コラムを書いた人
森田あかね
トレーナーズラボ第3期生の森田あかねです。
そもそもホルモンて、
よく使う言葉だけど、、
つまり何?
痩せたり理想の体になるために
必要なら、知っておきたいですよね!
今回は
様々なホルモンをわかりやすくまとめてみました!
めんどくさいけど、自分の体で起きていること!少し学んでみましょう。
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目次
①そもそもホルモンとは
②インスリン
③グルカゴン
④成長ホルモン
⑤テストステロン
⑥エストロゲン、プロゲステロン
⑦コルチゾール
⑧甲状腺ホルモン
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【①そもそも、ホルモンとは】
ホルモンを端的に説明すると、
「内分泌腺で作られ、血中に放出される化学伝達物質」です。
なんじゃそりゃ?!
もっと砕けて言うと、
「体の健康維持のためいろいろな機能を調節する物質」
もっともっと砕けて言ってしまうと
「体の器官に、
もっとこうして!と指示するメッセンジャー」
です。
例えば
「もっと消化して!」
「今代謝して!」
「あなた働きなさい!」
と体の器官に、伝える情報伝達人です。
なんと
ホルモンは100種類以上あります!
でも、それぞれ指示を出す担当が違うのです。
それぞれ必要なときに分泌されます。
その分泌量が、多すぎたり少なすぎたりすると
「ホルモンバランスが乱れる」
なんて言われたりしますね。
それでは、今回は
“ボディメイクに関わる”ホルモンを
いくつかご紹介していきましょう。
【②インスリン】
●どこでつくられる?
膵臓のランゲルハンス島のβ細胞
●作用は?
・血糖値を下げる
・同化ホルモンであり
筋の合成に最も強く働く
●ボディメイクでどう関わる?
ダイエット期では、
急な血糖値の上昇を防ぐためにお野菜から食べる、GI値が低いものがオススメです。
バルクアップ期では、
インスリンを活用するため、糖質の摂取が必要となります。
【③グルカゴン】
●どこでつくられる?
膵臓のランゲルハンス島のα細胞
●作用は?
・血糖値を上げる(低血糖にならないため)
・異化ホルモンであり
筋の分解(糖新生)を誘発する
●ボディメイクでどう関わる?
筋肉の分解は最小限に抑えなくてはいけないため、こまめに食事をとりましょう。
【④成長ホルモン】
●どこでつくられる?
下垂体前葉
●作用は?
・脂肪細胞から、脂肪酸の放出を刺激する
=痩せやすい!
・たんぱく質の合成を促進する
→筋肉に!
●ボディメイクでどう関わる?
・血中乳酸濃度すると分泌されるため、解糖系機構で反応します。
(10RM×3セット 休憩1分)
・また、22時〜2時に分泌上昇されるため、
疲労回復のためにも、その時間は寝た方が良いです。
【⑤テストステロン】
●どこでつくられる?
男性は精巣から
女性は卵巣と副腎から
●作用は?
男性ホルモン。
・成長ホルモンの放出を促進する
・筋のたんぱく質合成
●ボディメイクでどう関わる?
・大筋群のエクササイズや、
85%〜95%1RMの負荷
30秒〜60秒の短い休憩時間、、、など
で濃度上昇します。
女性は男性の20ぶんの1しか分泌されないので、筋肉がつきづらいと言われています。
【⑥エストロゲン、プロゲステロン】
●どこでつくられる?
卵巣(男性も少量でています)
●作用は?
月経前→プロゲステロン増加
むくみやすい、不安定
月経中→プロゲステロンもエストロゲンも低下
イライラ、太りやすくなる
月経後→エストロゲン増加
明るい気持ちいい、痩せやすい
●ボディメイクでどう関わる?
生理時期を把握して、ボディメイクすることが大切です。
生理前は筋肉量が↓脂肪量が↑の数値になります(赤ちゃんのために水を貯める)
生理による体組成の数字に惑わされないようにしましょう!
【⑦コルチゾール】
●どこでつくられる?
副腎皮質
●作用は?
別名ストレスホルモン
・たんぱく質合成の抑制、筋力の低下
・糖新生を促す
●ボディメイクでどう関わる?
・筋肉のためにも、ストレスをためないようにしましょう。
・朝起きたときに分泌量が増えるため、
朝ごはんにたんぱく質はおすすめです。
【⑧甲状腺ホルモン】
●どこでつくられる?
甲状腺
●作用は?
・全身の細胞に作用して、細胞の代謝率をあげる
・心拍数上昇
・筋力強化
・基礎代謝を維持
いかがでしたでしょうか。
私たちの体の中ではたくさんの
ホルモンが指示を伝えて働いてくれているのですね。
上手くホルモンと付き合って、ボディメイクに役立てましょう!
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
パーソナルトレーナースクールに通学し、プロのトレーナーとして資格取得を目指して勉強中の森田あかねでした。
次回の記事もよろしくお願いします。