
パーソナルトレーナー といわれる職業が存在する。
これは1人の人(お客様)にエクササイズや栄養の指導も含め、目的・目標の体へと導くことを仕事としている。
そしてこのパーソナルトレーナー という職業には幾種類かの資格がある。
前回に引き続き今回は実際の受験方法や費用についてまとめました。
費用

資格を取得する為にはいくらの費用がかかるのだろうか。
NSCA-CPTの資格受験料は45,200円である。
ただ、上で述べた資格取得条件つまり受験するにあたって必要であるAEDやCPRの取得にかかる費用は別となる。
それに加え、NSCA認定のトレーナーを名乗る為には資格取得後も毎年、年会費を払い続けなくてはならない。そう考えると決して安いものではない。
受験方法

実際に試験はいつ、どこで受ける事ができるのか。
試験はいつでも受ける事ができる。
というのも試験は毎日実施されている。
なので仕事やその他忙しくても調整しやすく、すごく便利だと思う。
また試験会場も日本の各地にあるため、わざわざ遠い距離を移動して受ける必要がない。これも便利なところである。
受験内容

次に受験内容というのはどういった内容のものになるのだろう。
CPTの試験時間は3時間で全155問で3つの選択肢から1つの解答を選ぶマークシート方式になっている。
140問のスコアード問題と、15問のノンスコアード問題。
ノンスコアード問題とは点数には加算されず、今後の試験問題作成の為に活用される問題である。
もちろん受験者にはどれがノンスコアード問題かはわからない。
難易度・合格率

内容は上に書いた内容になるが、その問題の難易度はどれほどなのか。
ちなみに毎年の合格率は一般的に約50~65%と言われている。
試験では幅広い知識が求められるので、相応の学習期間と勉強が必要である。
しかし、過半数が合格できることを考えると、決して難しい内容ではないとも言える。
それにしっかりと試験対策、勉強をしておけば合格率ほど難しくはないと思う。
まとめ
資格にかかる費用は安くない。
資格なんて無くてもパーソナルトレーナーになれる。
それでも私はNSCA-CPTの資格試験を受けようと思っている。
それは資格もそうだが、それまでの時間がもっと意味のある事だと思うからである。
最初に自分を掘り下げる事が大事だと言ったが、それが資格を受けるまでの時間だと思う。
今、私は勉強している。
トレーニングに関する事、他にも栄養の事、今たくさんの知識を学んでいる。そしてそれらを身をもって経験している。
それもパーソナルトレーナーという職に就いた先でお客様の信頼を得るために。そして自分という商品を買い続けてもらうために。



記事の担当者:白井達也
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パーソナルトレーナーはお客様を目的・目標とする体へ導いてあげる事ができる。痩せたい。筋肉をつけたい。お客様は様々な目的・目標を持って、パーソナルトレーナーの前に現れる。それを的確にそこまで案内できるかがパーソナルトレーナーの力だ。痩せる方法、筋肉をつける方法、それは今色々な情報が飛び交っている。そこで大事なのはトレーナーとして身をもって経験する事ではないかと私は思う。もし私がパーソナルトレーナーにお世話になるのであれば、しっかりと経験を積んだトレーナーの方が良い。目標となるような体の人にお世話になりたいと思う。そしてそのトレーナーがボディメイクを極め、大会での実績があればなお信用できる。