パーソナルトレーナーになるための資格NSCA〜具体的な受験と試験について〜

パーソナルトレーナーになるための資格NSCA。
費用っていくらぐらい?
受験するにあたってどうしたらいいの?
実際どれくらいの合格率?

今回はこのようなポイントをお話ししていきます。
はじめに、受験するにあたっての勉強方法です。選択肢は2つ。自身で資料を買い揃えて問題を解いていくもの。
もう1つは、スクールを受講し学んでいくというものです。
私自身はスクール受講の方がより理解しやすく、問題解決にも相談できるという利点があると感じます。

費用

NSCA-CPT取得にかかる費用について
受験料   ¥45.200
教材費(任意) ¥21.320

NSCA-CPT受験方法は?

試験は、3つの選択肢から解答を選ぶ3択式です。紙と鉛筆を用いて試験をおこなうのではなく、コンピュータ上で試験をおこなう方法になっています。コンピュータの画面上に試験問題と選択肢が表示されるので解答を選択してすすめていきます。試験会場は複数あり、希望の会場で行うことができます。ちなみに試験時間は3時間となっています。


NSCA-CPT試験内容は?

NSCA-CPTの試験は、スコアード問題140問とノンスコアード問題15問で構成されています。


分野としては4つあります。
① クライアントに対する面談と評価
② エクササイズテクニック
③ プログラムプランニング
④ 安全性、緊急時の手順、方的諸問題
※ノンスコアード問題というのは、採点には反映されていないようです。



クライアントに対する面談と評価
クライアントとのトレーニング活動を開始する前に行うものです。現在の健康・体力評価を行う際に必要な知識が問われます。1つのベースとして栄養学も必要になっています。

●エクササイズテクニック
様々なエクササイズについて、それが適切なのか不適切なのかの理解を問う問題になっています。メカニズムを理解しておく必要があると思います。

●プログラムプロンニング
様々な身体状態に合ったトレーニングプログラムを計画するために必要な知識わ問われます。解剖生理学やトレーニングに対する適応など、基礎知識を正しく理解することが必要となってきます。

●安全性、緊急時の手順、方的諸問題
安全な施設条件や機器の管理について理解を問う問題です。パーソナルトレーナーとして安全に安心して活動できるように正しい知識を習得しましょう。

NACA-CPTの合格率は?

合格率は約65%となっております。正しい知識、理解を深め、しっかりと試験対策をしておけばそれほど難しくないと言えると思います。

まとめ

最後になぜ私がNSCA-CPTを取得し、パーソナルトレーナーになりたいかというと、

純粋に普段からのトレーニング(筋トレ)が好きということが前提にありました。

歴は浅いものの自分の体が目に見えて変わっていくことに喜びを覚え、それをまた誰かに伝えていければ周りの方も健康になり、より良い生活を送れるのではと思い始めました。

ただ、資格を取ったからと言ってすぐに食べていける職業かというとそうでもないです。

パーソナルトレーナーに依頼する、すなわち高い値段を払うということになります。

その値段に見合う知識、技術、お客様のニーズに応えていかなければ、継続が困難だと考えられます


急ですが、私自身、医療福祉の現場で働いています。

誰かのために!との思いで働いてきました。

このパーソナルトレーナーを学んで行くうちにとても共通点が多く、サポート面、寄り添う、共感する、共に目標に向かう姿勢が自分の中に惹かれるものを感じより一層なりたいと強い意志に変わりました。

すぐに食べていくには大変な職種だとわかっていますが、その分やりがいや達成感、人と人とのつながりの大切さを学べる素敵な職種だと信じてこれからも日々頑張っていきたいと思います。

甲斐一百

コラムを書いた人
甲斐一百

トレーナーズラボ第2期生の甲斐一百です。

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