生理学・栄養学に基づくパーソナルトレーナーのローファットダイエット実践録
60日間のケトジェニックダイエット終了後、そのままローファットダイエットに移行しました。今回は、30日間という短期間ではありますが、その記録を書かせていただきます。
目次
1.結果報告
体重65.4kg⇒64.8%(-0.6kg)
体脂肪率13.5%⇒9.1%(-4.3%)
体脂肪量 8.83kg⇒5.90kg(-2.93kg)
終始体調不良に悩まされたケトジェニックダイエットから一転して体調面ではかなり楽になりました。
ちなみに、ケトジェニックダイエット序盤で体重が一気に落ちるのと同じ理由で、ローファットダイエットへの切り替えにより体重が増加します。身体に取り込む水分が増加するためです。ここまでの段階である程度減量も進んできているため、増加傾向が落ち着くまでには1週間要しました。この間、焦ってカロリーを減らしすぎないことが重要です(筋分解や後々の停滞に繋がるため)。筆者は減らすどころか食欲が爆発してオーバーカロリーが続きました。ここで自律できていれば、さらに結果を出せたであろうということが一番の反省点です。
2.自分に合った糖質源を見つける
ローファットダイエットを行う前に実施をお薦めしたいのが、自分に合った糖質源を見つけることです。
私は、白米、雑穀米、玄米、オートミール、キヌア、ジャガイモ等様々な糖質源を試しました。栄養バランス上では魅力的なキヌアですが、個人的には力が出にくく感じました。一般的に血糖中の急上昇等を避ける観点からGI値の低いものが推奨されますが、体質によって合う・合わないがあるので、ご自身の身体に合う糖質源を探してみることをお薦めします。
3.トレーニング面
主要なエネルギー源が糖質に戻ったことでトレーニングにも粘りが効くようになりました。トレーニング内容が充実することによる達成感で精神的にもプラスに働きました。
4.体調面
・便通が悪くなる
これはケトジェニックダイエット開始時にも感じたことではありますが、食事を切り替えて2週間くらいまでは便通が悪化します。あくまで体感ベースですが、栄養素の変化に身体の対応が追いつくまでに時間を要するではないかと思います。
・食欲が止まらない
久しぶりの炭水化物により食欲が刺激され、食べれば食べるほど空腹感が増すという状況が2週間程度続きました。1週間ほどオーバーカロリーが続いた後、我慢が効くようになりましたが、この間にオオバコやラカントを使用して低カロリーのスイーツを作って空腹対策をすれば良かったと反省しました。
中盤以降は、上記の他、おからパウダーも用いてダイエット中でも食べられるケーキ等を作りながら空腹対策を行いました。
終盤には、90日間に及ぶケトジェニックダイエットとローファットファットダイエットの集大成としてカーボディプリート&カーボローディングも実施しました。それらの内容については次回の投稿で触れる予定です。