動しますからスイッチが入りやすいです。
ここで体脂肪率を14-10%まで下げたら今度はローファットダイエットに切り替えていきます。
ローファットダイエットの利点も前回まとめていますが筋肉の質を落とさずに取り組めるダイエットです!
もちろん炭水化物の摂取過多には要注意ですが高頻度な筋肉トレーニングと有酸素運動を取り入れれば効果は抜群。
数値変化は短期間で見られないため長くて1-2か月は実施、体重より体脂肪をいかに一桁に落とせるか、そしていかに筋肉に張りを出せるかが勝負となります。
正直、始めてのケトジェニックダイエットもローファットダイエットも上手くいきませんでした。
数値の変化は体感できたものの精神的に安定せず闇雲に減量して思わない結果になったのはいい教訓です。
あるべき基準を把握せず理想だけを追っていたので、あるべきを正しく把握し前向きに増量、減量に取り組むのをお勧めいたします。
オフ期でMAX体重95キロ(コロナ太り)
コンテスト前日は75キロ(今年の減量はしんどかった)
訳3ヵ月強で20キロの減量、ダイエットをするとそれが自信となり次のコンテストに向けての糧となります。
これから挑戦する皆様は是非数値変化や、食事内容、その時の体調や精神状態などを記録に残しておくのもお勧めいたします!
ボディーコンテスト自体はメジャーな競技ではなくまだマイナー競技です。
そんなマイナーイベントに取り組むこと自体マイナーですし普通からかけ離れた生活はセットで付いてきます。
これを理解、覚悟できたら、
楽チンなのが伝われば幸いです。
いかにマインドセットをポジティブにできるか、
増量・減量している自分にいかに浸れるか、
いかに自分の努力がかっこいいことだと自己認識できるか、
これに尽きるかと思います。
・最終調整とは(必要なのか)
良くピークウィークの調整、水抜き、塩抜き、カーボローディング、カーボディプリートなどの言葉を使う選手が大勢います。
コンテスト当日、会場でチップスターをチビチビ食べている選手、あんこのチューブに吸い付いている選手、バナナを3本一気に食べる選手(本当のゴリラ)、死んだかのように爆睡している選手(ミーラに近い)、チュッパチャップスを永遠に食べている選手…笑
これらは私が初めて参加したコンテストの当日、会場で目にした一部の衝撃シーンです。
お前ら馬鹿か!!!
過酷な減量をしたのに、
今になってポテチ、食うか??
寝ているのか、倒れているのかわかんね!!
と、率直に思いました。笑
周囲に目を配れるぐらい余裕があった自分を叱りたいですが上記は全て最終調整の一部だというのが後々理解できたのです。
この最終調整とは、何ぞや。
最終調整とは平たく言うとそのままなのですが細かい部分に拘り、最後の一勝負、ひと賭けとも言えます。
この最終調整は1週間、中には2週間実施する人もいて実施の仕方も人それぞれです。
序盤の減量が上手くいけばいくほど最終調整は楽だし、減量が上手くいってないならどんな手段を使ってでも調整が過酷になります。
水を抜く、塩分を摂取しない、聞くだけで自殺行為ですよね。
とはいえ、この短期間で勝敗に拘るのはとても大切だと個人的に思います。
試験一週間前に猛勉強するか、余裕もって復習程度にするかのどっちかです。
最悪あきらめるか。笑
ただの試験とは違い、全身全霊をかけた努力を無駄にしたくないのでこの最終調整も死に物狂いで実施します。
これも様々な方法があるので是非SNSを上手く活用するのもいいでしょう。
私は毎年工夫を重ねていますが最終調整云々コンテスト2週間前までには98%の仕上がりに持っていけたらいい結果は出るなと思っています。
頭では理解しているがなかなか実現できずですが…汗
最終調整に頼らず予め絞れた身体、張っている筋肉とバランスを整え、試しにカラーリング(タンニング)も行い心身共に余裕のある状態です参加をお勧めします。
無理な最終調整も一度は体験するべきです。笑
水と塩分を摂取しないと心身共にどうなるのか、炭水化物と脂質を極力摂取しないとどうなるのか、精神的にどこまで欠落するか、など。
この経験も確かな武器になりますのである意味お勧めです。笑
さて、いかがでしたでしょうか。
コンテストに向けての準備や、心構え、参考になりましたでしょうか。
少しでも当日のイメージも沸いたら幸いです。
次回は皆さんのリクエストにお答えしてコンテスト当日の過ごし方、コンテスト参加後の感想などについて記事を作成いたしますので乞うご期待を!
今年も残すとこあと2日。
年末年始もジムで過ごす草野(28)でした。
お読みいただき、ありがとうございました!
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