「生理学」下垂体ホルモンの働きについてVOL.7

こんにちは。パーソナルトレーナーの川村道歩です。
今回はペプチドホルモンの1つ、下垂体ホルモンについてお話をしていきます。
それではいきましょう!

目次

下垂体とはどのようなホルモンを分泌するのか?

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脳を描くの難しかったので大目に見てください、、、、

少し分かりにくいと思うのですが、下垂体とは視床下部の下にあります。
下垂体を大きく分けると、下垂体前葉、下垂体後葉、下垂体中葉の3つに別れます。
前葉、後葉、中葉からそれぞれのホルモンが分泌されます。

下垂体前葉
成長ホルモン、プロラクチン、甲状腺刺激ホルモン、副腎皮質ホルモン、性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン)が分泌されます。

下垂体後葉
バゾプレッシン、オキシトシン

下垂体中葉
メラニン細胞刺激ホルモン

あまり聞き慣れない言葉が多いですが、難しく考えずに見ていきましょう。

下垂体前葉と視床下部の関係

下垂体前葉は視床下部からのホルモンによる命令で働いています。
分かりやすく会社で例えると視床下部が社長。
下垂体前葉が部長という感じです。
部長がいるということは、平社員もいるといういう事になりますね。(社会のピラミッドみたいな感じですね笑)

成長ホルモンとは?

下垂体前葉と視床下部の関係がわかったところで、早速ホルモンのお話に移っていきます。
まずは下垂体前葉から分泌される成長ホルモンの作用についてです。
血糖上昇、脂肪分解、電解質再吸収、骨端軟骨形成、タンパク質合成作用があります。
注目して頂きたいのは血糖上昇、脂肪分解です。
前回の記事でお話をした、血糖上昇=脂肪分解血糖下降=脂肪合成ここを覚えて頂けらと思います。
骨端軟骨形成については、肝臓、腎臓、軟骨などでにおいてソマトメジンCを産生を促進し、軟骨細胞を増殖させ、成長を促してくれるのです。

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成長ホルモンは子供では成長を促しますが、大人では日中の心身の疲れ、ストレスを解放、組織を修復、老化の進行を抑制してくれるのです。
また筋トレにおいても非常に大切なホルモンにです。
成長ホルモンは歳を重ねるごとに減少していきますが、中高年の方でも筋トレをすると、安静時の100~300倍も分泌されると言われています。
成長ホルモンはタンパク質合成作用もありますので、筋トレはメリットだらけという事になるのです。

プロラクチンとは?

次にプロラクチンです。こちらも下垂体前葉から分泌されるホルモンの一種です。プロラクチンは乳腺発育・乳汁産生を促進、性腺機能を抑制する働きがあります。
簡単に言いますと胸を大きくしたり、生理がこないようにするホルモンです。
非妊娠時では、あまりプロラクチンは働いていなく作用が出てこないのが特徴です。
妊娠時に作用するホルモンと覚えて頂けたらと思います。

甲状腺刺激ホルモンとは?

まず初めに覚えておきたい事が甲状腺からは甲状腺ホルモンが分泌されるという事です。
そして甲状腺ホルモンは自分では分泌する事が出来なく、甲状腺刺激ホルモンによって分泌しなさいよと命令をされて分泌されます。

副腎皮質刺激ホルモンとは?

こちらも甲状腺刺激ホルモンと同様で、副腎皮質ホルモンを「出しなさいよ。」と刺激をしてくれるホルモンです。

性腺刺激ホルモンとは?

性腺刺激ホルモンだけは卵胞刺激ホルモン黄体形成ホルモンの2つに別れています。
卵胞刺激ホルモンは卵巣に対しては卵胞を成熟させ,卵胞ホルモンの分泌を促してくれる働きがあります。
黄体形成ホルモンは女性の性周期を担っており、排卵や子宮内膜の成熟、妊娠の維持に関与しているホルモンです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は下垂体前葉から分泌されるホルモンについてのお話でした。
また次回以降の記事で中葉、後葉のお話をしていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
それではまた次回お会いしましょう!

川村道歩

コラムを書いた人
川村道歩

トレーナーズラボ第16期生の川村道歩です。

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