パーソナルトレーナーに資格「NSCA―CPT」は本当に必要?

こんにちは!tomo__fitnessことマツオトモキと申します!

いきなりですが、「パーソナルトレーナー」という言葉を最近よく耳にしませんか?
こちらは近年の健康志向が高まりから、トレーニングに興味を持たれている方が増えてきた流れで聴き馴染みが出てきた職業ですね!
その中で、パーソナルトレーナーとして活動したいという方も増えていると感じます。
しかし何から始めればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は資格の必要性についてまとめてみました!

資格の必要性について結論から申し上げますと、必要だと考えます!!

パーソナルトレーナーは、資格を保有していなくても名乗ることができる職です。これだけ聞くと「要らないのでは?」と思われがちですが、あなたがトレーニングや食事の指導にお金を払って教えてもらう立場になってみましょう。

お金を払うにもかかわらず、無資格者の方による自分自身の経験やネットなどで集めた玉石混交な知識を教えてもらうのは不安ですし、最大の効果は期待できないですよね…。

お金を払う以上、【専門的で正確な知識】【的確な指導法】を持ち合わせた資格保有者を選ぶのは「信頼」という面で必然になります!

つまり資格とはその人の信頼性を証明する名刺のような存在であり、クライアント様の信頼を得るには必要といえるのです。

以上を踏まえまして、今回は数ある資格の中でも高い信頼性のある「NSCA-CPT」についてまとめていきます!

目次

1. NSCAという団体について

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NSCAとはNational Strength and Conditioning Associationのる略語で、ストレングストレーニングとコンディショニングに関する国際的な教育団体として1978年にアメリカで設立されました。現在では世界88の国と地域において会員が活動しており、この膨大な会員のネットワークをもとに、ストレングストレーニングとコンディショニングの実践と研究がなされています。そこから得られた最先端の情報を論文集やジャーナル、ウェブサイトを通じて世界中に配信し続けている団体です。

日本支部であるNSCAジャパンは1991年に設立され、日本におけるストレングストレーニングとコンディショニングの指導者の育成や継続教育、研究に裏付けられた知識の普及を通じて、一般の人々に対する健康の維持・増進から、アスリートに対する傷害予防とパフォーマンスの向上への貢献を目的として活動しています。        (HPより引用)

団体の概要としては以上のようなものが掲載されています。
それ以外の主要な特徴としては、以下のものが挙げられます。

① 会員制(学生会員、正会員、賛助会員)
② レベルアッププログラムの開催
③ 多種多様なセミナーの開催
④ 海外の最新研究の共有
⑤ NSCA-CPTとNSCA-CSCSの2種類の資格

会員制というだけあって、トレーナーとして成長するための様々なプログラムが年間を通じて行われていることがわかります!

会員の種類に関しましては、特に賛助会員になることはないかと思われます。気になる会費は以下の通りになります。

〇学生会員:11,000円
〇正会員:13,200円
〇賛助会員55,000円
(プラスα 英文購読オプション:5,500円←英文ジャーナルを購読できます。)

「高くない?」と思われる方もいるかもしれませんが、セミナーの一環で研修を受けられたり、テキストや指導動画の視聴ができたりと活用していけばかなりお得だと私は感じました!

他にも特典は様々でしたので、詳細はNSCAのホームページをご覧になってみるのもよいかもしれません!

さて、5の特徴で何事もなく2種類の資格について挙げて気になっている方が多いと思われますので、次の項に進みたいと思います。

2. NSCA-CPTとNSCA-CSCSの違いについて

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続きまして、先ほどの特徴で上げました「NSCA-CPT」「NSCA-CSCS」の違いについてお話していきます!

分かりやすい違いとしては、指導する対象者が異なるということです。以下に特徴をまとめたので見てみましょう!

●「NSCA-CPT」
NSCA-CPTは健康と体力のニーズに関して、評価・動機づけ・教育・トレーニングやコンディショニング全般の指導を行う、優れた専門的能力をもつ人材を認定する資格です。

指導対象者はアスリートだけでなく、年齢・性別・経験を問わず幅広い層に対してトレーニング指導を行います。そのためNSCA-CPTはトレーニングの知識に加え、医学的、運動生理学的な専門知識とトレーニングの指導技術が必要となります。
パーソナルトレーナーのほか、フィットネスインストラクターやスポーツ指導者、理学療法士、柔道整復師などがNSCA-CPTを取得しています。

●「NSCA-CSCS」
NSCA-CSCSは傷害予防とスポーツパフォーマンス向上を目的とした、安全で効果的なトレーニングプログラムを計画・実行する知識と技能を有する人材を認定する資格です。

指導対象は主にアスリート、スポーツチームです。筋力トレーニングや他の体力要素の指導だけでなく、施設を運営、管理することも重要な職務となります。また栄養、ドーピング、生活習慣に関する指導など、教育者的側面も併せ持っています。
ストレングスコーチ、アスレティックトレーナー、パーソナルトレーナー、医師、フィットネスインストラクター、研究者などがNSCA-CSCSの資格を取得しています。

以上のように、CSCSはよりアスリートやスポーツチームにフォーカスされた資格だということがわかります。

これらの違いを理解したうえで、自身の活動対象者や活動現場に合わせて資格を選択していくことが望ましいでしょう!
パーソナルトレーナーという観点ではNSCA-CPTで十分ですのでこちらの取得が良いかと思われます!

ここまで話を進めてきましたが、実際にNSCA-CPTを取得するにはどのような条件を満たす必要があるのでしょうか?

3. 資格取得条件について

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気になる資格の認定条件ですが、以下にまとめたので確認していきましょう!

●NSCA-CPT
1. NSCAジャパン会員である
2.満18歳以上
3.高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者
4.有効なCPR/AEDの認定者
5.NSCA-CPT認定試験に合格

以上の5つが認定条件となっております。特に注意すべき点としてはCPR、AEDの認定が必須という点です。
こちらはオンラインコースのみの実技評価が含まれないものは基本的に条件を満たしていないことになるので、実技評価があるものを受講するようにしましょう!

(現在は新型コロナウイルス感染症の影響による対面での実施が難しいことから、一時的な救済処置が行沸得ているので、詳細はホームページにて確認することをお勧めいたします。)

それ以外の項目に関しては基本的にどなたでも受験可能な内容となっておりますので、パーソナルトレーナーを目指す方はぜひ取りたいものですね!

4.次回予告


ここまでNSCA-CPTについてお話してきましたがいかがだったでしょうか?

パーソナルトレーナーに興味があって、情報が欲しいという方にとって今回の記事が参考になれば嬉しい限りです。

さて次回は、ここまで資格のお話をしてきたことを踏まえて【NSCA-CPTの試験】という観点で、受験方法や内容、難易度(合格率)についてお話ししたいと思います!

そちらもぜひお楽しみに!

最後までご覧頂き誠にありがとうございます。

TREINER’S GYM(トレーナーズジム)駒沢店でパーソナルトレーナーとして活動しております!
instagramでも食事やトレーニング、ダイエットについて発信していますので、是非ご覧いただけると幸いです。

パーソナルトレーナー 松尾

松尾朋紀

コラムを書いた人
松尾朋紀

トレーナーズラボ第9期生の松尾朋紀です。

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