パーソナルトレーナーになるために必要な資格?NSCAとは!

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こんにちは

パーソナルトレーナーの清瀬淳です。

今回はNSCAという資格について数々のパーソナルトレーナーや、フィットネストレーナー・スポーツインストラクターが取得していますが、どのような資格があるのかをご紹介します。

目次

●NSCAという団体について

NSCAとはNational Strength and Conditioning Association の略語で、こちらの団体はストレングストレーニングとコンディショニングに関する国際的な教育団体として1978年に設立されました。現在では世界88の国と地域において会員が活動しており、この膨大な会員のネットワークをもとに、ストレングストレーニングとコンディショニングの実践と研究から得られた最先端の情報を、論文集、ジャーナル、ウェブサイト等を通じて世界中に配信し続けています。

日本では1991年にNSCAジャパンが設立され、日本におけるストレングストレーニングとコンディショニングの指導者の育成や継続教育、研究に裏付けられた知識の普及を通じて、一般の人々に対する健康の維持・増進から、アスリートに対する傷害予防とパフォーマンスの向上などに貢献するために活動しています。

●NSCAーCPTとNSCA-CSCSの違いについて

NSCAには研究に基づいた知識と現場での応用を広く普及する人材の認定資格というものがあり、その中でNSCAーCPTNSCA-CSCSという二種類の認定資格というものがありますのでそれぞれ説明していきます。


NSCA-CSCS

Certified Strength and Conditioning Specialist(cscs)

傷害予防とスポーツパフォーマンス向上を目的とした、安全で効果的なトレーニングプログラムを計画・実行する知識と技能を有する人材を認定する資格です。
指導対象は主にアスリート、スポーツチームです。筋力トレーニングや他の体力要素の指導だけでなく、施設を運営、管理することも重要な職務となります。また、栄養、ドーピング、生活習慣に関する指導など、教育者的側面も併せ持っています。

ストレングスコーチ、アスレティックトレーナー、パーソナルトレーナー、医師、フィットネスインストラクター、研究者などがCSCSの資格を取得しています。

NSCAーCPT

Certified Personal Trainer(CPT)

健康と体力のニーズに関して、評価・動機づけ・教育・トレーニングやコンディショニング全般の指導を行う、優れた専門的能力をもつ人材を認定する資格です。
指導対象者はアスリートだけでなく、年齢・性別・経験を問わず幅広い層に対してトレーニング指導を行います。そのため、NSCA-CPTはトレーニングの知識に加え、医学的、運動生理学的な専門知識とトレーニングの指導技術が必要となります。

パーソナルトレーナーのほか、フィットネスインストラクターやスポーツ指導者、理学療法士、柔道整復師などがNSCA-CPTを取得しています。

となっております。

簡単に説明しますとCSCSは主にアスリートを対象としたトレーニング指導を対象とし、NSCA-CPTは一般のクライアントに合わせた指導が対象になっております。

●資格取得条件について(CPTについて)


NSCAジャパン会員である
満18歳以上
高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者
有効なCPR/AEDの認定者
NSCA-CPT認定試験に合格

資格認定に有効なCPR/AEDの認定には条件があります。下記の補足にてご確認ください。

補足
NSCAジャパン会員
NSCAジャパン会員の種別は、正会員、学生会員のいずれも資格認定条件を満たします。

有効なCPR/AEDの認定
資格の認定に有効なCPR/AEDの認定とは、下記のすべてを満たすものです。

講習会の中に実技評価が含まれていること(オンラインのみのコースは不可)

※有効な講習会を1つ受講してください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

NSCA-CPTは子供から高齢者まで、トレーニング初心者から上級者まで、様々な人々のニーズに合わせた指導が出来ることを証明できる資格です。

アスリートから一般的なお客様まで幅広いトレーニング指導できる資格なので、パーソナルトレーナーの方に限らず、ジムで働くインストラクターの方にとっても取得をおすすめできます。

就職や転職または、フリーランスとしてトレーナー活動をしている方にとってもNSCA-CPT資格はトレーナースキルの証明に役立ちます。

またNSCA-CPT資格が役立つのは日本だけにとどまりません。NSCAの本部はアメリカ、支部は日本・韓国・イタリア・中国・スペインと5カ国に置かれているため、将来的に海外での活動を考えるトレーナーにとってもメリットの大きい資格と言えます。

次回 NSCA-CPTの試験について!に続く

清瀬淳

コラムを書いた人
清瀬淳

トレーナーズラボ第8期生の清瀬淳です。

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