コラムを書いた人
松田郁哉
トレーナーズラボ第7期生の松田郁哉です。
こんにちは!
パーソナルトレーナーの松田郁哉です!
今回の記事ではパーソナルトレーナーが栄養学や生理学の知識を使用して30日ローファットダイエットを実践した結果や感想を共有していきます!!
ローファットとケトジェニックではコントロールするものが「脂質」と「糖質」という部分が1番の違いです。
違う点のみではなく、共通する点もあるので、それらも合わせて共有していきます!
その中で問題が発生したときにどのように解決したのか、どのようなことを意識したのかなどを共有していきたいと思います!
皆さまの実践する際の参考になればと思います!
是非最後までご覧ください!
ローファットダイエットを始める前に思っていたことを以下にまとめます!
・ケトジェニック後だったので、いきなり糖質を入れても大丈夫なのか
・やっと糖質を入れて筋トレができる
・ケトジェニックで脂肪をかなり落とした後だったので、ここから更に絞ることができるのかという不安
上記のようなことを感じておりましたが、このような感覚はどのお客様も通る部分なので、このように先に体感したことで、お客様へのアドバイスやフォローなどが上手くできていると思います。
続いてはローファットダイエットを体感してみて感じた辛いことを共有していきます!
それらの対応策や解決策は後半で共有していきます!
①カロリー計算が非常に大変
通常の生活では1日の摂取カロリーを計算することはほとんどなかったので、どの食材がどの程度カロリーがあり、PFCバランスはどうなのか、避けるべき食材はどれなのかなど慣れるまでは非常に苦労しました。
実践の中では細かく変化を把握したかったので、調理に使用する調味料の分量や食材のグラム数なども測っていました。
しかし、スクールで栄養学と生理学を正しく学んでいたことで乗り越えることができました!
②メニューを考えるのが大変
これは①に関連するのですが、カロリー計算をして、PFCバランス、朝昼晩各食事のボリュームを考慮して1日の献立を考えるのは本当に大変でした。
なので、ある程度メニューが固定化されてしまったことが反省点です。
ここでも栄養学の重要性を感じる場面が多かったです。
①と②につきましては正しい知識や手間が必要になってきます。
ここは栄養学と生理学を正しく学んだパーソナルトレーナーの大きな仕事の一つです!
是非お任せください!
③体重が少し増える
糖質制限からの移行ということもあり、糖質が体に入り、同時に体内の水分量も増えることから、開始から数日は体重が増えてしまいました。
④倦怠感や眠気を感じるようになる
こちらも糖質を入れることで、血糖値の上下があるため、倦怠感や眠気を感じるようになってしまいます。
③、④につきましては、栄養学や生理学の知識が無ければ、原因もわからずにストレスを強く感じてしまいがちです。
栄養学や生理学を学んでいたおかげで対策や対応ができたので、正しい知識を学ぶ重要性を感じました!
もし、この記事を読んでいるあなたがパーソナルトレーナーを目指している場合は、栄養学や生理学、解剖学などを正しく学べるスクールに通うことをオススメ致します!
続いては、パーソナルトレーナーが実際に食べていた食事内容の一例と意識していたことをまとめていきます!!
この記事では自炊編を載せておりますが、コンビニ編や外食編も実践しています。
その内容はInstagramで共有しておりますので、是非ご覧ください!
献立を考える際には特に栄養学を学んだ理由を実感しました!
○朝食
・マグロ(赤身)の刺身
・玄米
・納豆
・キムチ
・味噌汁(MCTオイル・ワカメ)
○昼食
・鶏胸肉と玉ねぎの炒め物
・玄米
・ブロッコリー
・トマト
・味噌汁(MCTオイル・ワカメ)
○間食
・さつまいも
○夕食
・鶏胸肉と玉ねぎの炒め物
・玄米
・ブロッコリー
・トマト
○意識していたポイント
・脂質を完全にカットしない
(少ない中でも脂質の質を意識)
・発酵食品を摂る(納豆、キムチ、味噌)
・食物繊維を摂る
・主食をGI値の低い食品で代用(玄米)
・炒め物の時に油を使いすぎないように、テフロン加工の鍋を使用
それではみなさんが一番気になっているであろう90日間の食事制限の最終結果です!!
・体重:68.8kg→62.8kg(-6.0kg)
・体脂肪率:15.82%→13.70%(-2.12%)
こちらがbefore-afterの写真です!
次は30日間のローファットを実践してみての感想をまてめていきます!
①強い空腹感
②食後の眠気
①と②は特に糖質を入れたことによる血糖値の上下が原因であると考えられます。
玄米のようにGI値の低い食材を選定していましたが、完全に無くなることはなかったです。③肌の乾燥
脂質の量を少なくするので、肌の乾燥(特に手)を感じました。
時期が冬であったことも重なり、人生で初めてハンドクリームを購入しました。④数値の変化がケトジェニックよりも少ない
数値の変化が糖質制限に比べて小さいので、モチベーションを保つのがローファットダイエットのほうが難しいかもしれません。⑤筋トレ時にパワーが出るので楽しい
これも糖質を入れることでパワーが出やすくなるので、筋トレ時の回数はケトジェニック中よりも明らかに増えました!
できるだけ筋肉量をキープしたい場合にはローファットダイエットのほうが向いていると思います!
しかし、人それぞれの体質には差があるので、自身の体に合わない場合も発生しますので、そのような場合にはパーソナルトレーナーのようなプロに相談してみましょう!
パーソナルトレーナーとして、今回ローファットダイエットのように食事制限を実践することで、お客様にご案内する際に説得力が違うと感じております!
栄養学や生理学など必要な知識を学ぶことは大前提として、それを机上の空論だけでなく、自分の体で実体験することで、どのような感情になり、どこで躓くのかなどお客様が通る道を先回りしてリードできています!
なので、今後は大会の出場を目指すお客様も担当させて頂けるように私自身も大会への出場を目指して行きたいと思います!!
更に知りたいことや質問等、私のパーソナルトレーニング受けたい場合があれば、InstagramのDMにメッセージを気軽に送ってみてください!
確実に返信いたします!
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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