コラムを書いた人
渡部美咲
トレーナーズラボ第1期生の渡部美咲です。
トレーナーとしての経験を重ね、いよいよ自分のお店を持とう!と考えたとき、
機材は何を使い、どんなお店にしようか考えるとワクワクしますね…♩
ですが・・・
いざ選ぼうと思うと、たくさんあって選びきれないのも事実。
また、費用はどれほどかかるのでしょうか。
今回は、どんなメーカーにどんな機材があるのか調べてみました!
メーカーを知ろう!
トレーニング施設毎に様々なメーカーがあり、何を選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
まずはどんなメーカーなのかを知り安心して使うために、パーソナルジムに設置しやすいサイズがあるメーカーを、7社を調べてみました。
① IROTEC 株式会社
スーパースポーツカンパニーが商標登録しているブランド。
ストレングス系トレーニングの道具を取り扱っている。 比較的安価なものからラインナップがある。
②IVANKO
イヴァンコ・バーベル・カンパニーという、アメリカの老舗スポーツ・フィットネスメーカー。
国際的にもメジャーなブランドで、競技でも使用できるような認定を受けている。
プレートやダンベルといえば、なブランド。
③ GOLD’S GYM
「初心者からアスリートまで、全ての人々が結果を出せるようあらゆることについて考え抜かれたフィットネスクラブ」をテーマに運営されているフィットネスクラブ。webショップにてサプリメントやトレーニングギアの販売、各種メーカーの機材の販売等も行っている。
④BODY MAKER
スポーツ用品を中心に展開している専門通販サイト。
トレーニング用品は初心者からトップアスリート(上級者)まで使える豊富なラインナップ。
⑤POWER TEC
ホームジムに特化した、アメリカのトレーニング用品メーカー。
ホームジムメーカーではあるものの、品質や性能は高く、価格は抑えられているため、人気がある。
⑥Life Fitness
フィットネスクラブの様な大型施設から家庭用品に渡るまで、幅広い製品の開発をしているアメリカ発のメーカー。
世界各地で使われており、HAMMAR STRENGTHやcybex などのブランドがある。
⑦TUFF STUFF
フィットネスマシンの開発・製造を40年以上にわたり行っているアメリカのメーカー。
設計から製造、販売を自社で一貫して管理しているため、品質が高い。
価格をチェックしてみた!
それでは実際にウエイトトレーニング時にどんな機材が必要で、またそれらはどれくらい費用がかかるのでしょうか。
上記7社を調べてみました。
※メーカーによって、取り扱いがない機材もありました。
※製品の価格が1番低いものから計算しています。
・スミスマシン
(IROTEC、BODY MAKER、TUFF STUFF)
平均金額…374,040円
・パワーラック
(IROTEC、BODY MAKER、POWER TEC、TUFF STUFF)
平均金額…112,545円
・バーベル20kg
(IROTEC、IVANKO、BODY MAKER)
平均金額…45,593円
・ダンベル 50kg
(IROTEC、IVANKO、GOLD’S GYM、BODY MAKER)
平均金額…36,783円
ダンベルは、各重さを揃えるとかなりのスペースを取ってしまうため、
こちらにあるような重さを調節できるものの方が良いと思います!
1ぺアのみで、何段階もの重量変更が出来きます。
金額…60,000円 前後
(写真はパワーブロック)
・プレート
(IROTEC、IVANKO、BODY MAKER)
平均金額…97,817円
※100kg前後の重量
※後ほど、実際に何枚・何キロ・何ペアが必要か考えて、値段を算出してみます
そして、これに必要なのが、プレートが落ちないようにするカラーです。
金額…1,500円 前後
さらに!!!
パワーラックやスミスに収納する場所が無い場合。プレートを収納するラックやツリーが必須です!
プレートを床に転がして置いくことにより、ゲストが怪我をしてしまう可能性があります。
そして、スピーディーに重量を交換する必要がある時に、その都度床から拾うのはパーソナルトレーナーとしてプロでは無いです・・・
金額…4,0000円 前後
・マルチマシン
フリーウェイトと異なり、
この機材はサイズ・金額が幅がとても広いです!!
パーソナルトレーニングジムならば、
値段・スペースを十分に考慮して、
スミスやパワーラックにオプションで追加できる物を購入するべきだと思います。
※1つの機材で複数のトレーニングができるもの
(IROTEC、BODY MAKER、POWER TEC、Life Fitness、TUFF STUFF)
平均金額…396,676円
・ベンチ
ベンチ!実はかなり奥が深いです。
他のマシンに付属して付いていることもあり、
お買い得感を売りにしている商品もございますが、
【極力シンプルなもの】そして【角度調整ができるもの】 この2点が非常に重要です。
ベンチは、座る寝るだけでなく、 腹筋・スクワット・背筋などなど、使い道が無限大です。
余計なオプションがたくさん付いていると、様々な工夫を用いて使用することが制限されてしまうのです。
ベンチ選びは本当に重要です!
(IROTEC、BODY MAKER、POWER TEC、Life Fitness、TUFF STUFF)
平均金額…71,310円
今回のリサーチを通して、私が気になったアイテムを
3つピックアップしたいと思います!
① スミスハーフケージアンサンブル(TUFF STUFF)
一台で、ウエイトトレーニングからケーブルトレーニングまで出来てしまう優れもの!
スミスマシンとしても使える為、
初心者から上級者まで幅広く使えます。
② マルチパーパスベンチ(TUFF STUFF)
背部シートの角度が-14°~+82°の9段階調節ができ、座面シートも2段階調節ができます。
③ POWER BLOCK SP50
このワンペアだけで、片側4.5kg~23kgが使えます。
重量変更も素早く行え、場所もとりません!
これらに関しては実際使ったことがありますが、便利すぎて
感動してしまいました。
トレーニングアイテム【小物類など・・・】
トレーニングをするにあたり、ウエイトトレーニングだけが全てではないですよね。
細かなトレーニングやケアをする為のもの、また大切なゲストの身体を守る為に用意するべきものをいくつか挙げてみました。
・トライセップロープ
・ステップ台
・マット
・ストレッチポール
・スクワットパッド
・フォームローラー(アブローラー)
・バランスボール
・ギムニクボール
・トレーニングチューブ
・パワーグリップ
・ウエイトベルト
(ゲストに合わせて S・M・L 必ず3種類必要です!)
これらのアイテムは、価格はピンキリです。
マシンほど価格は高くないものの、価格によって強度が違ったり、品質も変わったりします。
お店のコンセプトに合わせて選択する必要があるでしょう。
ただし、これらの小物・・・・購入するとなると結構お金がかかる!!!
こういう小物を甘くみてはいけませんっ!
実際に、私が購入するつもりで調べて、全て計算したら結構な金額になりました・・・
まとめ
ジムに揃えたい機材は、ジムのコンセプトによって異なると思います。
どんなジムにしたいのか、何を提供したいのか、安全面はどうなのか…。
これらのことを考えて、納得した機材を選びたいものですね!