コラムを書いた人
松山 尚史
トレーナーズラボ第1期生の松山 尚史です。
現在トレーナーとして働かれている方を含め、これからトレーナーを目指そうとしている方の多くは、
「どんな資格を有しているか?」「どんな資格の取得を目指すべきか?」
こんなことに着目されている方は多いと思います。
そして、資格の有無はパーソナルトレーナーを仕事としていく上でどのような意味を持つのか?
【NESTA-PFT】その強みを踏まえて掘り下げていきます。
全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会のことを指します。
現在、世界20ヵ国でNESTAの資格を持ったインストラクター、トレーナーが活躍しています。
トレーナーとフィットネスに関わる人材育成を行うNESTAが認定しているトレーナーが
【NESTA-PFT】
です。
PFTはPersonal Fitness Trainerの略で、世界中に認知されております。
① 身体に関する専門的知識や実践的技術を学び、科学的根拠からプログラムを作成
② クライアントとのコミュニケーションの取り方など、様々なビジネススキルを学ぶ
プロのパーソナルトレーナーとして働くうえで、
必要な総合的な知識・技術を学ぶことができる点は大きな特徴と言えます。
1~4のうち、1つ以上の項目に該当すること
1.1年以上のパーソナルトレーナー・インストラクターなどの実務経験
2.1年以上の運動部指導、フィットネス企業勤務経験
3.体育系または、医療系の大学・専門学校を卒業している
4.NESTAの認定する養成講座、養成コースを受講済みである
そして
① NESTA JAPANにてPFTテキストの購入
② CPR・AEDの技能に関して定期的なトレーニングを積んでいる
③ 日本国籍または、日本で就労可能な在籍資格を有する
④ 満18歳以上で高等学校卒業以上、高等学校卒業程度認定試験合格者、またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者
「実務経験」や「指定された養成コース」などが必要なため、
今すぐに受験することは出来ません!!
つまり、
テスト勉強さえすればすぐに取得できる資格ではないため、
NESTA-PFTの資格は、形式だけでなく実務も兼ね備えている証明となります。
しかし、
実務経験もしくは養成コースさえ終了していれば、受験資格を得られるため、
大学卒業などのハードルがない分、
比較的条件を満たしやすい資格とも考えられます。
「資格の有無はどの程度重要なのか?」
「クライアントにとってどのような意味を持つのか?」
パーソナルトレーナーという仕事は資格がなくても行えます。
正直、資格を一切持っていなくとも素晴らしいトレーナーもたくさんいらっしゃいます。
資格が全てではありません。
むしろ資格を取得したあと、その先のことがとても大事だと思われます。
しかし、資格がの所有は少なくとも、【勉強を少しはした】・【経験を少しはした】 という経歴であることは間違いないです!!
パーソナルトレーとして働くためには、まずお客様に出会わなければなりません。
その出逢いのチャンスとして資格を取得するというのも一つの手段ではないでしょうか。