パーソナルトレーナーへの道〜NSCAという資格〜

こんにちは☆大津孝雄(オオツ タカオ)です。今パーソナルトレーナーという言葉をよく耳にするようになりましたよね?その【パーソナルトレーナーになるには】の部分をご紹介させていただきます。今回はパーソナルトレーナーになるために必要な資格について詳しくご紹介します。最後まで見ていただけたら嬉しいです(^^)

目次

①資格を取る意味


 そもそもパーソナルトレーナーになるのに資格が必要なの?と思われる人も多くいると思います。結論は…【資格がなくてもなれます】いつでも「私はパーソナルトレーナーです」と名乗ることができる職業です。
 では、なぜ資格が必要なのか考えてみてください。皆さんは車の免許を取るとき、教えてくれる教官が無免許だったらどう思いますか?学校の先生が資格を持っていなかったらどう思いますか?説得力に欠けたり、信用できませんよね?自らが学ぼうとする時に教えてくれる人は、資格を持っている人から学びたいと思いますよね?
 この資格とは、働く上で自身の武器となりお客様に安心を提供する上で必要なのでございます。

②資格を取るのに選ぶなら


 パーソナルトレーナー資格取得にあたっては、NSCA・NESTA・JATIの中から選ばれることが多いです。この中で私がお勧めする団体がNSCAです。その理由は、試験を受けるための条件や費用が他の団体と比べ良心的であるからです。

③NSCAとは

 米国コロラド州コロラドスプリングスに本部をもち、ストレングストレーニングとコンディショニングの指導者の育成や継続教育、研究に裏付けられた知識の普及を通じて、一般の人々に対する健康の維持・増進から、アスリートに対する傷害予防とパフォーマンスの向上などに貢献するために活動している団体です。

④NSCA-CPTとNSCA-CSCSの違い

この団体の資格にはNSCA-CPTとNSCA-CSCSの2つがあります。この違いについてご説明します。

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 傷害予防とスポーツパフォーマンス向上を目的とした、安全で効果的なトレーニングプログラムを計画・実行する知識と技能を有する人材を認定する資格です。指導対象は主にアスリート、スポーツチームです。筋力トレーニングや他の体力要素の指導だけでなく、施設を運営、管理することも重要な職務となります。また、栄養、ドーピング、生活習慣に関する指導など、教育者的側面も併せ持っています。

主な資格取得者:ストレングスコーチ、アスレティックトレーナー、パーソナルトレーナー、医師、フィットネスインストラクター、研究者
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 健康と体力のニーズに関して、評価・動機づけ・教育・トレーニングやコンディショニング全般の指導を行う、優れた専門的能力をもつ人材を認定する資格です。指導対象者はアスリートだけでなく、年齢・性別・経験を問わず幅広い層に対してトレーニング指導を行います。そのため、NSCA-CPTはトレーニングの知識に加え、医学的、運動生理学的な専門知識とトレーニングの指導技術が必要となります。

主な資格取得者:パーソナルトレーナーのほか、フィットネスインストラクターやスポーツ指導者、理学療法士、柔道整復師

 両者の大きな違いは、どのお客様を対象に指導を行うかです。パーソナルトレーナーとして活動するのであれば、幅広い層へのトレーニング指導が想定されるので、一般的にはNSCA-CPTの取得の方が適していると思います。

④資格取得の条件(CPA)

 受験をするのにはいくつか条件があります。それらをクリアすることで資格を取得することができます。

  • NSCAジャパン会員であること
  • 満18歳以上であること
  • 高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験合格者
  • 有効なCPR/AEDの認定者
https://www.fdma.go.jp/relocation/kyukyukikaku/oukyu/pages/oukyuu/oukyuu.html
  • NSCA-CPT認定試験に合格

⑤まとめ

 パーソナルトレーナーを目指すにあたって、資格の必要性、資格団体、資格取得条件などを解説してきました。
 最後にお伝えしたいことは、資格は持っていれば武器になりますが、ただ持っているだけでは何の役にも立ちません。お客様のために日々努力し続け、パーソナルトレーナーとして成長していくことが大切だと思います。 最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。

 次回は、NSCA‐CPTの試験について、ご紹介していきますのでお楽しみに😉

大津孝雄

コラムを書いた人
大津孝雄

トレーナーズラボ第17期生の大津孝雄です。

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