ボディーコンテスト(FWJ)に参加してVol.3

あけましておめでとうございます!

2020年は何だかんだあっという間で、
2021年も静かに幕開けしましたね。

こればかりは仕方ないですね…
暗いニュースは続きますが是非皆さんで前ムキムキな日々を送りましょう。
本年もマッスル記事上げていきますのでどうぞよろしくお願い申し上げマッスル。笑

さて、早速新年1発目の記事を投稿をさせてください。前回に続きボディーコンテストに出場してみてどうだったか、前回はコンテストに向けての準備に関してまとめてみました。

いかがでしたでしょうか。

今回は最終説としてコンテスト当日の模様、ステージ上の感覚、終わった後の気持ち、など実体験を元に記事を作成していきます!

是非最後まで読んでいただければ嬉しく思います。

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目次

・ついに当日!勝負パンツに穴が開く

・ステージに上がるまでバナナと大福を口にしたまま寝る

・コンテスト後のドーナッツに涙止まらない

上記内容でいかがでしょうか、笑

これはあくまでも個人の体験談となりますが、似たような体験をされた方は多くいらっしゃるかと思います。

ユーモアたっぷりでお送りいたします。

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・ついにコンテスト当日!勝負パンツに穴が開く

コンテスト当日となり始めてで頭が真っ白になったのは今でも覚えています。

コンテスト当日って実は参加される選手集合が8時半からで若干早め、コンテスト終了時間が大体18時前後の長丁場な一日となるのがあるあるです。

長丁場に見えるがステージに立つのはほんの数分、その数分のために半年間以上の時間をボディーメークに費やしてきたと思うともっとステージで披露していたいと思うのが率直な感想です。

8:20となり、早めに会場についてたと思いきや既にマックロクロスケ達が大勢会場前にいました。髪型や表情、そして決まって全身黒色の服を着用、異様な雰囲気に驚きを隠せずお腹が痛くなった気がします。汗

本気で全員黒く、髪を刈り上げていて、不良漫画に出てくるワンシーンのような光景です。マジであれはビビりました。
そしてみんなとにかくデカい!!

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9時には会場内に誘導され当日の流れや注意点を代表者がステージ上で説明されます。細かい注意点が言われる瞬間ですのでしっかり聞くことをお勧めします。

因みに当時、隣に座っていた方は口の中にチュッパチャップスを入れながら爆睡をこいていました。

過酷な減量でピークがきているのか、顔もげっそりしていて寝顔すら見ていて辛い。それに比べ僕なんか….汗

コンテスト慣れしている選手は片耳にイヤフォンを入れていたり、半寝している選手が多く、初心者は服装でだいたい判別がつきます。

コンテスト前日にカラーリングをしてくる選手が多いためスプレーが服につく可能性があり、あえて汚れてもいい恰好で参加する選手は出場慣れしているのがここで分かります。

私も2回目の参加でいろいろ理解が深まり1回目のあたふたした感じがなかったのは覚えています。
最初のチャレンジはどんなに準備しても実際の会場や周囲の雰囲気でペースが乱れることは大いにあります、先ずは出場して何が何でも最後まで参加することが超重要。

10時前には代表からの説明が終わり体重測定や選手が控室を探しにばらつきます。会場によって控室があるとこ、ないとこ、広い、狭い、特徴があるので事前に情報を把握しておきましょう。

既にほとんど選手が疲れ切っているので控室の取り合いでもめることはないかと思います、むしろ譲り合う光景もあったり。笑

見た目によらず、優しいマックロクロスケ達

自分がステージに上がるまでの時間をどこでどう過ごすかは大切かと思いますのでなるべく広い場所を確保しておきましょう。

寝れるぐらいの広さ、アップ運動ができる広さで充分です。狭すぎると逆にストレスとなり身体が反応し最高のパフォーマンスを出せない可能性があります。

11時前後からいよいよ1組目の女性選手によるビキニ、フィギュアが開始されます。女性選手の出番が大体先なので私の出番まで結構な時間があります。

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ビキニ/フィギュア/フィジーク(女性)2-3時間要する、14時ごろには終わる

クラッシックフィジーク/ボディビル/フィジーク(男性)2-3時間要する、18時前後には終わる

コンテストによっては順番が違うので当日のタイムスケジュール表を確認しそれに沿って行動をしていきましょう。

そして、実際にいました、時間通りに集合しないから出場を余儀なく拒否される選手….あと数分でステージに上がれるのに勿体ない。

自分のゼッケン番号と出場時間を正しく把握しておきましょう。

12時前後に昼食を摂った覚えがあります。当日は4回に分けて固形物を食べ水分は数ミリ程度で収めていた記憶があります。

周りにコンビニがあれば食材を買えますが無ければ予め自分で食材を調理して持参するほうが適格です。PFC計算も正確にできますのでコンビニは最終手段。

とはいえ、初めての大会では調理して準備する余裕がなかったためコンビニに頼りまくりでした。

これも失敗でしたね。

事前準備の大切さも学べたいい経験となりました。

13時になり昼食を終え勝負パンツに履き替えた瞬間でした….

