コラムを書いた人
多田万妃呂
トレーナーズラボ第17期生の多田万妃呂です。
こんにちは。まひろです。
今回パーソナルトレーナーに生理学は必要なのか記事を書きました。
私自身生理学を学んでからケトジェニックを実施してかなり痩せました。
後でケトジェニックの記事も書きます。
ここでケトジェニックを実施するのに生理学がとても大事です。ここを理解してないと中々脂肪が落ちてくれませんので是非一緒に学んでいきましょう。
糖新生とは、糖以外の物質から糖を作り出す方法です。
糖以外の物質とは、トリグリセリド(中性脂肪)や乳酸、アミノ酸(筋肉)のことです。
つまり、エネルギー源である糖が足りなくなった時に、脂肪や筋肉を分解して糖を作り出すのが糖新生です。
脂肪を分解してくれるからいいのでは?と思ったら筋肉まで分解されてしまいます。
筋肉を分解するのは避けないといけません。
そしてATPは1炭水化物→2脂質→3タンパク質の順番でつくられるため ケトジェニック中の糖質制限におけるエネルギー源・脂質が足りないと タンパク質がエネルギー源になってしまうため、脂質をしっかりとってダイエットをする必要があるのです。
糖新生が起きる条件とは?
1.長時間の飢餓…空腹状態が長く続いている
2.長時間の運動…90分以上の運動
前回ATP を作り出す供給機構は3つ存在すると覚えてますでしょうか。
どんな運動の時、どのエネルギー機構からエネルギーが供給されるか見ていきましょう。
前回ATPについてお話しをしたと思います。
無酸素運動はホスファゲン機構、解糖系機構
筋トレなど
有酸素運動は酸化系機構
ジョギング、ヨガ、ウォーキング
体脂肪燃焼の場合
きつい運動強度で30秒から2分続ければ体脂肪燃焼します。
インスリン
◼︎分泌される場所
→膵臓のランゲルハンス島のβ細胞
◼︎主な働き
→血糖値を下げる
筋の合成に最も強く働く
筋を増大させたいバルクアップ期にはインスリンの活用しましょう。
インスリンを出すためには運動後に糖質をとることがオススメです。
糖質摂りすぎると体脂肪増えますのでご注意!
◼︎分泌される場所
→膵臓のランゲルハンス島のα細胞
◼︎主な働き
→血液を上げる
筋の分解(糖新生)を誘発させる
お腹すいたとか頭くらくらする。。
それ低血糖の症状です。
グルカゴンは糖がないと判断して糖がない次はタンパク質そして糖新生を誘発します。
すると筋肉分解がされてしまいますのでグルカゴンを調整するためにも食事を小分けにしていきましょう。
◼︎分泌される場所
→下垂体前葉
◼︎主な働き
→体脂肪を減少させる
ボディメイク
血中の乳酸濃度を感知して分泌が促され、解糖系機構(速い解糖)の運動時に発動します。
また、休憩時間を1分に設定すると成長ホルモンの濃度が上がりますので体脂肪燃焼になる。
ボディメイク、ダイエットにおすすめ
例10RM×3Set 休憩1分
また、22時~翌2時の時間帯でより多く分泌されるため、早めの就寝が体脂肪減少や疲労回復になります。
◼︎分泌される場所
卵巣
◼︎主な働き
基礎体温を上昇させる。
生理が始まる約一週間から気持ちの低下が起こりやすくなる。
その頃から筋肉量が落ち体脂肪率が上がりますが一時的なものなので生理が終わると数値は戻ります。
◼︎分泌される場所 → 副腎皮質 ◼︎主な働き → アミノ酸を糖質へ変換する刺激(=糖新生を活発にする) タンパク質分解酵素の増加 タンパク質合成の抑制
コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一つです。心身がストレスを受けると、急激に分泌が増えることから、別名ストレスホルモンとも呼ばれています。
別名ストレスホルモンで、ストレスを溜めないことが一番良いです。
またテストステロン、インスリンと真逆の働きをします。
コルチゾールは朝に多く分泌されるため、朝に運動をしてテストステロンやインスリンを分泌させるのも効果的です。
また、ストレスを溜めないように自分なりのストレス発散を見つけていきましょう。
◼︎分泌される場所
→ 甲状腺
◼︎主な働き
→ 全身の細胞に作用して細胞の代謝率を上昇させる
甲状腺ホルモンが多すぎるときの症状
・汗をかきやすくなる
・食べてるのに痩せる
・イライラする
・脈が速くなる
・下痢をしやすくなる
・子供の場合急に身長が伸びる
甲状腺ホルモンが少なすぎるときの症状
・いつも眠気を感じる
・冷え性になる
・食欲がないのに太る
・心臓の働きが悪くなる
・便秘ガチになる
・子供の場合発育が悪くなる。
生理学の感想
生理学どうだったでしょうか。
私自身中々難しいと感じました。
ですが、ボディメイクをしていく中でとても大切です。
女性の場合生理についてわからないとお客様が不安になってしまいます。
糖新生についてもわからないと上手くケトジェニックができなく筋肉だけが残ってしまったり、、
そこで生理学を学ぶことがとても大事なのです。これからも一緒に学んでいきましょう。