コラムを書いた人
草野裕太郎
トレーナーズラボ第4期生の草野裕太郎です。
クリスマスナイトは、
筋トレをしようと思っています。
クリスマスのデートは憧れますがパーソナルトレーナーとして特別な事はせず日々のルーチンを崩さないように心がけています。(真面目か)
今年残りわずか、
ラストまで己を磨いていきます!
(ディナーに行く相手がいないだけ)
さて、無駄話はここまでにしといて今回の議題に早速入りたいと思います。
以前の記事では糖質制限、ケトジェニックダイエットをご紹介いたしました。
内容はいかがでしたでしょうか、
実施に試された方がいましたら感想などいただけたら幸いです!
今新たな学びとして参考にさせていただきます。
題名にも記載していますが今回は糖質を摂取する反面、脂質を控えるダイエットをご紹介いたします。
糖質を抜いたり、脂質を抜いたり、もうメンタルも身体も、ついていきませんよね・・・笑
都度ダイエットが変われば身体はびっくりしますし、それなりにストレスがかかるものです。今回はローファットダイエットを実施した感想や注意点などをまとめていきます。
是非最後まで読んでいただけたら幸いです!
では、Lets,Low-Fat Diet!
・ローファットダイエットを実施してみて
・PTとしてお客様にご案内するべきかどうか
今回はシンプルに上記内容で話を進めていきます。特に前半の感想や注意点がボリューミーですので飽きられないようにユーモアたっぷりでお送りします!
・ローファットダイエットを実施してみて
まず初めにローファットダイエットとは何ぞやという説明からさせて下さい。
名前の通りファット(脂質)をロー(極力低く)摂取する代わりに糖質を多めに摂取するという内容です。
ケトジェニックダイエットの真逆だと思っていただけたら幸いです!
“いやいや、待て待てつい最近までは脂質を多めに摂っていたのに今回は脂質を控えろって?”
“摂っていなかった糖質をふんだんに摂取だって?!”
身体によくないのでは?
またリバウンドするんじゃない?
脂質を控えると体温下がるのでは?
脂質摂らないと肌荒れするのでは?
ローファットダイエットのメリットは?
脂質を控えて食べれるものあるの?
外食できなくない?
え、何食べるんだよ?
など、多くの疑問が上がるローファットダイエットですが皆様はどう思いますか?
確かにローファットダイエットよりケトジェニックダイエットの方が短期的効果があるようにも思えます。
糖質は溜まりやすく定期的な運動量がないとローファットダイエットは成功しないと私は思います。
ケトジェニックダイエットでは脂質を摂取していかに脂肪燃焼できるかが大切になりますが、
ローファットダイエットをするには運動が欠かせないのは最初にお伝えします!
運動とは、集合2〜3回の筋肉トレーニング、30分以上の有酸素運動、などがお勧めです!
ローファットダイエットは、
長期戦になるという覚悟が必要です!
思っている以上に長期戦になります。
ケトジェニックダイエットに比べての減量幅と実施期間は長くなりますが、期間が長くなる分筋肉量が落ちないというメリットがありますのでなかなか数値変化が見えなくても焦らずに運動強度は落とさず、根気強く有酸素運動も継続しましょう!
また、脂質を控えるダイエットになると体温が下がる傾向もあります。我々は脂質で体温保持をしているのでそれをカットするとなると体温が下がり風邪をひかれる方がまれにいます。
バランスの良い食事、栄養補給、豊富なタンパク質の摂取で免疫を落とさないことも大切です。
何度も言いますが、ケトジェニックダイエットでは脂質をエネルギーに変え脂肪燃焼をしますがローファットダイエットは糖質をエネルギーに変えます。
ただし、糖質の摂取には眠気や浮腫を同時に持ってくる嫌な一面もあります。
本当に憎い。矛盾でしかない。笑
ランチ休憩に定食ライス大盛りを食べている方は大抵デスクに戻って数分後、あくびしてますね。気付いたら寝てることも。
糖質を摂りすぎると眠気や浮腫みの原因にもなりますので1日数回に分けて一気に糖質を摂ることはないように注意できたら良いです。
一気にドカ食いパターンが一番危なので周りにそんな方がいたら注意してあげてくださいね!
