コラムを書いた人
小貫愛澄
トレーナーズラボ第3期生の小貫愛澄です。
前回の記事ではNSCA-CPTの中身について詳しく書かせていただきました。今回はパーソナルトレーナーは大会やコンテストの出場は必要なのかどうかについて書いていきます。
大会やコンテストの出場はパーソナルトレーナーにとって必須条件ではありませんが、出場し入賞することにより自分の名前がトレーナー業界に知れ渡り、自分の自信につながるとは思います。なので時間と金銭の余裕があれば1度は出場してもいいのでしょうか。
以上の3つのことについて大会の中身に触れながら紹介していきます。
・大会のジャンルについて
大会をまず6つに分類して紹介していきます!
⒈フィットネス系:・フィットネススター(2018〜)
・フィットネスエンジェル(2017〜)
⒉ボディーメイク系:・ベストボディジャパン(2013〜)
・サマースタイルアワード(2015〜)
・スーパーボディコンテスト(2019〜)
・ボディメイクグランプリ(2015〜)
3.モデル系:・スーパーモデルコンテスト(2009〜)
・ミスユニバースジャパン(1952〜)
・ミスジャパン(2019〜)
⒋ボディビル系:・IFBB(1946〜国際ボディビルダーズ連盟)
・NABBA(1950〜全米アマチュアボディビル協会)
・JBBF(1982〜日本ボディビル・フィットネス連盟)
・NBBF(1954〜日本ナチュラルボディビル連盟)
⒌フィジーク系:・NPCJ主催(2015〜)
アマチュアオリンピアジャパン
・JBBF主催
メンズフィジーク、ビキニフィットネス
⒍その他:・全日本ベンチプレス選手権大会
・全日本パワーリフティング選手権大会
・カネキンデットリフトチャレンジ
・アームレスリング大会 など
・どの大会が自分に合っているか、またその理由
今回たくさんの大会、コンテストを調べて今は出れないがいつかは出てみたいという大会があったのでまず自分にその大会が合っているのか、他にも合っているのかについて紹介していきます。
この業界に携わるのも大会に参加するのも初めてな私にとってレベルの高すぎる大会は流石に無理があることはわかっているので、いろいろ調べている中で初心者にもおすすめという大会があるという記事を見てこの大会なら出てみたいなと思うものがありました。その大会名は「NPCJ」という大会です。既にご存知の方はいると思うのですが、少し紹介していきます。
NPCJ:数多くのカテゴリがあり、自分のレベルに合わせて選びやすい。
シンプルなエントリー料金でインターネット申し込みなので参加しやすい。
海外で活躍しているボディビルダーの方が審査員としてきていたりするのでいずれ海外進出していきたいと考えている方にはオススメ。
以上の理由が私が実際出るってなった場合1番合っている大会はNPCJではないのかなと思いました。自分の体に自信がついてきたときには実際に出場して上位入賞を目指して本気でやってみたいなと思いました。
・自分が出たいと思う系統の大会について、比較
自分が出てみたいと思う系統の大会はフィジーク系の大会です。有名なボディビルとは少し違い、体全体の筋肉のバランスを主に見られます。
特徴としては、絞れたウエストによる上半身の美しい逆三角形、がっしりとした三角筋、シュッとした引き締まった脚とカッコいいバランスの取れたボディになります。
ボディビルとの一番の違いは、服装でしょうか。ボディビルダー選手はブーメランパンツを履いています。理由は脚も審査基準なるため、より脚も見えるようにブーメランパンツなんです。
一方、フィジーク選手はサーフパンツを履いています。これはボディビルと違い脚(ふともも)が審査対象に入っていないからです。なので、フィジーク選手モデルのようなシュッとした素敵なお御足の選手が多いです。
次にフィジーク系の大会の比較をしていきます。
今回はNPCJとJBBFの2大会を比較していきます。
まず先ほども紹介しましたNPCJは数多くのカテゴリがあり、自分に合ったカテゴリ、レベルを選べるのでとてもわかりやすいです。その他にも大会の公式ページに写真付きで掲載されるので自分の名前を覚えてもらいやすいなど利点があります。最近では、2017年10月にNPCJはIFBBとの提携を発表し、NPCJが主催する大会で(日本で)プロカードの発行ができることとなりました。その結果、プロを目指している方が大会に出場するようになり大会のレベルは上がっていますが初心者でも出られる部門もあるので私のような初心者でも出られるのでそこは安心しました。
次はJBBFという大会についてです。
JBBFで開催される男性向けのフィジーク部門は「メンズフィジーク」のみとなっています。
40歳以下級>168cm以下級・172cm以下級・176cm以下級・176cm超級
40歳超級>172cm以下級・172cm超級
JBBFで開催されるメンズフィジークの階級は上記の通りで6つに分類されます。年齢と身長によって自動的に分類されるシンプルな構成となっています。
JBBFの特徴としては、
・大会のレベルが高く、規模が大きい
・プロの審査員が審査をしてくれる(審査員の認定制度あり)
・JBBFの選手登録をしている場合、他団体の競技には参加できない(協力団体の大会には参加可能)
・ドーピングに厳しい
・登録選手のセミナーなど営利活動が禁止
JBBFはドーピングチェックがとても厳しいことで有名です。抜き打ちで行われることがほとんどで、大会で優勝した選手などを対象に行われます。日常生活の中で突然ドーピング検査員が表れて検査を要求されることがあるんだとか。全員が全員、検査を受けているわけではないですが、一般的なイメージでは「JBBFで勝っている選手はナチュラル」という印象がつきます。
その他、注意しなければいけない点は「営利活動が禁止されいていること」が挙げられます。JBBFはいろいろなことに注意しながら体を作り上げて行かなくてはならないので厳しいですが、それほどボディメイクに本気というのがひしひしと伝わってきます。
簡単ではありますが、フィジーク系の2大会について比較させていただきました。2つの大会を比較してみて思ったことはやはり初心者の私が出やすいのは、初心者の部門があるNPCJの大会の方が出やすいと思いました。エントリー方法もネットでできるということなのでぜひ機会があれば1度はチャレンジしてみてその時の自分の実力を試してみたいとも思いました!!
以上今回の記事でした。読んでくれた方ありがとうございます。
これからも投稿していきますので、よろしくお願いします。
また次回の記事で・・・。