パーソナルトレーナーのケトジェニックのやり方紹介

・ケトジェニックとは
・基礎代謝とは
・pfcバランスとは
・ケトジェニックの実際の方法

・ケトジェニックとは…
ケトン体濃度を持続的に増加させ、ケトーシスへの誘導を目的に、十分な量のタンパク質と、大量の脂肪を摂取し、炭水化物を可能な限り避ける食事療法の一種である。
 →要するに糖質制限の食事方法ことである。

糖質制限を行い体から1番のエネルギー物質の糖質が枯渇されることで、ケトン体・脂質を主なエネルギーに使用でき、体脂肪燃焼が生じダイエットに効果がある。

・基礎代謝とは…
覚醒状態の生命活動を維持するために生体で自動的に行われている活動における必要最低限のエネルギーのことである。
→要するに1日の生命活動に最低限必要なエネルギー
のことである。

・PFCとは…
P:タンパク質 f:脂質 c:炭水化物のことである
このPFCの取る比率をコントロールすることをPFCバランスと言う。バランスを上手に取ることで減量・増量がスムーズに行える。ケトジェニックでP:30%F:60%C:10%
とバランス良く取るようにする。
(以下タンパク質:P、脂質:F、糖質:Pと表記する)

・ケトジェニックの方法
①目標設定カロリーを決める
②PFCの割合を決める(カロリー)
③それぞれ1日のグラムを決める

①目標設定カロリーを決める
基礎代謝と1日の身体活動量を使用する。

身体活動レベル:1日の活動する活動量の推定
生活の大部分座っている・・・1.5
座っていること多く時より移動する・・・1.75
移動、立っていることがほとんど・・・2.0

基礎代謝×身体活動レベル(1.5、1.75、2.0)
=1日の身体推定活動量 
が分かる

→1日の身体推定活動量-(500~1000)
=1日の摂取カロリーになる。

この計算はめんどくさいため
基礎代謝+300kcalから始めると良い。

そこから様子見ながら量を減らせば減量、ダイエットになる

②PFCを決める
1日の目標摂取カロリー決めたら、そこからpfc取る比率を決める。

ケトジェニックの場合
P:30%
F:60%
C:10%
割合で取っていく
例)目標摂取カロリー2000kcalの時
P:2000×0.3=60kcal
F:2000×0.6=120kcal
C:2000×0.1=20kcal
となる

③キロカロリーをグラムにする
タンパク質:1g=4kcal
脂質:1g=9kcal
炭水化物:1g=4kcal

P:60kcal F:120kcal C:20kcal取る時
P:60÷4kcal=12g
F:120÷9kcal=13g
C:20÷4kcal=5g
となる。

→そのため上記例だと目標摂取カロリーは
P:12g、F:13g、C:5g
取るようにしていく

また、食品には大体 「裏」か「横」にPFCに関わるg数が書いてある。
そこを見れば誰でも目標摂取カロリー計算できる。

・まとめ
ケトジェニックとは糖質制限を行いケトン体・脂質を主なエネルギーに使う食事方法である。
脂質をエネルギーとして使用するため体の脂肪が燃焼しダイエットに効果がある。
しかし、過度の糖質制限は低血圧や低血糖引き起こし命の危険もあるため注意が必要である。

佐藤創輝

コラムを書いた人
佐藤創輝

トレーナーズラボ第16期生の佐藤創輝です。

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