朝飯抜いて昼食ドカ食いパターン、これはダイエットに不向きですので要注意。
さて、食べられる食材の具体例をいくつかご紹介します。特にローファットダイエット中は食べられるものがケトジェニックダイエットに比べて少なくなるのがオーソドックスと言われています。
食べる内容の工夫、食べるタイミング(時間)次第ではローファットダイエットが上手くいくいかないに関係します。
今回は個人的に好きな食べ物、腹持ちがよく定番な食材をご紹介いたします。
ボディメーク、ボディコンテストに出場されている皆様は筋量を落としたくないので長期的にローファットダイエットをする方が多いです。
私もその1人ですが、確かにケトジェニックダイエットに比べてトレーニング強度や体力の持ちが良いのがローファットダイエットでは実感できます。
(ただ最近はケトジェニックダイエット中でも筋量や体力は差ほど変わらないとの研究も)
良くインスタグラムで大会前にサツマイモや和菓子類を頻繁にあげる人が増えるのがその理由です。私はよくサツマイモや南瓜に頼って糖質を摂っています!
サツマイモは低GI食品、脂質も無く、支持率が高く、和菓子も同様で超人気!
ローファットダイエットは脂質をカットしますのでいかにお買い物をする際に栄養素を確認できるかが重要になります。
米類をはじめ、蕎麦、パン、パスタ、根菜類、和菓子、オートミール、赤身の肉、魚が例としてあげられます。糖質は低GI食品、肉、魚類は赤みがポイントです。
鶏肉だから良いと思い鶏皮も一緒に食べたらローファットダイエットちゃいますからね!
脂が乗った肉、魚介類は注意です。
これら食材の中でどう調理して、
どう飽きないようにするかが重要です。
上記食材を見るだけでまだ救い手はあるように感じますね。笑
脂質をカットすると味、味付け、調理も困りますよね。フライパンに引く油さへもカットするストイックな方もいます。
私は油を引いてキッチンペーパーで拭くぐらいです。使っている油は良質な脂質であるココナッツオイルですが。なにか。笑
上記数値はあくまでも理想なPFCバランスとなりますが脂質を10%とするとかなり計算も細かくなりますし、外食すら怖くなりますよね。
コンビニで買うおにぎりですら裏の栄養表記をシビアに見ないといけないこともあります。
鮭おにぎりの鮭は脂質大丈夫か、、、など。
ローファットダイエット時は自炊で決まったものを食べたり、香辛料、スパイスで味の工夫をして乗り越えるのがコツかと思います。
慣れるまでは工夫が必要ですが、慣れたら意外と簡単です。
最近ではローファットダイエット向けのお弁当も出てはいますがケトジェニックダイエットに比べ専用な弁当、ダイエットキットは多くないのが現実です。
結局、脂質や人工添加物を使用しないと商品として出せない、長持ちする商品が作れないのが作り手の意見だそうですよ。
是非ローファットダイエットをされる時は自炊をチャレンジ、そして作り置きされることをお勧めします。
自炊だとPFCも正確に測れますし、味付けも工夫ができます。
外食だと正直肝心な脂質量は測れませんよね、、。
私はローファットダイエットのお陰ですっかり料理男子になりました。
栄養素の把握、コンビニで選ぶ食材、いかに様々なスパイスの組み合わせで美味いもの作れるか。
ローファットダイエット飯を開発したいぐらいです。笑
・PTとしてお客様にご案内するべきかどうか
お客様のご要望に合わせてご案内しますがシンプルにダイエット目的、筋量をそこまで求めず、単純に減量したいお客様にはケトジェニックダイエットをお勧めします。
本格的にボディメーク、
ボディコンテストに出場、パーソナルトレーニング以外でご自身でトレーニングされる環境があればローファットダイエットは実施するべきと思います!
運動量や消費カロリーがある程度ないと糖質の消化云々、糖質が体内に蓄積される一方でダイエットにならない可能性があります。
筋肉トレーニングに慣れ、糖質摂取量も予め設定してオーバーしないように調整しないといけません。
抑制、節制が向いていない方は是非ケトジェニックダイエットからスタートしてみるのが良いのかと思います!
短期集中はケトジェニックダイエット、
長期辛抱はローファットダイエット、
外食や飲み会が多めな方は、
ケトジェニックダイエット、
自炊が苦じゃなく、
どうしても糖質が食べたいなら、
ローファットダイエット。
糖質は良いけどラーメン、カレーライス、チャーハンなど脂質も大量に含まれる食事はNGですからね!笑
次回の記事も楽しみにしていてください!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
ボディーコンテスト(FWJ)に参加してVol.3
ボディーコンテスト(FWJ)に参加してVol.2
ボディーコンテスト(FWJ)に参加してVol.1
Kusano Yutaro × Ketogenic Diet “パーソナルトレーナーが実践したケトジェニックダイエット”
Personal Training ×Ketogenic Diet
パーソナルトレーナーと栄養学について(V.2)
パーソナルトレーナーと、栄養学について(V.1)
PTには生理学は必須か?(V.2)
PTには生理学は必須か?(V.1)
大会での結果はPTにとって欠かせないでしょ!!
NSCA-CPTはどんな資格?
PTになるためには資格は必要?NSCAを知って考えが変わった!