コラムを書いた人
川村道歩
トレーナーズラボ第16期生の川村道歩です。
こんにちは。パーソナルトレーナーの川村道歩です。
人間の体のホルモンとは何か?またそれぞれのホルモンの役割についてお話していきます。
ちなみにホルモンって焼き肉の事ではないですよ笑(絶賛減量中で頭がおかしくなってるかもしれません笑)
それではいきましょう!
ホルモンとは内蔵の中にある内分泌腺で作られ、血液中に放出され標的器官に運ばれ生命機能を維持する働きをもつ重要な伝達物質です。
ホルモンは100種類以上あり、これらの分泌が多すぎたり少なすぎたりすると、心身にさまざまな障害が起こってきます。
伝達物質には神経伝達物質とホルモンによる伝達物質があります。
違いは神経伝達物質は脳からの電気信号によって行われ、伝達スピードが早いのが特徴です。
ホルモンの場合は内分泌線から血液中に放出され、血液の流れによって各臓器に運ばれるので、伝達スピードが遅く、効き目が長いというのが特徴です。
簡単にすると、神経伝達物質はLINEみたいな感じで、ホルモン伝達物質は手紙みたいな感じです。
ホルモンもたくさんの種類があるのですが、これを大きく分けると、ペプチドホルモン(タンパク質)、アミン系ホルモン、ステロイドホルモン(脂)この3パターンなのです。
ではそれぞれについて深堀りしていきます。
ペプチドというのは別の言い方をすると「タンパク質の事」で、タンパク質はアミノ酸がたくさん集まって出来たものなのでサイズが大きいのです。
サイズが大きいので細胞膜を通過する事が出来なく、細胞膜上のホルモンを受け取る受容体(レセプター)と結合し働きをします。
絵にすると大体こんな感じです笑
ペプチドホルモンは5つの種類があり、上皮小体ホルモン(副甲状腺ホルモン)、膵島ホルモン、カルシトニン (甲状腺ホルモンの1つ)、下垂体ホルモン、消化管ホルモンがあります。
詳しくは次回の記事以降にします。
ステロイドは「脂」で出来ています。
細胞膜はリン脂質の二重膜で出来ていて、ステロイドホルモンは細胞膜を通過する事が出来るのです。
通過したステロイドホルモンは細胞膜ないの受容体とくっつき働きをします。
絵は大目にみてください。笑
ステロイドホルモンは2つの種類があり、性ホルモン、副腎皮質ホルモンだけなのです。
アミン系のホルモンは、ものによってペプチド系ホルモンと結合したり、ステロイド系ホルモンと結合する場合もあるホルモンとして覚えて頂けたらと思います。
まとめ
今回はホルモンとは何か?という事をテーマにお話していきました。
ホルモンも奥が深く勉強するほどに面白くなっていきます。
次回以降の記事で詳しくそれぞれのホルモンについてお伝えしていきますのでまた次回お会いしましょう。
「生理学」下垂体ホルモンの働きについてVOL.7
「生理学」カルシトニンってなに?VOL.6
「生理学」膵島ホルモン(ランゲルハンス島)とは?VOL.5
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