パーソナルトレーナー必須【栄養学】VOL.1

こんにちは。パーソナルトレーナーの塚原です!

みなさんは、トレーニングをするだけで理想の体型になれると思いますか?
そんな訳ありません。

いくらトレーニングをしていても、好きな物を好きなだけ食べていては太っていく一方だということは誰しも分かると思います。

そこで今回は、パーソナルトレーナーというボディメイクのプロには欠かせない「栄養学」について、ご紹介していきます!

目次

*五大栄養素とは?

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人が、生きていく上で必要な栄養素は約40種類もあるとされています。
それは、大きく五つに分けることができます。その五つの栄養素の事を五大栄養素といいます。

①タンパク質

・・・アミノ酸の集合体
筋肉の元になるだけでなく、コラーゲンやヘモグロビンとして働く
(肉、魚、大豆製品、乳製品など)

②糖質(炭水化物)

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・・・エネルギー源
脳は糖質(ブドウ糖)をエネルギーとしている。
糖質は大きく3つの種類に分けられる

単糖類(ブドウ糖・果糖)
エネルギー源になる。糖類の中で最も甘い。
☆二糖類(乳糖・ショ糖など)
一般的に砂糖と言われているもので、単糖が2つ結合したもの。

多糖類(グリコーゲン・デンプン)
単糖が3つ結合したもの。お米や小麦、とうもろこしに多く含まれている。

⚠︎糖質をとりすぎると、肥満や糖尿病、メタボの原因となってしまうので注意が必要。
血糖値を急に上げたり、下げる働きがあるため、脂肪になりやすい。
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GI値の低い未精製の穀物には食物繊維・ビタミン・ミネラルが多いのでおすすめ
精製された白米よりも玄米が

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(GI値とは: 食後血糖値の上昇度を示す指数。
GI値が高い食材を食べると血糖値が急上昇し、反対に、GI値が低い食材を食べると血糖値は緩やかに上がる)

③脂質

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・・・身体のエネルギー源
細胞膜、血液、ホルモンの材料である。
脂質は大きく2つの種類に分けられる。

飽和脂肪酸: 主に動物性の脂で、酸化しにくく、常温では個体であることが多い。しよ
肉類の脂・バター・乳製品などに含まれていて、身体の皮膚に近い性質を持ち体内でさまざまに利用されている。ただし、悪玉性の脂肪なので摂りすぎには注意が必要。

不飽和脂肪酸: 主に植物性の脂で、常温では液体で、コレステロールを下げる働きがあります。 
また、大きく3種類「トランス脂肪酸」「多価不飽和脂肪酸」「一価不飽和脂肪酸」に分けられる。

④ビタミン

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・・・代謝の調節をする
脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンの2つに分けられる

脂溶性ビタミン: 油に溶けやすく水に溶けないビタミン
(ビタミンA・D・E・K)
⚠︎体内で蓄積することのできるビタミンなので、過剰摂取はトラブルの元となりますので注意が必要。

☆水溶性ビタミン: 水に溶けやすいビタミン。
たくさん摂取しても体内で溜めておくことができないので、こまめに摂取する必要がある。
(ビタミンC・B1・B2・B6・B12・ナイアシン・葉酸・ビオチン)

⑤ミネラル

・・・無機質
健康維持に必要不可欠
ナトリウムやマグネシウム、リンなど、16種類もの必須ミネラルがある。


まとめ

私たちの身体は沢山の栄養素によって成り立っています。様々な栄養素をバランスよく摂取することで、より健康で美しい身体へといざなってくれます!
自分の身体が今何を求めているのか、常に身体の声を聞く必要がありますね。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

塚原李里香

コラムを書いた人
塚原李里香

トレーナーズラボ第17期生の塚原李里香です。

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