一体何が違う?? 【NSCA-CPT】と【NSCA-CSCS 】この2つ資格を比べてみた!

パーソナルトレーナーを志す者として一度は耳にした事があるであろう資格NSCA。

2018年においての資格認定者数は、全世界で延べ46,000名を超えている。


さてこのNSCAが発行する資格には、「NSCA-CPT」と「NSCA-CSCS」の2つがあります。

協会ホームページにてこの2つの資格の違いを調べていたのだが… 分かりづらい…。
そこで私なりにこの2つの違いをまとめてみました!

【目次】


-資格の目的
-指導対象者
-必要な知識
-取得者職業リスト
-まとめ

『資格の目的』

〈CPT〉
健康と体力に関して、評価・動機づけ・教育・トレーニングやコンディショニング全般の指導が出来る者の認定
〈CSCS〉
傷害予防とスポーツパフォーマンスの向上
トレーニングプログラムを計画・実行する知識と技能を有する者の認定


この点ではまだはっきりとした違いが見られません。どちらもそれほど変わりがないような…

『指導対象者』

〈CPT〉
アスリート、年齢・性別・経験を問わず幅広い層
〈CSCS〉
主にアスリート、スポーツチーム


CPTは幅広い層が指導対象になることに対し、

CSCSは主にスポーツを本業にしているプロの方、 また複数の方(チーム全体)を指導対象にしているという印象ですね

『必要な知識』

〈CPT〉
トレーニングの知識に加え、医学的、運動生理学的な専門知識とトレーニングの指導技術
〈CSCS〉
施設の運営、管理。栄養、ドーピング、生活習慣に関する指導など、教育者的側面も併せ持つ


CPTはトレーナーとしての専門知識を、
CSCSは専門知識に加えジムの運営や経営方法も要求されるようです。

『取得者 職業リスト』

〈CPT〉
パーソナルトレーナー、フィットネスインストラクターやスポーツ指導者、理学療法士、柔道整復師など。
〈CSCS〉
ストレングスコーチ、アスレティックトレーナー、パーソナルトレーナー、医師、フィットネスインストラクター、研究者など。


職業リストを見比べてみるといずれも共通しているのがパーソナルトレーナー、フィットネスインストラクター、

そして其々その他専門職 個人事業主 会社に属している方様々。


こうしたリストからもわかるようにいずれの資格を取得しているからと言ってそれぞれの職業に就くにあたり制限が無いように見える。

特にリストで重複していたパーソナルトレーナー,フィットネストレーナーに関しては全く制限を受けない。

『まとめ』

個人的な印象としては試験の出題範囲からみると、

NSCA-CPTはパーソナルトレーニングの指導

NSCA-CSCSはチームスポーツのストレングス指導やジムの経営 マネージメント

に向いている資格だと思います。

しかしいずれの資格を取得したとしても選択できる職業に全く制限はなくどちらに関しての知識をより身につけておきたいかで選択して良いのではという結論に至りました。

次回は「NSCA-CPT」と「NSCA-CSCS」における資格試験の違いと料金また其々の更新方法について書かせていただきます!