コラムを書いた人
馬場直規
トレーナーズラボ第13期生の馬場直規です。
こんにちは。
パーソナルトレーナーの馬場直規です。
今回はパーソナルトレーナーとしてお客様のボディーメイクを ご案内していく上で、必ず必要となる『栄養学』に関する記事となります。 まずは基本となる部分をお伝えしたいと思います。
目次
・【基本の5大栄養素】
・【炭水化物の役割】
・【タンパク質の役割】
・【脂質の役割】 ・【ビタミン・ミネラルの役割】
基本の5大栄養素とは炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルのことを指します。 どの栄養素も人間の体には必ず必要な栄養となりますので、バランスよく 摂取していきましょう。
炭水化物とは糖質、食物繊維を足したものを指します。 糖質は人間が活動するにあたりもっとも使われるエネルギー源となっております。糖質が不足するとエネルギー不足による疲労感や集中力の減少の原因になります。また糖質は脳のエネルギーにも使われています。 通常はブドウ糖しかエネルギー源として利用できない脳や神経細胞にブドウ糖を供給することができます。糖質は1gあたり4kcalのエネルギーを産生しています。 糖質は車に例えるとガソリンなので欠かせない栄養素ですが、過剰に摂取をすると中性脂肪として蓄積され、肥満や生活習慣病の原因になります。
タンパク質は、人間の筋肉や骨、内臓、髪の毛などを作ってくれています。人の体はほとんどがタンパク質から構成されています。
体の70%は水分と言われていますが、約20%はタンパク質です。
他にもホルモンや免疫物質などの調整機能をつくる材料にもなっています。
タンパク質は1gあたり4kcalのエネルギーを産生しています。
脂質は、人間の体にとってサブ燃料になる糖質に次ぐ第二のエネルギー源です。
また細胞膜や血液、ホルモンの材料となります。体内でつくることのできない必須脂肪酸が含まれており、細胞膜の成分やホルモンの材料として役立つため、不足すると皮膚などに影響が出てきます。排便を促す効果もあるのでとても大切な栄養素となります。 脂質は1gあたり9kcalのエネルギーを産生しています
ビタミンとミネラルはどちらもエネルギーにはなりません。しかし人間の体ではほとんど作ることができないため、食事やサプリメントから摂取する必要があります。ビタミン・ミネラルが不足すると欠乏症や様々な不調を起こすこともあり、摂取しすぎた場合にも過剰症や中毒を起こすものもあります。
ビタミンには水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあります。 水溶性ビタミンはビタミンB群(B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)とビタミンCがあります。体内の様々な代謝に関与し、酵素の働きを助けます。脂溶性ビタミンはビタミンA、D、E、Kがあり、主に脂肪組織や肝臓に蓄えられます。身体の機能を正常に保つ働きをしていますが、摂りすぎると過剰症を起こすことがあります。
ミネラルもビタミン同様、不足や過剰のリスクがあり、お互いに吸収や働きに影響を与えるのでバランスよく摂取することが大切です。
20~40代女性ではミネラルの中でもカルシウム、マグネシウム、鉄が不足しがちになっています。カルシウムは乳製品や小魚、マグネシウムは魚や海藻、ナッツ類、鉄はレバーや赤身の魚や肉、ほうれん草などに豊富に含まれています。カルシウムやマグネシウムは骨をつくるための成分として、鉄は血液をつくるために大切な栄養素なので意識して摂取しましょう。
どの栄養素も必要なものですが、摂ればいいというわけではなく、バランス良く摂取することが大切になります。
次回は栄養学について『VOL.2』お話しします。
パーソナルトレーナーの馬場直規でした。
次回の記事もよろしくお願いします。
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最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
パーソナルトレーナースクールに通学し、プロのトレーナーとして資格取得を目指して勉強中の馬場直規でした。
次回の記事もよろしくお願いします。