パーソナルトレーナーに栄養学は必要なのか?

答えはYESです。

それは何故か?

パーソナルトレーナーは
トレーニングの仕方を教えるのが仕事ではなく
1対1でゲストにあった健康的かつ安全にボディーメイクをするのが仕事になります。
そのため、トレーニング指導+食事指導行います。

その中で、多くの人が勘違いしているのが食事です。
実は、トレーニング 3割、食事 7割と言われていて
正しくボディーメイクが出来ない方のほとんどがほぼ食事に原因があります。
そのため食事=栄養学はトレーナーにとって
とても必要に知識になります。

目次
 5大栄養素とは
 1炭水化物
  ■糖質
  ■食物繊維
 2タンパク質
  ■アミノ酸(EAA.BCAA)
 3脂質
  ■良い油
  ■悪い油
 ※栄養学VOL 2記載予定
 4ビタミン
 5ミネラル


5大栄養素とは

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食品に含まれる栄養素の中で
人の体を維持するために絶対必要な栄養素して
炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質を『3大栄養素』
その他にビタミン、ミネラルの2つの栄養素を合わせて『5大栄養素』と呼びます。

5大栄養素
・炭水化物(糖質)
・たんぱく質
・脂質
・ビタミン
・ミネラル

五大栄養素にはそれぞれ大切なとても重要な役割があり欠かせない栄養素になります。
5つのバランスも非常に重要になって来ます。

今回はその中でも3大栄養素について1つずつ見ていきましょう。

1炭水化物
三大栄養素の1つ。
食物繊維の糖質2つを合わせた栄養素の事を     炭水化物と指します。
筋肉や体を動かす時に使われる効率の良いエネルギーとのため枯渇してしまうと、
集中力の低下や身体も疲れやすくなっていきます。

■糖質
体に溜めておけるエネルギー源
1gあたり4kcal
取り過ぎや欠乏にも注意が必要です。
欠乏  :低血糖症
過剰摂取:肥満、生活習慣病

 
■食物繊維
以下の2種類の食物繊維がありバランスよく取る事が重要にになります。
※食物繊維繊維は1日20g摂取すると良いとされています。

・不溶性食物繊維
便のかさが増し、腸の働きを刺激される。
食材
ほうれん草、キノコ類etc…

・水溶性食物繊維
便を柔らかくし、滑りをよくなる。
食材
海藻類、麦etc…

2タンパク質
三大栄養素の1つ。
体の組織を構築(筋肉、血、骨、爪や髪の毛etc…)するのに必要な栄養素になります。

1gあたり4kcalあり
取り過ぎや欠乏にも注意が必要です。
欠乏  :免疫力低下、成長不良、精神疾患、不眠
過剰摂取:腎臓に負担

■必須アミノ酸
体内では合成されず、必ず食物から補給しなければならないアミノ酸になります。
サプリメントではEAA、BCAAなどがあり
筋肉の分解抑制や合成促進、持久力の向上にも効果があります。

3脂質
三大栄養素の1つ。
第2エネルギー源と呼ばれる栄養素になります。
他にも、体温の保持やビタミンの吸収促進をおこう働きがあります。

1gあたり9kcalあり
取り過ぎや欠乏にも注意が必要です。
欠乏  :肌荒れ、便秘、月経不順
過剰摂取:肥満、血管疾患

油の中には、身体に良い油とと悪い油があるため注意が必要があります。

■良い油

・オメガ3脂肪酸(亜麻仁油、えごま油、魚油)
血中の中性脂肪を減らすことができ、血栓ができるのを防いだり、不整脈の発生を防止したりと生活習慣病予防の効果があります。
不足すると皮膚炎、集中力低下などを引き起こす可能性があります。

・中鎖脂肪酸(ココナッツオイル、MCTオイル)
分解されるスピードが速く、素早くエネルギーになります。
体脂肪としても蓄積しづらくなります。

・オメガ9脂肪酸(オリーブオイル、米油)
動脈硬化や高血圧の予防に効果があり、
腸の働きを活性化し、便秘予防にも効果があります。

■悪い油
・オメガ6脂肪酸(サラダ油、ドレッシング、マヨネーズ)
HDL(善玉)コレステロールが減少してしまい、
摂りすぎてしまうとアトピーなどのアレルギー疾患の悪化、動脈硬化を引き起こすリスクがあります。

・酸化した油
肝臓への負担が大きく、血管にもダメージを与え、動脈硬化といった深刻な病気のリスクも高くなります。

・動物脂肪酸
血中コレステロールを増やす働きがあるため取りすぎには注意ぎ必要になります。

・トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング)
善玉(HDL)コレステロールを減らし、悪玉(LDL)コレステロールを増やすため
多く摂取した場合は、心臓疾患などのリスクが高くなります。
※ショートニングは海外で禁止になっている地域もあります。
 
まとめ
実際に調べて栄養学はやはりパーソナルトレーナーにとって必要な知識だと再確認しました。
食事一つで、肌や筋肉、体調面にも深く関わってくるので少しずつ実際に試して知識を深めて行きたいです。

次回は・・・・・・
栄養学VOL 2

次回もお読みいただければ幸いでございます。

高梨竜弥

コラムを書いた人
高梨竜弥

トレーナーズラボ第6期生の高梨竜弥です。

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