パーソナルトレーナーに必要な栄養学「VOL.2」

今回はタンパク質について、効率よくボディーメイクをしていくための知識をアウトプットしていきたいと思います。

目次

#4 三大栄養素のタンパク質とは?
#5 プロテイン摂取量
#6 私がおすすめするプロテイン

#4 **三大栄養素のタンパク質とは?**

前回、人間の体の構造を車に例えてお話したように、今回は車のボディにあたるタンパク質について述べていきます。
人間の筋肉や臓器、体内の調整に役立っているホルモンの材料となるだけでなく、糖質や脂質と同じエネルギー源にもなっている必要な栄養素です。 主にアミノ酸によって構成されています。 タンパク質は、アミノ酸や、アミノ酸がつながったペプチドに分解されて体に取り込まれたあと、必要なタンパク質へと再形成されます。
つまり人間の生命活動をする上で、とても重要になる栄養素です。

タンパク質を含む主な食材は、下の写真のようにお肉や大豆製品、魚、卵、チーズなどに多く含まれています。

#5 **プロテイン摂取量**

一般的にタンパク質の摂取は、三食の食事の際に摂取していきます。しかし、皆さんが思っている以上に1日のタンパク質摂取量は多いです。

運動強度にもよりますが、1日の必要タンパク質量(g)=体重(kg)×体重1kgあたりのタンパク質必要量(g)を摂取しないといけません。
私の場合は、無酸素運動と有酸素の両方を毎日行っているので、最低でも68(㎏)×体重1㎏あたりのタンパク質必要量2(g)を摂取しないといけません。つまり、1日に140g近くのタンパク質を摂取することになります。
100gのお肉に平均して20gのタンパク質が含まれているので、1日に700g以上のお肉を摂取しないといけない計算になります。

理想は食事で補うことが重要ですが、普通に考えるとこれが毎日はきついですよね?

そこで利用するのが、市販のプロテインです。
プロテインを上手く活用することで、人間の骨格筋(車のボディ)を丈夫に保ち、筋肉を肥大させることができます。

#6 **私がおすすめするプロテイン**

#5 で述べたプロテインですが、吸収率の違いにより効果が変わって来ます。
運動後すぐにアミノ酸が体内に吸収されないと
筋肉からエネルギーが生まれ続け(カタボリック)、トレーニングをしても筋肉を肥大させたり、筋力を維持することが難しくなります。

そこで、私のように頻繁にトレーニングされる方におすすめなのが、必須アミノ酸9種を含むEAAです。最も吸収率が早いので、トレーニング中に飲むことで、血中のアミノ酸濃度を高く保つことができます。

それでも一日のタンパク質量は足りないので、運動後すぐにホエイプロテインを飲んでいます。次に吸収率が早いホエイプロテインを飲むことで、運動後傷んだ筋肉を修復してくれます。

以下の写真
種類が豊富で、飲みやすいマイプロテインのプロテインがおすすめ

その他にも、女性ホルモンに近しいソイプロテインや最も吸収率が遅く、就寝前に飲むのがおすすめのカゼインプロテインがあります。

用途によって使い分けることで、効率よくタンパク質を摂取することが可能になります。

皆さんのプロテイン選びの参考になれば嬉しく思います。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
パーソナルトレーナースクールに通学し、プロのトレーナーとして資格取得を目指して勉強中の田原稜史でした。
次回の記事もよろしくお願いします。

田原稜史

コラムを書いた人
田原稜史

トレーナーズラボ第3期生の田原稜史です。

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