コラムを書いた人
佐藤創輝
トレーナーズラボ第16期生の佐藤創輝です。
・パーソナルトレーナーに生理学は必要か?
・必要な知識
#1ホルモンとは
#2同化・異化
#3糖新生
#4ダイエットに必要なホルモン類
#5ダイエットを阻害するホルモン類
・まとめ
・パーソナルトレーナーに生理学は必要か
結論から言うとパーソナルトレーナーに生理学の知識は必要である。なぜならば医療従事者と同様人体に触れ
体の仕組みを理解しなければダイエットにも困難だからである。また、生理学的現象により、目の前でゲストが倒れたり・怪我したり最悪死にいたしめることさえあるからだ。例えばバルサルバ方というものがある。高血圧のゲストに高負荷の運動行い、力むと血圧上昇見られ最悪の場合脳出血に起こるものである。上記内容によりパーソナルトレーナー他運動指導行う者は生理学が必要であるのだ。
今回は数ある生理学の知識の中でダイエットに関係した話を述べたい。
#1ホルモンとは
ホルモンとは…
ホルモンとは、主に内分泌臓器や組織でつくられ、血流に乗って標的器官へ運ばれて生命機能を維持するはたらきをもつ重要な情報伝達物質である。 ホルモンには100種類以上があるが、これらのホルモンの分泌が多すぎたり少なすぎたりすると、心身にさまざまな障害が起こるため大切である。
#2同化・異化とは
同化とは…
同化とは小さな分子を大きい分子に合成すること
例えば筋肉においても同化ホルモンは筋肉を合成していくものである。
異化とは…
異化とは大きな分子を小さい分子に分解すること。これに伴ってエネルギーが放出される
例えば筋肉においても異化ホルモンは筋肉を分解していくものである。
これらのことからダイエットには同化ホルモンはを増加し、異化ホルモンを抑制する事が大切である。
#3糖新生
糖新生とは…
→糖以外の物質から糖を生成する経路
血糖値が低下とともに、糖によるエネルギー供給が不足した状態になると…
グリコーゲンやグルコースを分解する代わりに脂質・タンパク質の分解とアミノ酸の異化が促進され、その炭素骨格がエネルギー源として用いられる。
炭水化物→脂質→タンパク質の順番でエネルギー減となるため、糖を制限することで脂質がエネルギーに使われ脂肪が燃えるのである。
そのため、ケトジェニック(糖質制限)で痩せることになる。
#4ダイエットに必要なホルモン類
・インスリン
→主に血糖値下げる働きがある。
ダイエットに関しては同化の作用を持つ
特にバルクアップ時期に大切になる。
→体脂肪が低い方が効きが良い。
→そのため一度体脂肪を減少してからバルクアップした方が効率が良い。
・成長ホルモン
→主にタンパク質合成を促進
→脂肪を分解する。
→グルコースとアミノ酸の利用の増加。
→コラーゲン合成の促進。
→免疫細胞の機能の促進。
ダイエットでは脂肪細胞から脂肪酸を放出し徐脂肪体重の増加。
→血中濃度上昇を感知し成長ホルモンが促がされるため
主に無酸素運動の激しい運動で乳酸放出することが大切
また22~2時で分泌物量増加あるためその間に睡眠とることも必要。
・テストステロン
男性ホルモン
→主に筋分解タンパク質合成。
→成長ホルモンの放出促進。
大筋郡エクササイズで働き、特に最大一回しか上がらない重さを扱う際促進させる。また休憩は30~60秒程の休憩がオススメ!
女性は男性の20/1しか分泌されないため、女性が見た目で筋肉隆々な程バルクアップはとても大変である。
・甲状腺ホルモン
→糖の吸収促進。
→血中脂質の低減。
→基礎代謝維持。
→全身の発育・成長・成熟促進。
#5ダイエットを阻害するホルモン類
・グルカゴン
→主に血糖値を上げる
ダイエットとしては異化ホルモンであり筋の分解を誘発する。
→そのため血糖値が下がらないようにコントロールご必要である。そのため3~4時間ごとに細かな食事が大切である。
・コルチゾール
→主にストレスを緩和する働き。
ダイエットではタンパク質合成の抑制。
速筋に強力な異化作用ある。
筋力低下。
テストステロン・インスリンと拮抗する。
まとめ
以上がパーソナルトレーナーにとって必要な生理学の予備知識!。統計的に学ぶために、専門のスクールで学ぶことは大切である。
次回は生理学vol2です。ATPとエネルギーの話をしていきたい。