コラムを書いた人
澤野うみ
トレーナーズラボ第5期生の澤野うみです。
こんにちは、umiです。
前回は、糖質を抑えたダイエット、ケトジェニックダイエットについてご紹介してきました。糖質を抑えるとなると、おにぎりやパン、甘いものも控えなければならないので、結構大変です。私の記事を参考にして挑戦してみた!という方がいらっしゃったら幸いです。
今回は、ケトジェニックダイエットの他に挑戦した、脂質を抑えたダイエット、ローファットダイエットについて、そしてローファットダイエットに実際に挑戦してみての辛かったことや実際の食事内容などをご紹介していきます!
ローファットダイエットは、ケトジェニックとは逆で、脂質を少なくし、糖質を摂っていくダイエット方法です。ローファットはダイエットだけではなく、健康維持のためや増量にも利用することができます。
ケトジェニックとの違いは、糖質を摂取することができるので、エネルギー不足になるということは少ないです。ですので、激しい運動をしているスポーツ選手には適切なダイエットです!
実際のPFCバランスとしては、P(たんぱく質)は、体重の1~2倍、F(脂質)は全体の2割、C(糖質)は、このPとCを引いたものの残りです。かなり、糖質を摂取することができます!
ケトジェニックをローファットを始める前にやっていたので、糖質のごはんやパンを食べることができる!というのがとても嬉しかったです。
でも、不安も少しありました。ケトジェニックの時は糖質を抑えるという比較的抑えるものが決まっているので、どのようなものを食べればよいのかというのを決めやすかったのですが、ローファットでは脂質を抑えなければならないので、お肉やお魚を抑えながらたんぱく質を摂らなければならないので、食事内容はとても悩みました。
主な食事内容としては、
・GI値の低いごはんやパン
・魚の良い脂質
・ミネラル、ビタミンが摂れる野菜
などです。
ローファットにおいては、ケトジェニックと違って外食がしやすくなることと、ケトジェニックではまったくNGだった甘いもの、和菓子を食べることができるのが1番良かったところです!
では、実際に食事内容を見ていきましょう。
<自炊編>
食事内容
玄米ご飯
サーモン
お味噌汁
オイコス
ローファットはお米が食べられるのでとっても嬉しいです。サーモンで脂質を少し摂りながら、お味噌汁で食物繊維も摂ってという感じの食事でした。
トップバリュ―
脂質70%OFFグラノーラ
時間がない時によくお世話になったのがこちら!
よく朝ごはんで食べていました。かなりおいしいし、腹持ちも良いのでとてもおすすめです。
<コンビニ編>
セブンイレブン
たんぱく質が摂れるちょっきゃきチキンロール
タンパク質も摂ることができるし、糖質もしっかり摂ることができます。なおかつ、全粒粉のパンなのでGI値も低いです。
セブンイレブン
4種きのこの二八そば
ローファットではおそばも食べることができます!きのこや野菜もたっぷりなのでセブンイレブンで迷ったらこれを!
<外食編>
スターバックス
サーモンフォカッチャ
ベリーグラノーラ
パンとグラノーラなので少し糖質多めになってしまいますが、しっかりと脂質は抑えることができています。ローファットはこんな感じで外食もできるので、嬉しいですね。
大戸屋
鶏のお鍋定食
ごはんは五穀米にしてできるだけ栄養価が高いものを選びました。また、お鍋なので野菜もたっぷり。冬にはとっても最適な1品です。
以上が私のローファット時の食事です。外食やコンビニでレパートリーがかなり増えるのでケトジェニックよりはやりやすいのではないでしょうか。
でも、糖質は使わないと蓄積されていってしまうので、ローファット時は運動も大切です!
ローファットをやり終えての数値や身体の変化についてご紹介していきます!
顔のむくみがとれて、お腹の線もくっきりしてますね。
トレーニングのおかげか上半身の筋肉が全体的に増えているような感じがします。
背中はそんなに差がみられませんが、肩回りが少し筋肉が増えているでしょうか。
数値としては、
体重:43.7kg→43.1㎏(‐0.6)
体脂肪率:16.6%→15.7%(‐0.9)
体脂肪量:7.2㎏→6.7㎏(‐0.5)
基礎代謝量:1094kcal→1088kcal(‐6)
となりました!
ケトジェニックの時よりは大幅な減少はありませんでしたが、体脂肪率がかなり減っており、脂肪だけ減っていることがよくわかります。ローファットはトレーニングありきなので筋肉量も増えていることが見た目でよくわかりました。
このように実際にローファットをやってみて、私的にはケトジェニックの時よりも食材選びなどスムーズにできたのではないかと思います。しかし、ローファットは運動ありきなので、まだ運動習慣が身についていない方には不向きだということもわかりました。
5.最後に
このようにローファットをやってみて、辛い時の対処やローファットのメリットデメリットなどがわかりました。
栄養学と生理学を先に勉強していることによって、ローファットでなぜ脂肪が落ちるのか、なぜローファット中は運動が必須なのかとうことも意識しながら進めることができるので、改めて、栄養学と生理学の大切さがわかりました。
そして、ローファットをこれから始めるよという方の参考になれれば嬉しいです。
これからは、この経験を生かして、お客様のサポートをしっかりして参ります!
今回はローファットについてご紹介してきました。少しでも食事内容などがお役に立てていれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!