コラムを書いた人
佐藤創輝
トレーナーズラボ第16期生の佐藤創輝です。
・パーソナルトレーナーになぜ栄養学必要か
・トレーナーに必要な栄養学
・まとめ
・パーソナルトレーナーになぜ栄養学必要か。
上記疑問に対しダイエットを行い、健康を取り戻すには理論的な食事の知識・取り方が重要であるからだ。
何も知らずただ食事量を減らしダイエットを行うと反対に浮腫により太ってしまったり、健康から離れてしまう恐れがある。健康に安全に効率的にダイエットを行うためにも栄養学の知識はトレーナーに取って必須分野である。
・トレーナーに必要な栄養学
#1.5大栄養素とは
1.炭水化物
2.タンパク質
3.脂質
4.ビタミン
5.ミネラル
これらの5つの栄養素で人の体は成り立ち動いている。
また栄養素の摂取をどのくらいに調節するかでダイエット・増量・健康が決まる要素でもある。
これから5大栄養素を順番に話していく。
#2.炭水化物とは
まずは炭水化物だ。炭水化物とは糖質と食物繊維が合わさったものである。炭水化物は一番のエネルギー源でもある。食物繊維と糖質の内今回は糖質について話していきたい。
糖質は単糖・少糖・多糖に分かれ、特に少糖は体に吸収されにくい働きがある。糖はエネルギーになるが取りすぎると脂肪になったりするため、摂取仕方を考慮しながら取ることが必要である。
→GI値とは
食品事の血糖値の上昇具合を表したものである。
①急激な血糖上昇はインスリンの分泌を促進し、その後急激な低下が生じ、グルカゴンの働きを促す。そのため筋の分解や眠気・血糖の乱れを起こす。
②またインスリンの分泌が増加することで体に溜め込む働きが上がり太りやすくなる。
→そのためダイエットはGI値が低い食べ物を取ることが大切である。
ex)そば、玄米、ライ麦パン、全粒粉等
このように糖の摂取量だけでなく取り方・食べ方もダイエットには大切な要因になる。
#3.タンパク質とは
次はタンパク質だ。タンパク質とはいくつかのアミノ酸が繋がり作られた物であり主な働きは、
①体の組織を構築する
②ホルモンや酵素の材料になる。
→必須アミノ酸とは…
体に必要な栄養分だが体で作れず、外部から摂取しないといけない栄養分である。9つあり
フェニルアラニン、ロイシン、バリン、イソロイシンスレオニン、ヒスチジン、トリプトファン、リジン
メチオニン
である。これらの物質は筋肉・神経強化、成長促す等人体に取って必要な栄養素なため積極的にとるよ心がけが必要である。
#4.脂質とは
脂質とは炭水化物に変わる第二のエネルギー源である。主な働きとして
①体温の保持
②ビタミンの吸収促進
である。
→飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸とは
飽和脂肪酸とは常温で個体の物
不飽和脂肪酸とは常温で液体の物
てある。不飽和脂肪酸は人間の体内でつくることができないため必須脂肪酸と呼ばれている。
悪い油:オメガ6、酸化油、動物性脂肪酸、人工脂肪酸
良い油:オメガ3、オメガ6、中鎖脂肪酸。
オメガ3:魚の油。鮪刺身等。熱に弱い
オメガ9:オリーブ油。熱に強い
中鎖脂肪酸:ココナッツオイル。
まとめ
健康には運動・食事・休養の3つが大切である。その大切な食事において食べ方、ダイエット方法を理解し、ゲストに伝えるためにも栄養学は必要である。また、ゲストが食事方法が分かればその家族・大切にしている人々に指導し健康で幸せになる人々が増えていくのではないか。
次回の栄養学vol2でビタミン・ミネラル・プロテインについて話していきたい。