パーソナルトレーナーが取得すべき資格、NSCA-CPTの試験に関する概要〜まとめ〜

パーソナルトレーナーとして独立するならば取得しておくと何かと役に立つ資格、NSCA-CPTについて、その資格取得方法について概要をまとめました。資格取得を目指している方はぜひ確認してみてください。

★気になる費用は?

受験料として46,000円(税込)がかかります。
なお、やむを得ない事情で受験自体をキャンセルする場合、所定の条件を満たせばほぼ半額の21,900円が返金されるようです。
その他、登録料等は必要ありません。

★受験方法

試験は指定の試験会場にてコンピュータを使って行われます。
コンピュータ上に試験問題と選択肢が表示され、画面上で解答を選択していきます。
問題は3つの選択肢から解答を選ぶ3択式です。
試験会場は複数用意され、希望の会場で受験することができます。


受験者はまず出願手続きを行います。


1.NSCAウェブサイト上で出願手続き
2.受験料の支払い
3.学歴証明書の郵送


この3つが済めば出願手続きは完了です。


出願手続きが完了すると、1~2週間後に試験予約の案内メールが届きます。

メールの案内にしたがって、ウェブサイトまたは電話でテストセンターの予約を行い、受験予約を済ませます。


あとは受験指定日に受験会場で試験を受けるだけです。
試験は3時間程度かかるようです。


★試験内容

主に4つの分野で出題がなされます。


1.クライアントに対する面談と評価
2.エクササイズテクニック
3.プログラムプランニング
4.安全性、緊急時の手順、法的諸問題


この他、試験配点には含まれない問題も出題されるようです。

「クライアントに対する面談と評価」

パーソナルトレーナーがクライアントとのトレーニング開始前に行う活動に関連した設問です。
健康評価や体力評価、栄養学の知識が試されます。

「エクササイズテクニック」

各種トレーニングに関する知識を試される設問です。

「プログラムプランニング」

クライアントのニーズに合ったトレーニングプログラム作成ができる知識があるかどうかを試される設問です。

「安全性、緊急時の手順、法的諸問題」

安全管理や万一の場合の対応方法、法的諸問題に対応できるかどうかが問われます。

★試験の合格率はどのくらい?

NSCA-CPTの合格率は75.2%(2018年度実績)だそうです。
これだけ合格率が高ければ、しっかり勉強すれば十分合格できそうです。

★まとめ

NSCA-CPTの試験に関して概要をまとめました。
私は自分の行ってきた勉強の成果として、資格という形で目に見えやすいNSCA-CPTを取ろうと頑張っています。

そしてなにより、その資格がお客様への信頼につながる可能性があればメリットは十分です。
デメリットはやや受験料が高いくらいでしょうか。


より詳しい試験情報を知りたい場合、NSCAの公式サイトもぜひご覧になってみてください。
★参考URL
https://www.nsca-japan.or.jp/exam/outline/cpt-guidelines.html

鏑木啓之

コラムを書いた人
鏑木啓之

トレーナーズラボ第2期生の鏑木啓之です。

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