パーソナルトレーナーになるなら絶対に取得すべき資格、NSCA-CPTとは?

パーソナルトレーナーとしてお客様に認めて頂くために、何かしら客観的な指標や資格が欲しい!このように考えているトレーナー志望の方は多いと思います。そこで今回はパーソナルトレーナーになるならば絶対に取得すべき資格である、NSCA-CPTという資格について解説します。


★NSCAとは何か?

NSCA(National Strength and Conditioning Association)とは、アメリカのコロラド州コロラドスプリングスに本部を持つ、ストレングストレーニングとコンディショニングに関する国際的な教育団体として1978年に設立された組織です。
トレーニングとコンディショニングの指導者の育成や教育を通じ、一般の人々に対して健康維持・増進から、アスリートに対するパフォーマンス向上やケガ予防等々に貢献するために活動しています。そのための資格認定も行っています。

また、その日本支部として、1991年に特定非営利活動法人NSCAジャパン(日本ストレングス&コンディショニング協会)が設立されています。

こちらも米国本部と同じ目的で活動しています。
今や世界中にNSCAの輪は広がっており、同じトレーニング&コンディショニング知識が世界中で共有されています。


★2種類あるNSCAの資格

NSCAにはNSCA-CPT、そしてNSCA-CSCSという2種の資格が設定されています。
位置づけとしては、NSCA-CPTが標準的な認定資格、NSCA-CSCSがその上級資格となっているようです。
より高度な知識を得るならばNSCA-CSCSまで取得するべきですが、その分取得ハードルも高く、パーソナルトレーナーとして活動していくためにはNSCA-CPTで十分だと思われます。

★NSCA-CPTの資格取得条件は?

NSCA-CPTの資格取得には下記の条件が必要とされているようです。

1.NSCAジャパン会員であること
2.満18歳以上であること
3.高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者であること
4.有効なCPR/AEDの認定者であること
5.NSCA-CPT認定試験に合格

もう少し詳しく解説します。

NSCAジャパン会員になるにはNSCAウェブサイト経由、もしくは郵送で入会申込みができます。


参考:https://www.nsca-japan.or.jp/06_qanda/member.html


CPR/AEDの認定者とは、日本赤十字社の救急基礎講習、消防の普通救命講習などを受講し、認定を受けた者のことを指します。

公的機関はもちろん、民間機関でも認定期間があるので、”CPR/AED 認定”で検索してみましょう。


NSCA-CPT認定試験とは、NSCAが行っているオンラインの認定テストです。

★まとめ

NSCA-CPTという資格についてまとめてみました。
お客様からの信頼を獲得するために手段として、NSCA-CPTは比較的活用しやすい資格なのではないかと私は考えています。
パーソナルトレーナーになるならば、まずはその第一歩目として、NSCA-CPTの資格取得を目指してみてはいかがでしょうか?

次回は・・・・・・
●費用は?(CPTについて)
●受験方法は?(CPTについて)
●試験内容は?(CPTについて)
●試験の難易度合格率は?(CPTについて)
です!!

鏑木啓之

コラムを書いた人
鏑木啓之

トレーナーズラボ第2期生の鏑木啓之です。

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