お尻の部分に小さな穴が開いてしまうという予想外のハプニングが。

え、なんで?

しかもお尻の部分に穴って….

昼食で食べたものよくなかった?
腹、一瞬で出るか?笑

頭が真っ白になり、あたふたしている自分を近くで見ていた選手がなんと予備に持参されていた勝負パンツを貸してくださるという神対応をしてくれました。

何が起きてもおかしくないように勝負パンツは2枚は持参しているのです。

コンテストに出場慣れされている選手で今でも交流があります!

コンテストでの出会いは大切にしています。

確かに全員マックロクロスケで怖そうに見えるけど実は超優しい方がほとんどかも、と思えた瞬間でした。

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・ステージに上がるまでバナナと大福を口にしたまま寝る

私は身長が181CM、メンズフィジークの出番は最終とり。そして身長順に行われるので必然的に自分が最終組となります。

14時に3回目の固形物を摂り筋肉に張りを出す最終作業に移行。

固形物は選手によりますが主に炭水化物類(芋/和菓子/餅/バナナ)などを摂取されている選手が多いなという印象を受けました。

以前の記事でも最終調整に関してまとめました。炭水化物を摂取しない期間を設け(カーボディプリート)コンテスト前日に炭水化物を大量に身体に取り込む(カーボローディング)をされる選手が多くいます。

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簡単に言うと筋肉をMAXに張らせる作業の一環としてカーボローディングを行います。

ただし、急に炭水化物を摂り入れると血糖値が上がり眠気に襲われることもあります。コンテスト当日には大福を食べながら寝落ちている選手もいたのは鮮明に覚えています。

いかついマックロクロスケのお口周りに白い粉がついているのが愛おしい。

決してふざけていたわけでは無いですがあまりにも衝撃的だったので今でも覚えています。笑

15時、出番まで約1時間前になったところでアップ開始。

腕立て伏せ、腹筋、背筋、逆立ち、ゴムチューブを使った軽い自重トレーニング、食べた炭水化物をいかに全身に流せるか、そしていかに筋肉を張らせるか。

血管の出る量もすごかったですしみるみる筋肉が膨れ上がるのは体感できました。水分は朝から数ミリ程度で抑えていたので発汗はそこまでなかったですが1時間集中してアップをした記憶はあります。

16時に最後の固形物摂取、水分も2口ほど飲みコンテストが行われているステージ裏(バックステージ)に移動します。

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男臭ぷんぷんなバックステージ、床には汗やカラーリングの痕跡が残っていて奇麗好きな私にはちょっと悲鳴が上がる程の環境でした。

これもコンテストの泥臭さだと思い込みバックステージで最後のアップを実施。当時は私は一人で参加したため準備もアップもすべて一人で実施。

中には補助、相方を連れてアップの補助をされている方も多くいました。これも準備の一つで欠かせないなと学びになりました。

17時前後、いよいよ175CM以上の階級がステージに呼び出されます。

いよいよだ。
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ついに待ちに待ったステージ。

番号が呼ばれ右手を上げ一度ポーズを決める。

不思議なことに客席の誰1人も見れず、
ひたすら全身に力を入れてポーズをした記憶しかない1回目のコンテスト。

筋肉が思うように動かず、汗も一気に流れている感覚は覚えています。

汗が出る量からして、
絞りも甘かったんだろうな。

ファーストコーリルは入賞が確実、
セカンドコールは入賞瀬戸際、
サードコールはボロ負け同然、

1回目のコンテストでは、
サードコールで終わり最下位に近い結果に。

ぴえん

全てが準備不足で結果もそれ同然の順位で終わりました。

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・コンテスト後のドーナッツに涙止まらない

18時半過ぎでした。
閉会式が終わり参加賞のペンダントを首にぶら下げながら駅のホームに向かいました。

朝から水分を摂取してなく、終わった瞬間に炭酸水を買い数秒で飲み終えたのは記憶にあり。

悔しく、食欲もなく、ひたすら炭酸水で気を持ち耐えていました。

初めての増量、減量、ポージング練習、全てが甘く、辛い結果になってもまた出たいと思える競技。負けを財産にできたと今になっては胸を張って言えますね。

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マックロクロスケ、1人、電車に揺られる。

側から見たら異様な光景だったと思います。笑

最寄りにつきたまたま駅で販売していたドーナッツを買い歩きながら食べる。

一口入れた瞬間涙が止まらず大会後の暴飲暴食劇が始まる。

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以前の記事でも述べましたがコンテストになんて出なくていいわけです。

出なくても健康は維持できますし、
美ボディは手に入ります!

ボディコンテストはボディメークの一部に過ぎず、向き不向きもあります。

是非出場を考えていましたら情報を武器にしてファーストコールに呼ばれるよう頑張っていきましょう!


さて、今回の記事はいかがでしたか?!

共感、ちょっとした学び、笑い、これらがあれば嬉しく思います。笑

次回の記事も是非お楽しみに!

本音もマッスルを、
何卒よろしくお願いいたします。

草野裕太郎

コラムを書いた人
草野裕太郎

トレーナーズラボ第4期生の草野裕太郎です。

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