【NSCAとは】パーソナルトレーナーになるには資格が必要?

こんにちは。白畑知行(しらはた ともゆき)と申します。
今回初投稿になります。

この投稿では私が目指しているパーソナルトレーナーの資格についてお話をさせていただきます。

まず『パーソナルトレーナー』って何?と思われている方もいますので、簡単にご説明いたします。
パーソナルトレーナーとは、トレーニング指導の専門職業になります。
教えるだけなら知識があればいいのではと思う方もいますが、その知識は本当に正しいのでしょうか?
資格を取得することで相手に教えるとき自身をもって伝えることができますし、お客様も安心してトレーニングを受けることができます。
どの職業においても資格というのは大切だと思います。
パーソナルトレーナーの資格を調べたときによく目にするのが『NSCA』というワードになります。
『NSCA』について少しでも知っていただければ幸いですので、最後までお付き合い下さい。

目次
1. NSCAとは
2. NSCA-CPTとNSCA-CSCSの違い
3. NSCA-CPTの資格条件
4. まとめ

1. NSCAとは
NSCAとは略称で正式名称は『National Strength & Conditioning Association』(全米エクササイズ&コンディショニング協会)です。アメリカに本部をもつ団体になります。
日本の団体名では『特定非営利活動法人 NSCAジャパン』となります。
エクササイズ&コンディショニングと名称のとおり、トレーニングだけでなく、健康管理も関わっていきます。トレーニング技術のほかに、生理学や栄養学といった知識も必要になります。

2.NSCA-CPTとNSCA-CSCSの違い
NSCAの資格には『NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)』と『NSCA-CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)』の2種類があります。
各資格によって指導ができる対象者が異なりますので、簡単にご説明しますと、『CPT』は主に一般人で年齢や経験問わず幅広い層への指導、『CSCS』はアスリートの方に特化した指導となっています。
パーソナルトレーナーを職業にしたい方は、まず『NSCA-CPT』の資格取得をオススメします。

3.NSCA-CPTの資格条件
NSCA-CPTの資格を取得するためには、認定試験に合格した後にNSCAジャパンから認定を受ける必要があります。
そして、認定試験を受験するためには以下の4つの条件を全て満たす必要があります。

(1)NSCAジャパンの会員になること
 会員種別は正会員、学生会員。どちらも受験資格あり。
 入会はウェブサイト経由か郵送にて申し込み可能。
 ・入会金:不要
 ・年会費:正会員が13,200円(税込)、学生会員が11,000円(税込)

(2)出願時点で満18歳以上であること

(3)高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験の合格者であること

(4)CPR(心肺蘇生法)とAED(自動体外式除細動器)の有効な認定者であること
有効な認定と認められるためには講習会を受ける必要がありますが、現在はWEBでの受講も可能ですのでご参照ください。

一般市民向け 応急手当WEB講習 消防庁が一般市民向けに、救命講習をWEBで提供します。心肺蘇生・AEDの活用などの応急手当を学ぶことができます。 www.fdma.go.jp

4.まとめ

パーソナルトレーナーという言葉は目にしますが、その職業に資格が必要なのか、どのような資格が必要なのか。というのはまだ認識はされていない印象があります。

どの職業においても必ずその資格が必要というものが多いわけではありませんが、初めにお話ししたとおり、その知識は本当に正しいのか・自信を持って相手に指導ができるのか。と不安に思っているのであれば、資格取得してからでも遅くはないと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

次回はNSCA‐CPTの試験について、ご紹介いたしますのでよろしくお願いいたします。 

白畑知行

コラムを書いた人
白畑知行

トレーナーズラボ第17期生の白畑知行です。

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