コラムを書いた人
早川拓也
トレーナーズラボ第17期生の早川拓也です。
こんにちは!早川 拓也です。
皆様はボディーメイクにおいて何が必要だと思いますか?
やる気?元気?根気?・・・いいえ、生理学です(^^)
ボディーメイクを進めるうえで、生理学は密接に係わっています。
生理学→生命現象を機能の側面から研究する学問。となっております。
誰しも効率良く効果的に進めれた方が良いですよね(; ・`д・´)
パーソナルトレーナーはそんなこともしっかりと考えおります。
これからお話しすることは体の機能の話です。
筋トレ限定ではなく普段の生活でも意識をせずとも行われていることです。
私達が食べた物がどの様に体を動かすエネルギーに変わり使われいくのか?そんなことを例え話を交えながらお伝えします。
それでは行ってみましょう!
みなさま、たんぱく質・脂質・炭水化物を食べないと命を落とします。
なぜなら人間のエネルギーの元になりえる物が三大栄養素しかないからです。
ビタミン・ミネラルは大切ですがその代わりにはなりえないのです。
結論:大きな分子を小さな分子に分解することです。
これに伴い、エネルギーが放出されます。
イメージ )
口に入れた食材が嚙み砕かれ胃に入ります、そこから粥状になり小腸で吸収されるのですがその時に体が吸収しやすいようにチョキチョキと細かく分解していく。
※状況によっては筋肉も容赦なく分解していきます(;^ω^)
結論:小さな分子を大きな分子に合成することです。
イメージ )
細かく分解され体内に吸収された分子を各組織で合成する、
チョキチョキされる前のようにくっつけていく感じですね。
※異化→同化されても外部からのエネルギー摂取量が少ないと合成された
組織は分解される。
結論:人間のエネルギー源となる最終形のことです。
こんな感じでA(アデノシン)にP(リン)が3つくっついている。
これが物を担いだり、走ったりするとP(リン)が1つ外れエネルギーが出ます。
ATPは主に筋肉(横紋筋・平滑筋・心筋)で使われている。
糖やグリコーゲンと同様に筋細胞に貯蔵することもできます。
結論:ATPが筋活動によって使用されP(リン)が1つ外れたすがたです。
人間が継続的に筋活動を行うためにはATPの供給(再合成)が必要。
そして人間にはADPをATPに再合成するための機構(ガソリンホース)が存在する。
結論:ADPとCP(クレアチンリン酸)を結び付けて再びATPへ再合成する。
詳しく)
活動エネルギーとして使われた後、血中にADPが増えると肝臓からCP(クレアチンリン酸)を持ってくる。持ってこられたCPはPをADPへあげてATPへ再合成を手助けする。
残ったC(クレアチン)はというと2つ選択を迫られる。
1:再びPとくっついてCPに戻り肝臓へ帰還。
2:Cのまま尿で排出される。
結論:その名の通り糖を分解してエネルギーを作り出します。
詳しく)
ピルビン酸に①速い解糖をあてると乳酸へと変わる。
乳酸が代謝され再度ピルビン酸へ戻りそこに②遅い解糖をあてると
効率よくエネルギー燃焼される。
※速い解糖へ入れると乳酸濃度が上昇=成長ホルモンが分泌され脂肪燃焼が見込める。
ボディーメイクにおいてかなり重要な機構です(; ・`д・´)
結論:低強度の運動や安静時(座位)にATPを供給しています。
詳しく)
エネルギーとして使われる順番は・・・。
①炭水化物→②脂質→③たんぱく質。
また安静時は70%が脂質、30%が糖から得ており
基礎代謝が高いと脂質の減少に有効です。
ってことは、ケトジェニック中は炭水化物が枯渇しています。
①炭水化物を飛ばして②脂質がジャンジャン使われるボーナスタイム!
しかし!ここで“注意ポイント”です。
②脂質の供給がなくなると③たんぱく質がエネルギーとして使われます。
何も言わずに知らぬ間にです。せめて使うときに一声かけてほしいですがそうもいかないのが人体の難しいところですね(;^ω^)
いかがでしたでしょうか?
普段聞きなれない言葉が多かったのでは?そんな生理学ですが学んでみると意外と面白いと思えました。
これは基礎中の基礎でもっと奥深いものですがこれを巧みにコントロールして現役でボディーメイクを進めている講師から直接学べる専門スクールはとても価値のある自己投資です。
次回は【生理学VOL.2 糖新生と運動強度とホルモン】についてまとめていきます。
最後まで見て頂きありがとうございました!