
前回は【NSCA‐CPT】の概要や、NSCAという機関について紹介しました。
【NSCA‐CPT】がどんな意味を持つ資格かわかっていただけたかと思います。
そこで今回は、皆さまが気になっているであろう
・受験にかかる費用
・受験方法
・試験内容
・合格率
についてお話させていただきたいと思います。
【NSCA‐CPT】の受験にかかる費用
最初に、皆さんが一番気になるところである、費用について説明します。
まず、受験するにはNSCAの会員になる必要があります。その会員費は、
正会員(個人) :13,200円
学生会員 :11,000円
賛助会員(法人):55,000円
となっております。次に受験料は、
46,000円(税込)
となっており、さらにテキストなどで20,000円近くかかります!
高い!!!!!!!!!!!!!!!!
しっかり勉強して1発で合格しましょう!!!
【NSCA‐CPT】の受験方法
次に受験方法です。
まず【NSCA‐CPT】の受験に必要な条件は、前回の記事で紹介しましたように以下の通りになります。
1,NSCAジャパン会員である
2,満18歳以上
3,高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者
4,有効なCPR/AEDの認定者
5,NSCA-CPT認定試験に合格
(NSCAジャパンより引用)
【NSCA‐CPT】の試験内容
受験には以下の手順が必要です。
①出願
会員登録をしたNSCAの公式サイトの「マイページ」から出願します。 その後、受験料を振込み、学歴証明書を郵送して出願完了です。
②テストセンターの予約
出願が完了した後、1~2週間ほどで「試験予約の案内メール」が届きます。その案内に従ってテストセンターを予約します。
③受験
受験当日は、予約した時間の15分前にはテストセンターに到着しましょう。本人確認や注意事項の説明の後、試験が開始されます。
2016年からコンピュータベース試験になり、受験する人が会場や日時を選んで受験ができるようになりました!余裕をもって、希望日の2か月前を目安に出願の手続きをしましょう!
【NSCA‐CPT】の受験内容
試験内容は3時間です。
問題数は全155問であり、映像や画像を見て答える問題が25~35問含まれています。内訳は以下の通りです。
分野 問題配分 問題数
クライアントに対する面談と評価 35問
エクササイズテクニック 43問
プログラムプランニング 43問
安全性、緊急時の手順、法的諸問題 19問
ノンスコアード問題※ 15問
合計 155問
※採点されない問題。随所にちりばめられている。
コンピュータ上で三択問題を回答していく、という方式です。
一問当たり1分ほどで答える必要がありますので、しっかり勉強して試験に挑みたいですね!
【NSCA‐CPT】の合格率
合格基準は約70%となっており、気になる合格率は...
78.9%
となっております!
比較的に高くなっていますので、敷居があまり高くない資格だと言えます。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
資格とは、技術、知識の証明となるものです。
人に教える立場であるパーソナルトレーナーは、持っておくことで言葉に一定の説得力が出ます!
パーソナルトレーナーとして活動する方は視野に入れてみてはいかがでしょうか!
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
パーソナルトレーナースクールに通学し、プロのトレーナーとして資格取得を目指して勉強中の茅野宏志郎でした。
次回の記事もよろしくお願いします。

記事の担当者:茅野宏志郎
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