コラムを書いた人
田原稜史
トレーナーズラボ第3期生の田原稜史です。
人生100年時代において、栄養は重要な要素の一つになります。ゲストの目標達成を果たすためにも必要な栄養学的知識。
今回はそんな栄養についてアウトプットしていきたいと思います。
#1 五大栄養素とは?
#2 糖質とは?(グリコーゲン、糖化、GI値)
#3 脂質について
5大栄養素である炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンはそれぞれ働きを有しています。 炭水化物、脂質、たんぱく質はエネルギー源になります。 たんぱく質とミネラルは体の構成成分である血、筋肉、骨に必要な栄養素である。
車で例えると車のボディーがタンパク質
(お肉、大豆製品、魚、卵、牛乳)
オイルや潤滑油がビタミン.ミネラル
(野菜、果物、お肉、魚、水、果物)
ガソリンにあたるのが糖質や脂質である。
(パン、ご飯、麺、ごま、マヨネーズ、バター)
上記のように糖質はガソリンの役割を果たす人間のエネルギー源です。つまりこのエネルギー源をコントロールすることで、人は太ったり、痩せたりするのです。糖質を含む食材は、パン、ご飯、めん、果物、ケーキ、ドーナツ、などに含まれています。
炭水化物=糖質+食物繊維なので、普段口にするもののほとんどは糖質が含まれています。なので、野菜も食物繊維が豊富ですが、糖質も含まれているのです。
GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指数のことです。つまりこのGI値が高い食材を食べると血糖値が急上昇し、反対に、GI値が低い食材を食べると血糖値は緩やかに上昇します。
血糖値が上がると、インスリンという血糖を下げるホルモンが分泌されます。このインスリンの分泌が追い付かなくなると、食後しばらく経っても血糖値が下がらず高血糖が続きます。このような血液中の糖濃度が慢性的に高い状態を「糖尿病」と言います。つまり糖尿病の方はGI値の低く食材を摂るか、糖質を制限する必要があります。
三大栄養素の脂質は1グラムあたり9キロカロリーと、三大栄養素の中でも最も高いエネルギーを得ることができます。脂質は水に溶けずにエーテル、クロロホルムなどの有機溶媒に溶ける物質で、炭素、水素、酸素で構成されています。
脂質は重要なエネルギー源だけでなく、ホルモンや細胞膜、核膜を構成したり、皮下脂肪として、臓器を保護したり、体を寒冷から守ったりする働きもあります。
脂にも良質な脂と悪い脂があります。
普段皆さんが持たれている脂のイメージは
体に悪い、太る、病気の原因などマイナスのイメージを持たれている方が多いと思います。実はそれは体に悪い脂(サラダ油、酸化した油、ショートニング)が該当します。では体に良い脂(アマニ油、オリーブオイル、魚油、エゴマ油)の効果とは、実は悪い脂の真逆なのです。免疫力の向上やアンチエイジング効果、代謝を促したりと体にはプラスに働くのです。
人は口にしたもので、体を構成していきます。人生100時代を自分の足で生きていけるように正しい栄養の知識を身につけることは大切です。今回のアウトプットが皆さんの明日からの食事に役立てれば幸いです。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
パーソナルトレーナースクールに通学し、プロのトレーナーとして資格取得を目指して勉強中の田原稜史でした。
次回の記事もよろしくお願いします。