コラムを書いた人
澤野うみ
トレーナーズラボ第5期生の澤野うみです。
こんにちは。umiです。
前回、NSCAという団体についてなどそもそもNSCAってどんな資格なのだろうということを紹介してきました。今回は、NSCA-CPTを実際に受けるとなった時に必要な情報である、受験方法や合格比率や勉強方法などをご紹介していきたいと思います。
目次
1.受験費用(CPTについて)
2.受験方法(CPTについて)
3.試験内容(CPTについて)
4.試験の難易度、合格率(CPTについて)
1.受験費用(CPTについて)
受験料は1回46000円(税込)です!また、前回紹介した、NSCAの資格受験条件の1つとしてNSCAジャパン会員であることがあげられています。NSCAジャパン会員に入会するためには、正会員で13200円、学生会員11000円必要になってきます。
そして、受験期間の延長をするためには11000円(税込)かかってきてしまいます。その他にも、受験をキャンセルしてしまうと、受験料の50%と手数料1100円を払わなければなりません。
比較すると、様々な資格があり、金額も様々です。
自分の予算とも相談しながら受けていくことをおすすめします。
2.受験方法(CPTについて)
【受験に必要なもの】
・学歴証明の書類
・CPR/AED認定証のコピー
【試験の方式】
・3つの選択しから選ぶ3択式です
・また、コンピュータベースの試験を採用しています。これは、紙と鉛筆を使った試験というわけではなく、コンピュータ上で試験を行うという試験方法を指します。希望のテストセンターを選び、そのテストセンターで受験することになります。
【試験時間】
3時間(休憩は自由にとることができますが、時間は進行しています)
【試験の予約・変更】
出願手続きが完了すると、その後120日間受験期間が設定されます。この期間に1回受験することが可能です。予約は、受験者自身がネットか電話で予約することができます。
また、変更は予約した試験日時の24時間前までであれば何回でも変更可能です。
以上が受験方法になります。3時間はとても長いように感じますが、問題数もかなり多いため、3時間では足りないかもしれません。出願する際、受験する際は以上を気を付けて受験していきましょう。
3.試験内容(CPTについて)
主に5つに分かれています。
【クライアントに対する面談と評価】
ゲストとのトレーニングを開始する前に必要な情報を引き出すために必要な知識が問われます。ここでは、栄養学が重要な要素になってきます。
【エクササイズテクニック】
さまざまなエクササイズにおいて、正しいフォームを習得しているか、修正する箇所を指摘することができるかなどの知識が問われます。バイオメカニクス的な知識が必要となってきます。
【プログラムプランニング】
ゲストに必要なトレーニングメニューを計画することができるかの知識が問われます。さまざまなゲストがいる中、その1人1人に合ったメニューを作成することができることが求められます。
【安全性、緊急時の手順、法的諸問題】
安全な施設の条件や、機器の管理について理解していくことが大事です。また、いざという時に必要な法的諸問題についても理解してくことが必要です。
【ノンスコアード問題】
この問題は、点数には入りません。
点数配分や問題数は以上になります。
これら、5つの大問から出題されます。パーソナルトレーナーとして必要な知識がぎゅっと詰め込まれたテストになっているので、栄養学やバイオメカニクス、エクササイズなど幅広い分野をしっかりと学習していくことが必要です。
4.試験の難易度、合格率(CPTについて)
合格率は一般に50~60%と言われており、2018年の試験では合格率は75.2%、2015年の試験では50.3%でした。
合格するためには、相応の学習時間が必要となります。また、パーソナルトレーナーの資格の中でも比較的難易度は高いほうです。しっかりと学習して臨むことをおすすめします。
最後に…
私は今、NSCA-CPTを取得するために勉強中です。しかし、パーソナルトレーナーはぶっちゃけ資格がなくてもできる仕事なのです。約5万円ほどの受験料を払ってまで受験しなくても…と思うかもしれません。しかし、パーソナルトレーナーとしてお仕事をしていく上で、資格を取得することは自分にそのような知識がしっかりと身についていますよという証明にもなります。また、自分に自信をもってゲストに寄り添うことができるパーソナルトレーナーになることができると私は考えています。
そのため、私は今猛勉強中です!!
最後までご覧いただきありがとうございました!今回の記事が何かのお役に立てれば幸いです。次回は、ボディーメイクの大会についてです!