パーソナルトレーナー資格NSCA-CPTについて【受験方法・合格率・勉強方法は?】

皆さんこんにちは😃
小川太一です!
前回はNSCAについてや資格の必要性について解説させて頂きました。今回はNSCA-CPTにフォーカスして詳しく解説していきたいと思います!
是非最後までお付き合いください!!



目次
1.NSCA-CPTの受験費用
2.NSCA-CPTの受験方法
3.NSCA-CPTの試験内容
4.NSCA-CPT試験の難易度、合格率
5.私が何故NSCA-CPTを取ろうと思ったか?
〈メリット・デメリット〉
6.まとめ


1.NSCA-CPTの受験費用
受験料は46,000円。手続きが終わるとその日から120日間の受験期間が設定されており、その中で1回だけ受験できます。受験は予約制でWEBサイトから受付。試験の予約をしないまま受験期間が終了しても返金は不可になります。

受験期間の延長

やむおえない理由で受験期間の120日の間に受験ができないという場合は、延長料金11,000円を支払うことでさらに120日間の延長ができます。ただし、延長希望の場合は当初の受験期間が終わる2週間前までに手続きをする必要があるので注意しましょう。

再受験

再受験に回数制限はありませんが、前回の受験日から90日以上経たないと再受験をすることはできません。ただし再受験の手続きはそれ以前から対応可能。再受験の場合も受験期間は120日で受験料は変わらず46,000円です。

キャンセル料

一定の条件を満たせば受験期間が終わる1週間前までなら受験のキャンセルが可能。キャンセルした場合は全額ではなく、受験料から50%の違約金がかかります。

また事務手数料1,100円も差し引かれ21,900円のみ返金となるので注意が必要です。

2.NSCA-CPTの受験方法
NSCAジャパンHPより会員登録

マイページから出願手続き

受験料の支払い(46000円)

学歴証明書類の手配
※1年以内に発行された物
※コピー不可、卒業証書不可

CPR/AED講習を受講し、修了証を受け取る
※提出用はコピーでOK

学歴証明書類、CPR/AED講習修了証をNSCAジャパンへ郵送

NSCAジャパンより出願手続き完了の連絡

オンラインにて任意の受験会場、受験日、時間を予約

ピアソン(試験代行会社)より予約完了の連絡

受験日当日予約した会場へ


3.NSCA-CPTの試験内容
問題の構成は、スコアード問題140問とノンスコアード問題15問の計155問で、試験時間は3時間です。

『クライアントに対する面談と評価 25% 32問
プログラムプランニング 31% 45問
エクササイズテクニック 31% 43問
安全性、緊急時の手順、法的諸問題 13%  20問
ノンスコアード問題 - 15問
合計 100% 155問』

・クライアントに対する面談と評価
パーソナルトレーナーが、クライアントとのトレーニング活動を開始する前に行うものです。
クライアントと面談し、現在の健康評価と体力評価を行う際に必要となる知識が問われます。また、それらの知識の一つのベースとして、栄養学の理解も必要となります。

・エクササイズテクニック
ストレッチ、自重トレーニング、スタビリティ・エクササイズ、レジスタンストレーニング、有酸素性トレーニングなど、さまざまなエクササイズについての適切なテクニックや、それらのエラーテクニックに対する修正エクササイズを理解しているか?などの知識が問われます。
エクササイズテクニックは、バイオメカニクスとの関連性が強く、特にエクササイズのエラーテクニックを理解する際には、「なぜそのテクニックが不適切なのか?」という点を理解する前に、身体にかかる物理的な負荷とそのメカニズムも理解しておく必要があります。

・プログラムプランニング
クライアントのニーズに合ったトレーニングプログラムを計画するために必要な知識が問われます。
レジスタンストレーニングや有酸素性持久力トレーニング、プライオメトリックトレーニングやスピードトレーニングなどが含まれます。特に健康に問題のないクライアントのみならず、糖尿病や高血圧を抱えるクライアント、高齢者、アスリート、妊婦、整形外科的疾患を抱えるクライアントなど、幅広い対象者に対して適切なプログラムプランニングを組むための知識を理解しているかが問われます。
解剖生理学やトレーニングに対する適応など、基礎知識を正しく理解することが、プログラムプランニングを理解するための近道です。

・安全性、緊急時の手順、法的諸問題
パーソナルトレーナーとして活動するために、安全な施設条件や機器の管理について理解しておくことは必須です。また、いざというときに対応できるよう法的諸問題についても理解する必要があります。
パーソナルトレーナーとして安心して安全に活動できるよう、しっかり学習しましょう。

4.NSCA-CPT試験の難易度、合格率
難易度は中難度で、合格率は50〜60%程でしょう。


5.私が何故NSCA-CPTを取ろうと思ったか?
〈メリット・デメリット〉
私は今まで全く違う畑で仕事をしてきたのと、年齢が28歳なので、パーソナルトレーナーに正社員として転職するには、資格が必要不可欠だと考えたからです。
・メリット
“就職する際にかなり有利になる“
“パーソナルトレーナーとしての知識がつく“
“顧客から信頼される“
・デメリット
“お金がかかる(受験費用46000円etc)“
“勉強時間にかなりの時間を費やす“


6.まとめ
今回は以上となります!いかがでしたでしょうか?受験費用も高めですし、試験範囲も広いので勉強も大変ですが、NSCAは国際的に最も信頼性が高い資格なので、パーソナルトレーナーとして本気でやっていきたい人は是非取っておいた方が良い資格です!
次回はボディーメイクの大会について解説していきます!

小川太一

コラムを書いた人
小川太一

トレーナーズラボ第17期生の小川太一です。

instagram

小川太一の記事一覧