パーソナルトレーナーが目指す資格、NSCAの受験方法や合格率は??

こんにちは!
前回はNSCAの団体のことや、2つの資格の違いについて紹介しました。今回は NSCAの 資格試験が具体的にどういうものか、受験費用、受験方法、試験内容などを以下にまとめています。

●費用は?(CPTについて)
受験費 46,000円 
年会費 13,200円(学生会員は11,000円)

高い!

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また、延長手続き料を支払うことで、定められた120日間の受験期間を延長することができます。延長される期間は、申請の手続きが完了した日から120日です。
延長手続きを希望される方は、受験期間が終了する2週間前までに、マイページの出願状況ページ内の「延長依頼」ボタンよりおこなってください。
なお、延長手続きをおこなうことができるのは、1回のみです。

延長手続き料 11,000円 (税込)

●受験方法は?(CPTについて)

2016年4月より、コンピュータベース試験が導入され、受験者が試験会場や日時を選んで受験できるようになりました。

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受験の流れ

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①出願
「マイページからの出願」「受験料の支払い」「学歴証明書の郵送」が揃って出願手続き完了。余裕を持ってテストセンターを予約するため、受験希望日の2ヶ月前を目安に出願すると良い。

②テストセンターの予約
出願手続き完了後、1~2週間後にピアソンVUEから届く試験予約の案内メールにしたがってテストセンターを予約。

●試験内容は?(CPTについて)

試験時間は3時間です。(長い!)
スコアード問題140問と※ノンスコアード問題15問で構成されています。
そのうち、エクササイズテクニックなどに関する映像や画像を見て解答する問題が25~35問あります。

※ノンスコアード問題…今後の試験問題の評価用に作った問題で、採点されない問題のこと。

出題範囲↓(NSCA JAPANホームページ)
https://www.nsca-japan.or.jp/exam/outline/cpt-range.html

また、受験する回数に制限はありませんが、再受験する際は、受験日と受験日の間を90日以上開けなければなりません。
延長手続きは上記のとおりです。

●試験の難易度合格率は?(CPT)

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NSCA-CPT 78.9% (2019年度)

各セクションそれぞれ、スケールド・スコア(Scaled score)70以上で合格となります。
スケールド・スコアとは、統計的に算出された、難易度が異なる試験問題を同等のものに調整した得点のことです。
なお、各分野のスケールド・スコア化されていない点数は、受験終了後にテストセンターで受け取るスコアレポートで確認できます。

●資格を取る理由

資格を取る理由は、トレーナーとして信頼していただくという理由もあります。
もう一つの理由は、資格取得を通じ、トレーニングなどの正しい知識を得ることで、お客様により良いサービスを提供していくことにつながると考えたためです。

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以下のとおり、資格のメリットとデメリットもまとめました。

メリット
世界でも、知名度もあるパーソナルトレーナーの資格なので、信頼度が増す。
トレーナー業界で仕事をする上で、有利な条件で働ける場合がある。

デメリット
テストの基準がアメリカ規格(ポンドなど)

以上です。
参考になれば嬉しいです!

参照:NSCA JAPAN ホームページ 試験要項

https://www.nsca-japan.or.jp/exam/outline/cpt-guidelines.html

金山周平

コラムを書いた人
金山周平

トレーナーズラボ第3期生の金山周平です。

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