コラムを書いた人
三瓶巧
トレーナーズラボ第11期生の三瓶巧です。
初めまして!今回が初投稿です。
自己紹介します。
三瓶 巧(さんぺい たくみ)と申します。
今年の3月末まで都内の大学病院で作業療法士(国家資格)として働いていました。
今はパーソナルトレーナーとして活動しています。
近年、フィットネスがブームでトレーナーになりたいという方が増えてきている印象です。
そんな中でよく疑問に挙がるのが、
「トレーナーになりたいけど、資格とかって必要なのかな?、トレーナーって資格が無くてもなれるよね?」です。
その通りです。
パーソナルトレーナーになるには資格は必要ありません!
ただ、私は資格は必要なものだと思っています。
なぜって?お客様にご案内するのは「運動と食事」ですが、
正しい知識を持っていることを証明できるトレーナーと、そうでないトレーナー。
お客様がお金や時間など、投資したいとより思うのは前者がほとんどだと思います。
資格を持っている。それだけでお客様からの信頼は得られやすいと思います。
そして今回はこの資格を取っておけば間違いない!
日本で最も認知度が高く、信頼性も高い
【NSCA-CPT】
という資格をご紹介していきます。
NSCAとは、
ストレングストレーニングとコンディショニングに関する国際的な教育団体として1978年に設立。現在では世界78の国と地域において会員が活動しており、この膨大な会員のネットワークをもとに、ストレングストレーニングとコンディショニングの実践と研究から得られた最先端の情報を世界中に配信し続けています。
NSCAは他の多くのスポーツ関連団体と異なり、スポーツ科学、各スポーツ競技、医療分野、フィットネス分野などの様々な専門家グループと共に、スポーツパフォーマンスとフィットネスの向上を目的とした、適切なストレングストレーニングとコンディショニングの活用という共通のゴールを目指して活動しています。
その中にNSCAジャパン(NSCAの日本支部)があります。
1991年に設立され、日本におけるストレングストレーニングとコンディショニングの指導者の育成や継続教育、研究に裏付けられた知識の普及を通じて、一般の人々に対する健康の維持・増進から、アスリートに対する傷害予防とパフォーマンスの向上などに貢献するために活動しています。
NSCAには、2種類の資格があります。
①【NSCA‐CPT】と②【NSCA-CSCS】です。
1つずつ説明していきます。
①NSCA-CPT
一言で簡単にいうと
指導対象が年齢・性別・経験を問わず幅広い層(アスリートも含む)。
健康と体力のニーズに関して、評価・動機づけ・教育・トレーニングやコンディショニング全般の指導を行う、優れた専門的能力をもつ人材を認定する資格です。
そのため、NSCA-CPTはトレーニングの知識に加え、医学的、運動生理学的な専門知識とトレーニングの指導技術が必要となります。
パーソナルトレーナーのほか、フィットネスインストラクターやスポーツ指導者、理学療法士、柔道整復師などがNSCA-CPTを取得しています。
②NSCA-CSCS
一言で簡単にいうと
指導対象がアスリート、スポーツチーム。
傷害予防とスポーツパフォーマンス向上を目的とした、安全で効果的なトレーニングプログラムを計画・実行する知識と技能を有する人材を認定する資格です。
筋力トレーニングや他の体力要素の指導だけでなく、施設を運営、管理することも重要な職務となります。また、栄養、ドーピング、生活習慣に関する指導など、教育者的側面も併せ持っています。
ストレングスコーチ、アスレティックトレーナー、パーソナルトレーナー、医師、フィットネスインストラクター、研究者などがCSCSの資格を取得しています。
多くの方がイメージしているトレーナーとは、おそらくCPTだと思います。
そのため今回はCPTに絞ってお話します。
CSCSも知りたい!という方がいましたら気軽にメッセージお願いします!
NSCA認定資格には認定条件があります。また、資格認定者はNSCAおよびNSCAジャパンが定める規定と方針に同意する必要があります。
NSCA-CPT
①NSCAジャパン会員である
②満18歳以上
③高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者
④有効なCPR/AEDの認定者
⑤NSCA-CPT認定試験に合格
パーソナルトレーナーには資格は必要!
資格はNSCA-CPTを取る!
以上!
疑問に思ったことや聞きたいこと、少しでも気になったことがあればコメント頂ければお答えします。
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【NSCA-CPTの試験について】
・費用は?
・受験方法は?
です!
お楽しみに!