コラムを書いた人
茅野宏志郎
トレーナーズラボ第6期生の茅野宏志郎です。
結論から言えば、パーソナルトレーナーとして活動する上で必須ではありません。しかしながら、実績がある人と無い人には大きな違いがあります!
太っている人にダイエットの指導をされても痩せられる気がしないですよね?
筋肉がないガリガリの人に、筋トレの指導をされてもムキムキになれる気がしないですよね?
筋トレやダイエットを教えてもらうなら、ムキムキで痩せている人に教えてもらった方が安心できますよね。大会に出場したことがある人は、筋トレもダイエットも人一倍やっています。
つまり、大会の実績は筋トレやダイエットをやってきた証明になります!
実績があれば、お客様への言葉に大きな説得力が出ます!
ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
そこで、今回はどんな大会があるのかを紹介していきます!!
大会には大きく分けて6つの種類があります。
1:フィットネス系
2:ボディメイク系
3:モデル系
4:ボディビル系
5:フィジーク系
6:その他
の6つです。それぞれの特徴を紹介していきます!
・サマースタイルアワード(SSA)(2015~)
・フィットネスエンジェル(2017~)
・フィットネススター(2018~)
これらの大会は、筋肉を誇示するというよりも、かっこいいバランスの取れたスタイル、パフォーマンスが求められます。
着用するものがロングパンツであることから、自然体を審査しているようです。”健康的”という部分をかなり重視しており、過度な水抜きや減量は減点対象になってしまうようです。
上半身と全体の印象が審査されるため、足が極端に太かったり細かったりすると減点されてしまいます。
・ベストボディジャパン(BBJ)(2013~)
・サマースタイルアワード(SSA)(2015~)
・ボディメイクグランプリ(2015~)
・スーパーボディコンテスト(2019~)
こちらの大会は、健康美やバランスの取れたスタイルだけでなく、表情やルックス、表現力、ポージング、身のこなしなどの筋肉以外の部分や、知性や品格、誠実さなどの人間性も審査対象になっています。(SNSでの発信を見られるようです。)
フィットネス系より規定が厳しく、より肉体美を審査する大会と言えるのではないでしょうか。
・ミスユニバースジャパン(1952~)
・東京スーパーモデルコンテスト(2009~)
・ミスジャパン(2019~)
その他、BBJ、SSA、NPCJなどにもモデル部門が存在しています。
これらの大会は、やはり「モデル系」というだけあって、ファッションやヘアスタイルなどの外見の審査のみでなく、社会性や知性、感性、誠実さなどが審査に含まれており、芸能関連につながる大会であることが特徴です。
・IFBB(1946~)
・NABBA(1950~)
・NBBF(1954~)
・JBBF(1982~)
上記はすべて団体名ですが、これらの団体様がボディビルの大会を主催してくださっています。
中でも、IFBBとJBBFはプロカードを発行しており、多くの方が目指す大会です!
ボディビル系の審査基準は、筋肉の発達度や脂肪の少なさ、全身のバランス、肌の美しさなどといった、外見にかなり重きが置かれており、筋肉の大きさと筋肉の輪郭が順にを大きく左右するようです。
・アマチュアオリンピアジャパン(2015~)
・メンズフィジーク ノービス
・フィットネスビキニ
これらの大会は、ボディビルとは異なり、過度な筋肉の成長が減点対象となってしまいます。全体のバランスが整っていることはもちろん、ステージでの立ち振る舞いが審査の対象になります。
・全日本ベンチプレス選手権大会
・全日本パワーリフティング選手権大会
・カネキンデッドリフトチャレンジ
・アームレスリング大会
これらの大会の目的は単純な力比べです!
筋力に自信がある方ならだれでも参加できる、比較的ハードルの低い大会になっています。
私が大会に参加するなら、フィットネス系の大会に参加します!
理由は私の理想像がフィットネス系の審査基準と一致するからです。
私の理想は健康的な体です。程よい脂肪と程よい筋肉があり、体の心配が何もない体を私は目指しています。
その理想は、フィットネス系の審査基準である「自然体」にかなり近いので、私が参加するならフィットネス系に参加します。
では今回紹介した3つのフィットネス系の大会の違いは何でしょうか。
①フィットネスエンジェル
女性らしいボディラインのNO.1を決める大会。
②フィットネススター
タンクトップ、ロングパンツでポーズの規定なし。かっこいいバランスの取れたスタイル、パフォーマンスが評価される。
③SSA
上裸、ロングパンツでポーズの規定あり。男性らしさ、ロングパンツが似合っているかも審査基準で、夏が似合う男性・女性を決める大会。
となっております。
私が参加しようと考えているフィットネス系の大会は、他の大会に比べて参加のハードルが低く、初心者を歓迎している大会が多いです。
まだ大会に参加したことがない方は、フィットネス系の大会からこの世界に入っていくのはいかがでしょうか!
最後まで読んでいただきありがとうございました!