スポーツトレーナーになる為の道のり ~大学・専門学校・トレーナースクール~ 選択の基準


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スポーツトレーナーになる為の道のり ~大学・専門学校・トレーナースクール~ 選択の基準

トレーナーになる為に決まった方法や資格はありません!

しかし、学ぶ環境や武器となる資格はたくさんあります。


今回はそれぞれの手段・選択の基準・進路の選び方について特徴やメリットをご紹介します。


実際、トレーナーに定義はないので、トレーナー1人1人の知識や技術、考え方、働き方は全然違います。
まずは、どうようなトレーナーになりたいか、大まかな所からでいいのでイメージすることが重要です。
自身の生活スタイルや金銭面、性格などを天秤にかけながら、「トレーナーになる為の手段」を選んでいきましょう。

【目次】
①大学
②専門学校
③スクール
④その他職業(トレーナーと相性の良い職業)の資格を取る
⑤トレーナー像に合わせた進路
パターン1:スポーツ選手のトレーナー(プロスポーツトや実業団チーム等)
パターン2:フィットネス・パーソナルトレーナー(スポーツ選手以外)

①大学


【メリット】


・大卒でないと取得できない資格を目指せる(NATA-ACT、NSCA-CSCS、NASM-PES、ACSM-HFS)
・一般教養も学べるため、学部学科別の専門知識以外にも幅広く勉強できる
・自分のしたい研究ができる
・好きな科目を選ぶことや、専攻を変更することができる
・講義のある時間ない時間が日によってまちまち
・権威のある先生の授業が受けられることが多い

②専門学校

【メリット】


・専攻分野のみ学べる
・大学に比べ短期間かつ低コスト
・早くに社会経験ができる
・一日の授業開始と終わりに大きく差がないので、時間管理がしやすい(高校みたい)
・民間トレーナー資格の受験資格に含まれることが多い
・大学より規模が小さい面、先生との距離が近く感じる
・大学で取得できる医療系国家資格を専門学校でも取得できるところがある

③スクール

【メリット】

・短期間
・働きながら通える
・時間調整がしやすい
・トレーナー資格・就職・起業・独立のサポートが受けられる
・即戦力となる知識量や技術を習得できる
・現役のトレーナーから指導を受けられる

④その他職業(トレーナーと相性の良い職業)の資格を取る

【柔道整復師】【鍼灸師】【理学療法士】【管理栄養士】


・習得した技術・知識がそのまま反映されやすい
・国家資格の信頼感がある
・スポーツ選手のトレーナーでは持っている人が多い

【介護士】


・介護予防という分野に進出できる
・資格を取って介護予防のトレーナーへ


介護予防の資格には「介護予防運動トレーナー」「介護予防運動指導員」「介護予防主任運動指導員」「介護予防指導士」「介護予防運動スペシャリスト」などがある

【看護師】


・医療人としての人の体の基本的知識が見につく
・突然の怪我や病気の処置の技術が見につく
・看護職限定の「健康スポーツナース」を目指せる

【調理師】


・基本的な栄養の知識が身につく
・実際に調理するという技術が見につく

【公認心理師】


・信頼のあるメンタルサポートができる
・集客・継続率の向上に役立つ


詳しくは、こちらの記事もご覧ください!!
↓↓↓
トレーナーと相性の良い職業~「他職業×トレーナー」の可能性~ 《理学療法士の視点》

⑤トレーナー像に合わせた進路

<パターン1:スポーツ選手のトレーナー(プロスポーツトや実業団チーム等)>

・極めたい!一流の選手のトレーナーになりたい!なら大学へ
 大学は一番学びに限りがない環境です。そして、時間を自分なりに有意義に過ごしやすいです。一流の選手を相手しないなら、トレーナーも一流でなければなりません。最新の研究結果を自分の中でアップデートする能力、さらにはそこに携われる能力が必要になるでしょう。そこを目指すことが大学ではできます。


・まずは医療系国家資格を取得という手段
 より専門的にヒトの体・病気・怪我を学ぶことができ、「治療する」という技術が身につきます。スポーツ選手のトレーナーとして治療・リハビリなどする能力は必須に近いです。
また、最短でも専門学校に通う必要がある為、先に医療系国家資格を取得後、トレーナー資格を目指すことをお勧めします。

<パターン2:フィットネス・パーソナルトレーナー(スポーツ選手以外)>

・スクールで十分なれる!
 短期間でありながら、確実にトレーナーとしての能力が身につきます。必要な知識だけでなく、実技についても学べます。トレーナー資格や就職サポートに加え、現在では開業のサポートまで受けてもらえるところもあります。特にパーソナルトレーナーを目指す方にお勧めします。


・すぐに就職という手も…!?
 トレーナー未経験者でも就職できるジムが増えてきています。企業のトレーナーになる為の研修制度が組み込まれているので、将来はトレーナーとして企業に勤めたい方にはいいかも。しかし、その企業に定年まで勤めるのは非常に難しいです。実際トレーナーのほとんどが1~3年ほどでやめる方がほとんどです。あくまでもトレーナーを目指すのであれば、就職をゴールと考えることはやめることをお勧めします。

まとめ


どの手段も正解・不正解はありません。

最終的には自分に合ったものを選ぶということです。

将来どんなトレーナーになりたいかや経済面で考えることはもちろん必要ですが、まずは自分がどんな人なのか考え続けることが大切です。

自分はどんなことが好き・嫌い・得意・苦手なのか、何に憧れのたり感動したりするのか、自分には何が足りなくて何が必要なのか・・・考えられることはたくさんあります。

そこも進路と照らしわせて考えてはいかかでしょう。

考えれば考えるほど、選択した進路を後で失敗したと思うことは少なくなると思います。

記事の担当者

小野 厚太郎(おの こうたろう):トレナーズラボ研究生・理学療法士

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