コラムを書いた人
高橋栄夫
トレーナーズラボ第7期生の高橋栄夫です。
こんにちは。
食事美容家のおじやよ。
前回は、
NSCAさんが認定している資格について、
語ってみたけど、、
みなさん、覚えてるかしら??
前回の復習!!
【問題】
「NSCA-CPT」
ってどんな資格だったでしょう???
復習よっ!
NSCA-CPTは、
『スポーツトレーニングの知識に加え、
その他に医学、運動生理学、栄養学など
健康を増進・パフォーマンスUPのための
知識・技術を学ぶ』NSCAという団体が発行している。
“一般の方・運動にかかわる方全般向け”
の資格だったわよね。
そんな、
NSCA-CPTの資格について、
前回に引き続き。
もうちょっと詳しく語っていっちゃうわよ~
早速、行くわよ~
資格を取得する際には、
NSCAジャパンの会員にならないと行けなかったり、
試験費用以外に、
もろもろお金がかかるのよね。
詳しくみてみると、、、
【受験料】
受験料は46,000円(税込)。【会員費】
正会員(対象は個人):13,200円
学生会員(対象は学生):11,000円
賛助会員(対象は法人):55,000円【資格試験対策】
テキスト:11,800円
問題集:9,900円【救命講習費用】
東京消防庁 上級救命講習:2,800円[ その他の有効な講習会の例 ]
・日本赤十字社 (救急法基礎講習会、救急法救急員養成講習会)
・MFA JAPAN(ベーシックプラス、チャイルドケアプラス、ケアプラス※「小児と乳児」を除いたコース)
・各消防署
普通救命講習、普通救命講習1、普通救命講習2、上級救命講習
資格認定のためには、
AEDの取り扱いができることの
資格証明も必要なのよ。
では、トータルでみると、、、
====================
受講費:46,000円
会員費:13,200円
テキスト:11,800円
問題集:99,00円
救命講習:2,800円
====================
合計:83,700円
ぶっちゃけてイイ??
金、めっちゃかかるわね~~
たった1つの資格なのに。。。
それにね、、
しかも受験料に限っては
一発合格できず再受験になると、
再度46,000円(税込)がかかるとか、、
一発合格しかないでしょう~
じゃないと、、、
15万円近くもお金がかかっちゃうし。
再受験費用で、
焼き肉のトラジさんへ5回は行けるわよ~(笑)
NSCAのホームページより、試験の出願ができるんだけど、
いくつか必要な書類もあるので要注意よ!
※2016年4月より、コンピュータベース試験が導入され、
受験者が試験会場や日時を選んで受験できるようになったのよ。
■出願に必要なこと
「マイページからの出願」
「受験料の支払い」
「最終学歴証明書の郵送」
のすべて出して、手続き完了。
■テストセンターの予約
出願手続き完了後、1~2週間後に届く試験予約の案内メールにしたがって
テストセンターを予約します。※2週間を過ぎてもメールが届かない場合はお問い合わせください。
■受験
受験当日は、予約したテストセンターにて受験となります。※当日は、会場に15分前に到着しましょう!!
本人確認や注意事項などの説明があります。
テストのお申込みができない!!!!!
って、焦らない!慌てない!ためにも、
受験希望日の2ヶ月前を目安に、
出願はちゃんとしないとダメよ~
※受験の際には必須ではありませんが、
資格認定には有効なCPR/AED認定証のコピーの提出が必要よ。
出願前に取得しておくと慌てることはないわね。
昨年のNSCA-CPT合格率は、
NSCA-CPTは78.9%。
全155問中70%(100問)
が正解なら合格!!
しっかりと対策と勉強をすれば、
十分合格が狙えるわね!!!
ただし、勉強をしなければ、、、
OUT!!!!
