コラムを書いた人
渡辺 健太
トレーナーズラボ第23期生の渡辺 健太です。
はじめまして!渡辺健太です!
近年、耳馴染みのある人が多くなってきた「パーソナルトレーナー」とはいったいどのような人達なのか!?そもそもパーソナルトレーナーになる為には資格が必要なのか?!率直に疑問に思いますよね?自分自身パーソナルトレーナーを志した当初まず疑問に思いました。結論は、パーソナルトレーナーになるのに資格は必要ない!です。それではなぜ多くのパーソナルトレーナーがさまざまな資格を取得しているのか。また、それらの中でも認知度・信頼性が高く実用的なNSCAとはどのような資格なのかをまとめてみました!
・NSCAとは「Natioanl Strength and Conditioning Association」の略。
・ストレングストレーニングとコンディショニングに関する国際的な教育団体として1978年にアメリカで設立。
・現在では世界76ヵ国の国と地域で会員が活動しており、ストレングストレーニングとコンディショニングの実践と研究から得られた最先端の情報を世界中に発信。
・日本にはNSCAジャパン(日本支部)として1991年に設立。
・世界中から集められた最先端の情報をもとに日本におけるストレングストレーニングとコンディショニングの指導者育成・普及活動と研究に裏付けられた知識の普及を通じて、国民の健康の維持・増進から、アスリートに対する傷害予防とパフォーマンスの向上などに貢献するために活動いる。
以上のことから非常に歴史のある団体の為、高い信頼性と認知度のある資格となっています!
この2つの資格についてそれぞれ比較しながら簡単にまとめたいと思います!
○資格の目的
[NSCA-CPT]
健康と体力に関して、評価・動機付け・教育・トレーニングやコンディショニング全般に指導ができる人材の認定
[NSCA-CSCS]
障害予防とスポーツパフォーマンスの向上、安全で効果的なトレーニングプログラムを計画・実行する知識と技能を有する人材の認定
○必要とされる知識
[NSCA-CPT]
トレーニング知識に加え、医学的知識、運動生理学的な専門知識とトレーニングの指導技術
[NSCA-CSCS]
トレーニング知識に加え、施設の運営、管理、栄養、ドーピング、生活習慣に関する指導などの知識
NSCA-CPTはパーソナルトレーナーとしての専門知識、NSCA-CSCSは専門知識に加えて施設の運営や管理といった+αの知識を求められるようです。
○指導の対象
[NSCA-CPT]
アスリートだけではなく年齢、性別、経験等を問わない幅広い層
[NSCA-CSCS]
主にアスリートやスポーツチーム
CPTはアスリートや一般の方も含めて幅広い層の方々を対象とした資格、CSCSはアスリートやより競技性の高いスポーツチームの方々を対象とした資格のようです!
○まとめ
NSCA-CPTは一般の方に対して指導する知識が問われ、NSCA-CSCSはアスリートやスポーツチームに対してのトレーニング指導の知識が主に要求されるようです!
【NSCA-CPT】
1.NSCAジャパン会員である
2.満18歳以上
3.高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者
有効なCPR/AEDの認定者(※)
4.NSCA-CPT認定試験に合格
【NSCA-CSCS】
1. NSCAジャパン会員である(年会費あり)
2. 学位(学士・修士・博士)取得者、または高度専門士の称号の保持者
3. 有効なCPR/AEDの認定者(*)
4. CSCS認定試験 基礎科学セクションに合格
5. CSCS認定試験 実践/応用セクションに合格
(*)資格認定に有効なCPR/AEDの認定には条件あり。(下記2点)
1.講習会の中に実技評価が含まれていること(オンラインのみのコースは不可)
2.病者の対象が成人であること
パーソナルトレーナーとして活動していく上で、NSCAの資格特にNSCA-CPTは非常に有効な資格だと思います!
最後まで読んで頂きありがとうありがとうございました。