コラムを書いた人
松田郁哉
トレーナーズラボ第7期生の松田郁哉です。
こんにちは!パーソナルトレーナーの松田郁哉です!
皆さんはコーヒーと言えば、何をイメージされるでしょうか?
多くの人は「カフェイン」をイメージされるかと思います。
このカフェインには様々な効果があり、「脂肪燃焼効果」もがあるとされています。
減量、ダイエットをしている方は必見ですね!もちろんパーソナルトレーナーとしても見逃せません!
実際にパーソナルトレーナーとしてお客様にコーヒーをオススメすることもあります。もちろんカフェインを摂取することによるメリットやデメリットは様々です。
そこで今回の記事では、パーソナルトレーナーの観点から、カフェインを摂取することでえられる効果や、オススメの摂取量、オススメの摂取するタイミング、注意ポイントなどを共有していきたいと思います!
人によっては毎日飲むコーヒー、どうせ飲むのならば、メリットやデメリットを知っておきましょう!
是非最後までご覧ください!
まずはコーヒーに含まれる成分についてです。
皆さんはカフェイン以外のコーヒーに含まれる成分はご存知でしょうか?
私もきちんと勉強するまではほとんど知りませんでした。
しかし、パーソナルトレーナーとしてコーヒーをご案内する際に、更なるメリットやデメリットを学ばなければならないと考え、勉強しました。
今回の記事では特にカフェインについて共有していきますが、その他の主要な成分についても共有していきます!
主要な成分と主な効果を以下にまとめております!
コーヒーによる他の効果の是非知っておきましょう!
①カフェイン:次の章から詳しく解説していきます!
②ポリフェノール:活性酸素の除去・肝臓ガンや消化器官のガンなどの予防
③ニコチン酸(ナイアシン):血中コレステロール値の低下・動脈硬化の予防
④ フラン類:口臭予防
ポリフェノールなどは皆さんも良く耳にする機会があるかと思います。
もちろんそれぞれの成分の効果はこれだけではありませんが、今回は特にカフェインに注目した内容とするためにこのようにまとめさせて頂いております。
コーヒーに含まれる成分がある程度わかったところで、次はコーヒーの成分の中の主役、カフェインについて深掘りしていきます!
さあ、ここからは皆さんが特に気になっているであろうカフェインを摂取することによるメリットを共有していきます!
①覚醒作用
恐らくカフェインの効果としては1番有名かと思います。
具体的には、睡眠を促進する神経伝達物質をブロックして、いい気分になる神経伝達物質の放出を促進することで、効果を発揮します!
②興奮作用
体が感じる痛みを軽減してくれるので、タフなトレーニングにも通常よりも耐えれるようになり、これにより強度が上がり、消費エネルギーが上がることにつながります!
③脂肪燃焼効果
脂肪細胞中のホルモン感受性リパーゼ(脂肪分解酵素)を活性化する作用があり、脂肪の分解を促進するといわれています!
④利尿作用
デトックス効果が得られ、体内の老廃物や毒素などを体外に排出する効果があります!
⑤血管収縮作用
痛み止めの医薬品にも使用されています。たとえば、血管収縮作用があるため、血管の拡張によって引き起こされる頭痛に効果があります。
カフェインによる効果は以上のようなものが挙げられます。
パーソナルトレーナーとして特に注目したいのは、やはり②と③です!
パーソナルトレーニングを受けに来て頂いているお客様の目的として、ダイエットやボディメイクが多くを占めています。
なので、③の脂肪燃焼効果は見逃せません!
②についても強度の高いトレーニングを行うことで、消費エネルギーが増加し、減量につながります!
パーソナルトレーナーとして、これらのような効果を活用することで、お客様の求める結果に近づく場合には、オススメしていこうと考えております!
しかし、パーソナルトレーナーが「コーヒーは飲んだほうがいいですよ」とご案内しても「どのくらい飲めば良いのか?」、「いくら飲んでも大丈夫なのか?」、「飲むことによるデメリットはないのか?」といった疑問を持たれると考えられます。
パーソナルトレーナーとしてご案内するからにはこれらの疑問についても解決しなければなりません!
次の項でしっかりお答えしていきます!
いくら脂肪燃焼効果あるといっても、その効果が発揮される量に届いていないと勿体無いですよね。また、どうせ飲むならば効果的な飲み方をしたですよね。
パーソナルトレーナーがオススメの摂取量とタイミングを共有していきます!
脂肪燃焼効果など、運動に関与する効果を発揮させたい場合は、、、
「運動の約1時間程度前に3~6mg/体重」がオススメのタイミングと摂取量でございます!
量については、これ以上摂取量を増やしても、効果の上昇は期待出来ないとされています。
この量やタイミングについてなのですが、カフェインの感受性には個人差があります。
また、絶対にこのタイミングでこの量摂取しなければ全く効果がないといったこともありませんので、あまり神経質になりすぎないようにしていきましょう。
ちなみに缶コーヒーに含まれるカフェインの量は100mlあたり、60gが相場なので、参考にしてみてください!
さぁ、ここまではコーヒーを飲むことによるメリットを共有してまいりまいした!
しかし、メリットがあるからといって、飲みまくっていいわけではありません!
コーヒー、カフェインを摂取することによるデメリットも存在します、これを知らないと、体に影響を及ぼす場合もあります。
そこで続いてはコーヒーを飲むことによるデメリットや飲む際の注意ポイントを共有して参ります!
①飲み過ぎると効果が薄くなってくる
ここまでで共有してきた通り、コーヒーを飲むことで様々な効果が期待されますが、毎日大量に飲み続けると、体が慣れてきてしまい、効果が薄くなってきてしまいます。
対策としては以下のような方法が挙げられます。
・1日に飲む量をコントロールする
・頻繁に飲む時期と、あまり飲まない時期を分ける
以上のような工夫をすることで、効率良くコーヒーの効果を得ることができるでしょう!是非お試しください!
②体調への影響
カフェインの過剰摂取による体調への悪影響としては以下のようなものが挙げられます。
・ふらつきやめまい
・睡眠障害
・吐き気
特に睡眠の阻害には注意が必要です。
睡眠時間の確保は休養として、とても重要です。
朝起きて2〜3時間と、就寝前5時間は摂取を控えるようにしましょう。
③砂糖やミルクには注意!
コーヒーを飲むことによって様々な効果が得られますが、ダイエットを考えている場合には、以下の種類のものには注意が必要です。
・砂糖入り
・ミルク入り
上記のように砂糖やミルクが入っていると、カロリーが増えてくくるので、ダイエット中には注意が必要です!
また。上記は2つとも糖質なので、ケトジェニック(糖質制限)中には特に注意が必要です!
ここまでコーヒーやカフェインについて、パーソナルトレーナー目線から見たメリットやデメリットを共有してきました。
いかがでしたでしょうか?
普段からコーヒーを飲まれている方は効果を理解して、これからも効果的に摂取していってほしいです。
今まであまり飲まれていなかった方もこの機会にカフェインなどの効果に興味を持って頂けると嬉しいです!
最後までご覧頂きありがとうございました!
次回以降の記事も是非ご覧ください!
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