コラムを書いた人
遠藤亮子
トレーナーズラボ第5期生の遠藤亮子です。
こんにちは。パーソナルトレーナーのさやえんどう(遠藤亮子)です。
パーソナルトレーナーになりたい!と思った時、正しい知識を身に付け雇用契約を結ぶ際有利に働くように、また既にトレーナーとして活躍されている方が更に深い知識を得るため取得を目指す場合も多いと思います。
その中でも今回はNSCA-CPTについて詳しく掘り下げていきたいと思います。
NSCA-CPTは世界で最も有名な資格のひとつです。本拠地はアメリカですが日本にも支部を持ち受験が可能です。
NSCA-CPT受験費用について
受験費用は46,000円(税込)ですが、受験時にNSCAジャパン会員であることが条件です。会費及び教材費・問題集も合わせて必要になります。
・受験費用 46,000円
・年会費 13,200円(正会員)
・公式テキスト 11,880円(会員価格)
・公式問題集 9,900円(会員価格)
NSCA-CPT受験方法について
受験申し込みはNSCAジャパンのサイトから行います。受験日及び会場は申込時に選択可能です。試験のおよそ2か月前までには申し込みを完了させておく事をお勧めします。
試験はピアソンVUEが代行しており、全国の会場での受験が可能です。
パソコン画面上で行う3択方式となっています。
受験時間は3時間。途中休憩を取る事は可能ですが、その間も試験時間は進行します。
NSCA-CPT試験内容について
スコアード問題140問及びノンスコアード問題15問での構成です。
・クライアントに対する面談と評価 25% 35問
・エクササイズテクニック 31% 43問
・プログラムプランニング 31% 43問
・安全性、緊急時の手順、法的諸問題 13% 19問
・ノンスコアード問題 - 15問
合計 155問
トレーナーがクライアントひとりひとりに合ったプログラムを的確に、且つ安全に提供できるよう幅広い内容を網羅しています。
NSCA-CPT試験の難易度について
各セクションそれぞれ70%以上で合格となります。
昨年のNSCA-CPT合格率は NSCA-CPT 78.9%と、対策と勉強次第で十分合格が狙える数値となっています。
合格するには更にCPR/AEDの講習会への参加が必須なので、トレーニング時にクライアントの身に万が一何かトラブルが発生した場合の対応力も身に付けていきます。
トレーナーとして活躍するという事は、決して華やかな業務ではなくクライアントの傷病予防や健康増進を全力でサポートする、という事。
人の身体と健康を預かる身として自覚を持ち、クライアントが安心してトレーニングに励めるよう知識と経験を積むためにもNSCA-CPTの取得をお勧めします。
以上、パーソナルトレーナーのさやえんどう(遠藤亮子)でした。