コラムを書いた人
島居魁人
トレーナーズラボ第13期生の島居魁人です。
こんにちは!
パーソナルトレーナーを目指して勉強中の島居魁人です。
今回は前回書いたNSCA-CPTの受験方法・合格率等について書いていきます。
資格を取得するためにどれくらい費用がかかるのか。
どんな試験内容なのか。
合格率はどのくらいなのか。
などの疑問や不安なことが少しでも解決できればと思います。
それでは参ります。
受験費用は¥46,000です。
しかしこれだけでは試験を受けることができません。
試験を受けるためにはNSCAの会員にならなければなりません。
会員になるためには
会員費(年会費)が
正会員(対象者は個人):¥13,200
学生会員(対象者は学生):¥11,000
賛助会員(対象者は法人):¥55,000
です。
その他にも勉強するために
テキスト:¥11,880
問題集:¥9,900
そして一発合格できず再受験となると、再度¥46,000支払わなければなりません。
なのでしっかりと勉強して一発合格できるようにしないと費用がすごくかかります。
受験までの流れは以下の通りです。
(1)NSCAに入会し会員専用サイトの
「マイページからの出願」
「受験料の支払い」
「学歴証明書の郵送」
の全てが揃って出願手続き完了。
(2)出願手続き完了後、2〜3週間後にピアソンVUEから届く試験予約の案内メールにしたがってテストセンターの予約を行う。
(3)予約した試験センターで受験
NSCA-CPTの試験は、スコアード問題140問とノンスコアード問題(将来の試験問題を評価するために試験問題中に点在する、採点されない問題のこと)15問で構成されています。
そのうち、エクササイズテクニックなどに関する映像や画像を見て解答する問題が25~35問含まれます。
試験分野 問題配分 問題数は以下の通りです。
①クライアントに対する面談と評価 25% 32問
②プログラムプランニング 31% 45問
③エクササイズテクニック 31% 43問
④安全性、緊急時の手順、法的諸問題13% 20問
⑤ノンスコアード問題 - 15問
合計 100% 155問
①クライアントに対する面談と評価
パーソナルトレーナーが、クライアントとのトレーニング活動を開始する前に行うものです。
クライアントと面談し、現在の健康評価と体力評価を行う際に必要となる知識が問われます。また、それらの知識の一つのベースとして、栄養学の理解も必要となります。
②プログラムプランニング
クライアントのニーズに合ったトレーニングプログラムを計画するために必要な知識が問われます。
レジスタンストレーニングや有酸素性持久力トレーニング、プライオメトリックトレーニングやスピードトレーニングなどが含まれます。特に健康に問題のないクライアントのみならず、糖尿病や高血圧を抱えるクライアント、高齢者、アスリート、妊婦、整形外科的疾患を抱えるクライアントなど、幅広い対象者に対して適切なプログラムプランニングを組むための知識を理解しているかが問われます。
解剖生理学やトレーニングに対する適応など、基礎知識を正しく理解することが、プログラムプランニングを理解するための近道です。
③エクササイズテクニック
ストレッチ、自重トレーニング、スタビリティ・エクササイズ、レジスタンストレーニング、有酸素性トレーニングなど、さまざまなエクササイズについての適切なテクニックや、それらのエラーテクニックに対する修正エクササイズを理解しているか?などの知識が問われます。
エクササイズテクニックは、バイオメカニクスとの関連性が強く、特にエクササイズのエラーテクニックを理解する際には、「なぜそのテクニックが不適切なのか?」という点を理解する前に、身体にかかる物理的な負荷とそのメカニズムも理解しておく必要があります。
④安全性、緊急時の手順、法的諸問題
パーソナルトレーナーとして活動するために、安全な施設条件や機器の管理について理解しておくことは必須です。また、いざというときに対応できるよう法的諸問題についても理解する必要があります。
パーソナルトレーナーとして安心して安全に活動できるよう、しっかり学習しましょう。
⑤ノンスコアード問題
将来の試験問題を評価するために試験問題中に点在する、採点されない問題です。
合格率は78.9%(2019年度)
想像していたよりも高いと思った方が多いと思います。
しっかりと対策をして試験に臨めば合格はできそうですね。
NSCAの資格を取ることは費用もがかかりますし、勉強も出題範囲が広く、幅広い知識が必要となりとても大変です。
しかし、パーソナルトレーナーとして必要な知識を学び資格を取得することでお客様からの信頼を得ることができると思います。
ですので、資格を取得することをおすすめします。
次回は、ボディーメイクの大会についてお話しします。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
パーソナルトレーナーを目指して勉強中の島居魁人でした。
次回の記事もよろしくお願いします。