NSCA-CPT試験は、
暗記系の試験なんだけど、、
覚えることが、
NESTA-PFTと比べると、、、
肌感覚で4~5倍以上のボリューム。
トレーニングや栄養学はもちろん、
医学的な知識や安全に関する処置・法律なども
含まれるから、、覚えること
多すぎ!!!
ちゃちゃっとやって、
点数が取れるような内容ではないから、
気をつけなさい!!
じゃあ、実際に試験内容というと...
●試験時間は3時間
●全155問(140問の問題+ノンスコアード問題15問)
●3つの選択肢から1つの解答を選ぶマークシート方式※エクササイズテクニックなどに関する映像や画像を見て解答する問題が
25~35問あります。
※ノンスコアード問題とは点数には加算されない問題。
①クライアントに対する面談と評価
パーソナルトレーナーが、クライアントとのトレーニング活動を開始する前に行うものです。
クライアントと面談し、現在の健康評価と体力評価を行う際に必要となる知識や栄養学の理解が問われます。
②エクササイズテクニック
ストレッチ、自重トレーニング、スタビリティ・エクササイズ、レジスタンストレーニング、有酸素性トレーニングなど、さまざまなエクササイズについての適切なテクニックや、それらのエラーテクニックに対する修正エクササイズを理解しているか?などの知識が問われます。
③プログラムプランニング
クライアントのニーズに合ったトレーニングプログラムを計画するための知識が問われます。
特に健康に問題のないクライアントのみならず、糖尿病や高血圧を抱えるクライアント、高齢者、アスリート、妊婦など、幅広い対象者に対して適切なプログラム計画が組める知識が問われます。
④安全性、緊急時の手順、法的諸問題
安全な施設条件や機器の管理についての知識や、緊急時の対応ができるよう法的諸問題についての知識が問われます。
ハッキリ言えば、
民間資格でここまで費用が高い資格は、
なかなか、ないわよね~
なのに、
多くのパーソナルトレーナーさんや運動従事者の方、
学生さん、一般の方が取られているのはなんでなのかしら??
一言でいえば、
「お客様からの信頼を得る!」
もちろん、そのほかのメリット(トレーニングの知識アップ、就職に有利など)もあるけれど、これに尽きると思うわ。
どんなにすごいトレーナーさんでも、
どんなに大会やコンテストで優勝しても、
お客様から、
信頼を得られずにして、
その先のお手伝いができるわけ、、
ないじゃろがい!!!!!!
●正しい知識を身に付ける
→こんなの当り前
●トレーニングの話ができる
→これも当たり前
●お客様のお悩みに対してアドバイスできる
→これも当り前
けれど、
この「当たり前」、、
ぜ~~んぶ、目に見えないものなのよ。
ということは、
トレーニング初心者の方、
もしかしたら、ウチの母ちゃんが
「できます!!」
と言えば、
お客様は信じるしかないじゃない、、
けれど、フタを開けてみたら、、
『・・・』
なんて、あり得るでしょ?
そんな状態でお客様が安心して、
トレーニングやセッション、レッスンを
受けられる?
そんな状態で、
ちゃんと結果がついてくる??
ビジネスとは、
「お客様の問題解決」
すなわち、
パーソナルトレーナーになる!
ということは、
お客様の問題に対して、
運動・スポーツを通して、
解決する手助けをするということ。
そのためにも、
お客様へ安心を。
そして。
お客様から、
この人なら大丈夫!!!という
『信頼』
を得ることが、
お客様のために絶対になるということ。
強い絆=信頼
は、ちゃんと結果を導てくれるからね。
いろんな理由で資格を取られる方も
多いと思うのよね。
けれど、
お客様の立場に立って、
お客様目線で、
自分事としてみることを忘れないでほしいわね。
やだ~~話が若干脱線してしまいましたが。
「NSCA-CPT」の資格は、
お金はかかるけれど、
一生懸命学んだ分だけ、
自分のためにもなるし、
お客様のためにもなるから。
ぜひ、チャレンジしてほしいと思うわね(^_-)-☆