コラムを書いた人
山下千春
トレーナーズラボ第3期生の山下千春です。
パーソナルトレーナーを目指す方の中には、「NSCA」という資格を聞いたことがある方が多いのではないでしょうか?
ただ、「NSCA」の他にもパーソナルトレーナーの資格はあるし、どんな資格なのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、「NSCA」という資格について、どんな資格なのか種類や資格取得条件について詳しく解説します。
「NSCA」について知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
「NSCA」とはアメリカに本部があり、日本では「NSCAジャパン」という団体があります。
「NSCA」は、「National Strength and Conditioning Association」 の頭文字をとった略称です。
1987年にストレングストレーニングとコンディショニングにおける国際的な教育団体として設立されています。
現在76の国と地域に活動が広がっており、ストレングストレーニングとコンディショニングの研究・実践からの最新の情報を世界中に発信している団体です。
「NSCA」には「CPT」と「CSCS」の2種類の資格があります。
まず「CPT」は、「NSCA認定パーソナルトレーナー」と呼ばれ、健康と体力などのニーズに関して、アスリートだけでなく年齢・性別・経験を問わずに幅広い層に対してトレーニング指導を行います。
それに対して「CSCS」は、指導対象は主にアスリートやスポーツチーム、指導内容も傷害予防やスポーツパフォーマンスの向上といった、より教育者的な側面を持った指導イメージです。
「NSCA-CPT」の資格取得条件は以下の5つです。
・NSCAジャパン会員である
・満18歳以上
・高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者
・有効なCPR/AEDの認定者
・NSCA-CPT認定試験に合格
「NSCA」という資格について、どんな資格なのか種類や資格取得条件について詳しく解説しました。
次回からは、
・「NSCA」の取得費用
・受験方法
・試験内容
・試験の難易度・合格率
など、解説していきます。
パーソナルトレーナーになりたいな、「NSCA」を取得したいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。