コラムを書いた人
佐藤創輝
トレーナーズラボ第16期生の佐藤創輝です。
・ケトジェニックには生理学の知識が必要か
・トレーニングの知識
・生理学の応用は可能か
・ケトジェニックには生理学の知識が必要か
上記問いについて私は必要だと考える。なぜならば前回話したホルモンの促進・抑制するには食べ方・睡眠・運動の仕方等の方法がより効率的にできるからだ。また、本記事で説明するがエネルギーや運動強度と運動時間も同様に生理学の知識がもとになっている。そのため上記内容において生理学のの知識は必要である。
・トレーニングの知識
#1ATP
ATPとは…
異化作用により三大栄養素から作られたエネルギーのこと。(通称:アデノシン三リン酸。以下ATPと表記)アデノシンと3つリン酸からなる。
・エネルギーの作り方(ATP)
ATPは3つのリンにうち1つのリンを放出することでエネルギーが生まれる。
ようするに
アデノシン3リン酸-1つのリン酸放出➡️エネルギー
残りアデノシン2リン酸(ADP。以下ADPと表記)となる
➡️そして再びリン酸が1つ加わりATPになる
#2ATPの作り方パート1 (ホスファゲン機構)
ATPとクレアチンリン酸からなる
➡️クレアチン酸+ADP=クレアチン+ATP
ようするに
ADPにクレアチリン酸のリン奪い取ることでATPを作る。
#3ATPの作り方パート2 (解糖系機構)
グルコース(炭水化物)をピルビン酸に分解する過程で
上記のように2つのATPと乳酸が生まれる。
➡️乳酸は後にピルビン酸になり後にエネルギーに変わる。
ようするに
ホスファゲン機構、解糖系は短時間で強い運動に優れている。
#4ATPの作り方パート3 (酸化機構)
ピルビン酸は後にtca回路で2ATP作られ、その後呼吸司るミトコンドリアで34ATP作られる
ようするに
酸化機構は大量のエネルギーを作り出せるため持続的運動に優れている。
#5運動強度と運動時間
運動強度とは…
どのくらいの運動に耐えれるか示したものである
エネルギーで言えば
ホスファゲン機構が1番強い強度
解糖系が2番目
酸化機構が3番目である。
しかしエネルギー生産(ATP)が少ないため…
ホスファゲン機構は0~6秒。
解糖系6秒~1分程度
酸化機構1分程~
と働く時間が短い。
ようするに
ホスファゲン機構は強く短い力。
酸化機構は弱く持続的な力である。
・生理学の応用は可能か(感想)
生理学の知識を使用することで運動するにも効率的に行える。また、なぜ痩せないか・今体で起こっている症状は何か知ることもできる場合もあるだろう。
今の現状を知る・病気や怪我の予防面においても生理学の知識が必要となりそれぞれの知識が点から線に繋がると応用もできると考える。