コラムを書いた人
古林修
トレーナーズラボ第1期生の古林修です。
パーソナルトレーナーの集客方法として【セミナー】を開くというものがあります。
今回の記事は、セミナーの開き方ないついてご紹介したいと思います。
セミナーには情報提供型、顧客獲得型という2種類の方式があります。前者は、開催者の知識や技術を広めていくのに効果的な方式です。一方で後者は、自社の商品をプロデュースするところが大きな目的となります。
具体的な事例を挙げて解説していきます。
まずセミナーは開くにあたり、企画、集客、運営、フォローという4段階のプロセスを構築しなければなりません。
・企画
目的、ターゲット、内容設定、会場手配、講師手配
・集客
広告、SNS、セミナー掲載サイト
・運営
タスク、チェックリスト、受付
・フォロー
アンケート、メール、電話、配布物
こちらは、セミナーによって変化するものと考えます。しかし、より細かくターゲティングする必要があります。ターゲットとする方の職種、年齢等。今回は実際にテーマを決めていきたいと思います。
今回は、具体例として、
・現役医師、管理栄養士から全てのトレーナーに向けて!!!
上記をテーマにし記事を進めていきたいと思います。
外部から講師を招くのか?または、自分、仲間内で開催するのか?という所を考えます。
トレーナーズラボでは、外科、内科、心療、栄養、様々な分野の講師がおられるので、
講師陣は、自社仲間内で開催できるでしょう!!
仲間内でできるという利点は、打ち合わせ、利益の分配などが話しやすい。
また、外部から講師を呼んだ場合は、利益の点ではセミナー方式により、大幅に変わります。
顧客獲得型であれば、後々のためのものという点が大きいので利益をメインとはしないでしょう。
しかし、著名な方を講師として起用すると報酬がかなりの額になりますので、講師に対して1番金額がかかってしまうということが発生します。
実際にセミナーを開催する場所。
これは収容人数と募集人数の関係を良く考えなければなりません。
これは物品の配置や数量が大きく関わってくるためです。
どういう形ですすめるセミナーかを考えた時、机の数、椅子の数、机の並べ方、ホワイトボード等、人数に対して物品の数量を考えます。
部屋の大きさを考え収容人数より募集人数は少なくなければいけないということが発生します。
実際にどれくらいの金額がかかるかを一覧にしていきます。
・企画
セミナー会社との打ち合わせ。これはコンサルティングの要素が大きくなるので10万〜100万と大幅な変化があります。
・事務局受付
一度受付を始めると常駐する人材が必要になります。これはセミナーの規模によって人数の変化が大きい部分です。100名受付で15〜30万の金額になるという情報もあります。
・運営人件費
当日協力のスタッフ、講師、交通費、昼食、講師出演料。様々な経費がかかります。これはセミナーの時間等によっては飲み物の配布が増えたりなど、1番変化が多い費用です。
・会場費
30名規模10万前後
50名規模20万前後
100名規模30万前後
上記の会場だけが全てではありません。10名程度のセミナーであれば、貸し会議室や駅の会議スペース、そういったかなり格安でレンタルできるスタジオもあります。
・広告費
使う広告により変化!!!!
最後に予算が足りないという場合です。
今まで費用について概算を出していきました。
削れるところは様々あります。しかし削りすぎても今度はセミナーの質が落ちてしまいます。
そうなると次回につながらない、、、
顧客獲得型のセミナーなどであれば継続していくことが目的なので大打撃です。
予算は最初にしっかりと算出、その中でどれだけのサービスを提供できるかを考えより良いセミナーを開催できるようにしていきます。
今回は、
集客の手法として【セミナー】について考えてみました。
実際にセミナーを開こうと思った時に『何から手をつけたら良いのか、どこが重要なのか』ということを体系的に順序立ててしっかりと計画を練らないといけません。
パーソナルトレーナーとして自分のブランド力を上げるためにも、セミナーの開き方を改めて勉強して考えてみました。
この記事が一人でも多くのパーソナルトレーナーさん達のお役に立てばとても嬉しいです。
引き続き、パーソナルトレーナーとして『ブランド力・集客力を上げるにはどのようなことが大切なのか』記事にしていきたいと思います!!